おきらく子育て日記  ☆怒涛の単身赴任編☆

男の子ふたりとその両親の、平凡な日常を綴ります。

いざ出願

2009年01月25日 23時50分37秒 | 受験天国受験地獄
今回の帰宅で、長男たろすけの受験校への出願手続きを済ませてきました。その前に嫁さんも手続きに行っていますので、これで現時点での受験校すべての受験番号が揃った形になります。

ここで整理をしておくと、関東地方の中学校は1月中旬から入学試験が始まりますが長男の志望校である東京都内・神奈川県内の学校は2月1日がいわゆる解禁日になります。それで、1月10日頃から今くらいまでに願書の受付がある訳ですね。
で2月1日以降にまた10日間くらいで入学試験が実施されるのかと言えばさにあらず、解禁日から3日間ほどで大部分が決まってしまいます。ですからかなり多くの小学生たちは2月1日から2~3日、場合によっては4~5日試験を受け続ける訳です。入学試験は朝8時30くらいから昼過ぎまでの場合がありますがご丁寧に午後入試(その名の通り、午後いっぱいで試験をする)などと言うものもありますから、その負担たるや相当なものです。何とかならないものかなと思いますが、数校を併願するのが常識な中で中学校側も入学者を確定したいでしょうから、どうしても短期間に集中するのかなと思います。

更に、これは保護者にとって負担なのが短期間で入学金を納めなくてはならないこと。
入学試験は大部分が翌日の発表です。一部翌々日の場合、または当日の夜に発表されますが試験日の翌朝に発表がありそしてその夕方までに入学金を払い込まねば入学の権利を失います。ですから志望度の日程が後にあった場合、入学の権利確保のためにお金が必要なのですね。学校とは言え私立は経営をしなくてはならないという事情はわかりますが、しかしもう少し払込までの猶予があっても良いのではと言うのが正直な気持ちです(まあ、この程度のお金を負担に思うのであれば中学受験など考えないでくださいね、と言う所かもしれませんが…)。

いずれにしろ、とにかく無事に志望校の出願が終わりました。
後は本人、そして家族が本番まで風邪をひかない様にと思うばかりです。みんなで揃ってマスクをしている家族を見かけたら、それはきっと受験生一家です(笑)

週刊将棋最新号

2009年01月24日 10時01分44秒 | 将棋の話題
今週末は所用で単身赴任先から自宅へ。大阪からの新幹線の中で、週刊将棋を読みました。

今週号は、トップに佐藤棋王・最終面に藤井九段とそれぞれA級順位戦にまつわる記事。これらの面はタイトル戦の番勝負や挑決戦などの話題が載ることが多く両面ともに順位戦というのも珍しいのではないかと思います。佐藤先生は三浦八段を破って4勝3敗と白星が先行、藤井先生は同じく丸山九段を破って降級圏脱出という事ですが、今期のA級順位戦は第7局を終えてもまだ全員に優勝の可能性があるという大激戦になっています(それだけ降級の可能性のある棋士も多いということですが)。

週刊将棋発売後に行われた局も含めて整理すると、現在郷田九段が5勝2敗でトップを走り、森内名人・木村八段そして上述の佐藤先生が4勝3敗で追走しています。そして残る6人、すなわち三浦先生・丸山先生・藤井先生そして谷川九段・鈴木八段・深浦王位が3勝4敗となっています。現時点では郷田先生が挑戦に最も近い所におられますが、第8局では4勝同士の森内・佐藤両先生が対決しますので、どちらかが必ず5勝となります。これが優勝者を占う大きな一局となりそうですね。

他には、挑戦者決定リーグへの進出者が決まった王位戦の話題がありました。予選突破を果たしたのは渡辺竜王・佐藤棋王・郷田九段・三浦八段・井上八段・先崎八段・久保八段・木村八段です。この8人と羽生名人・丸山九段・橋本七段・阿久津六段の前期残留者の合計12人が、紅白のリーグに分かれて深浦王位への挑戦権を争います。
顔ぶれを見ると、渡辺・羽生・佐藤と深浦王位を除く全タイトル権者が揃う非常に豪華なものとなっています。また挑戦者や挑決の常連となりつつある久保・木村の両先生も顔を覗かせます。さらに順位戦で昇級を狙う位置につける井上先生や先崎先生など、やはり好調な棋士が残ったということでしょうか。

最後に、実は楽しみにしている将棋マンガの『笑え、ザッフィーロ』。高校時代日本一のメンバーだった武藤先生がついに将棋部の顧問を引き受けます。当初から想像された展開ではありますが、しかし今後が楽しみになってきました。学園マンガらしい個性あふれる登場人物たちの棋力アップと、もしかしてのロマンスが注目です。

いよいよ本番。

2009年01月20日 06時16分44秒 | 受験天国受験地獄
先週末に大学センター試験が実施となりましたが、中学校入試もいよいよ本番を迎えます。関東のうち東京・神奈川は2月1日からの開始となるのですが、関東の他県、および関西はすでに始まっています。特に関西地区は1月17日に多くの学校が一斉に試験を行った様ですね。

長男たろすけはいわゆる『お試し受験』をしませんので2月1日が最初の試験なのですが(ああ、2週間を切った!)、関西に住む彼の従姉(つまり僕の姪っ子ですね)は一足先に試験を迎えて合格も頂いた様です。まだ本命がありますので終わった訳ではないのですが、行く学校は確保できた状態ですね。
関東の場合は圧倒的に都内の学校が多くそれと合わせて自県の学校を受験すると言うパターンが多いと思うのですが、関西の場合は大阪・京都・神戸に学校が分散している感じでしょうか。それに、奈良にも難関校があったりします。ですから、関東に比べると受験できる学校がずっと少ない感じですね。上述の姪も、本命の分と合わせて2回のみの受験らしいですし(これが標準的な回数なのかはわかりませんが)。もちろん受験者数も関東と同じではないのでしょうが、それにしても2~3年も受験に向けた勉強をしてきて2・3校程度で結果を出さなければいけないのも、なんとも酷な話ですね。

いずれにしても、泣いても笑っても本番です。もはや、親の側にできる事は体調管理くらいしかありません。とにかく、悔いのない結果が出る事を祈るばかりです!


将棋脳と里見倉敷藤花

2009年01月11日 06時36分59秒 | 将棋の話題
いつも朝の出勤前にはテレビのニュースをつけっ放しにしているのですが、先日た手続けに将棋の話題が放送されてびっくりしました。ひとつはいわゆる『将棋脳』の話、そしてもうひとつは里見倉敷藤花の話題でした。

将棋では『最善手』と言う言葉がありますが、これはその局面でのベストの手と言うことですよね。コンピューター将棋であればそれこそ考得る全ての手を読んでからもっとも良い手を指すのでしょうが、プロ棋士の場合は全ての手を読む訳ではなく経験の中から最も良い手を導き出すと言う趣旨でした。ニュースの中ではプロ棋士とアマ選手の測定データを比較していましたね。これは理化学研究所の研究なのですが、下記URLをご参考ください。

http://www.dei.brain.riken.jp/shogiexp/index.html

里見先生の方は、倉敷藤花戦三番勝負で清水倉敷藤花(当時)を破った場面から始まりましたが、しかし話題の中心はその後の女流名人位戦で矢内女流名人への挑戦権を得られなかったことでした。里見先生はA級リーグ戦で最終局まで首位に立ちながら清水先生に敗れた事で相星とされ、同じく最終局を勝利した千葉女流三段を含めたプレイオフの決勝で再び清水先生に倒されて結局初の挑戦を逃します。里見先生はインタビューの中で女流名人位戦への想いを語っていました。
しかし全国放送のニュースの話題として取り上げられ、里見先生は名実共にトップ女流棋士なのだなあとつくづく思います。

その他、最近の話題から。

佐藤棋王への挑戦権を争う棋王戦挑戦者決定トーナメントでは、敗者復活組の久保八段が木村八段を破って棋王戦五番勝負への出場を勝ち取りました。久保先生は昨年は王座戦と王将戦で番勝負を戦い、また木村先生も今期の王座戦に出場とこの二棋士が現在最もタイトルに近い存在と言えそうですね。しかし佐藤先生も今期棋聖位を失っているだけに、棋王戦への想いも格別であると想像します。熱戦をきたしましょう。

順位戦はB級1組の対局が一斉に行われました。上述の久保先生は黒星、また先日永世竜王の権利を獲得した渡辺竜王も本局は勝利を収めたものの現在5勝5敗の成績。このクラスでは抜きんでた実績のお二人がぶっちぎりの成績でいるかというと決してそうではないのが、B1の恐ろしい所でしょうか。
現在のトップは7勝3敗の杉本七段、そして抜け番の関係で7勝4敗の井上八段が続きます。井上先生は次局で久保先生を下せば8勝4敗となり、最終局を待たずにA級復帰が決まります。そこに次ぐのがいずれも6勝4敗の久保先生と高橋九段ですが、しかし5勝5敗の棋士が順位6位までに4人もいますので、まだまだ混沌とした状況です。



賀正。

2009年01月01日 18時37分04秒 | 将棋の話題
明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。

例年は年末年始に僕と嫁さん双方の実家に帰るわけですが、今回は長男たろすけの冬期講習があるために里帰りせず。長男の塾はなんと大晦日にもあり、さらに本日の元旦もあり…。いやはや受験のためとは言え何もそこまでと思わないでもありませんが、競争試験ですから他人が勉強をしている時間に遊んでいるわけにも行かないと言うことでしょうか。さすがに明日・明後日は塾はお休みなのですが、それでも自宅で過去問題などを解いたりします。つまりは、まったく普段通りの週末ということですね。

しかし今年のお正月、神奈川県ではぼーとしてしまいそうなくらい穏やかな陽気に恵まれましたね。すっかり不景気な話題に世界が覆われてしまった様な昨年末でしたが、今年こそは穏やかな時間が流れて行くことを願ってやみません。

明日・明後日には初詣に行ったり、次男じろすけの宿題であるこま回しをしたりして過ごします。