悲しい風景

降りそうで　ウッフン　のお天気です
栗とになっていたから　立て篭もっていたから　畑が　草に
ポツポツと降って来ても頑張って草取りでした
お隣のおばちゃんが笑っています　「頑張ろうとするから雨になるじゃろう」　ですって


　　　　　
　　　　　　　　　　　　我が家の南側　ジイジの畑の向こうは休耕田になっています

　　　　

　　　　　　　　　　　　此処に引っ越してきた当時は（45年前）稲が植えてありました
　　　　　　　　　　　　60代の女性の方が頑張って田植え等管理をしておられた

　　　　　　　　　　　　長男が3歳　おばあちゃんと仲良しでした
　　　　　　　　　　　　田植えをしている所に行き　「おばあちゃんお豆さんをあげよう？」
　　　　　　　　　　　　「おばあちゃんはね～　歯が悪いけぇ　かたい豆は食べられんのじゃ　ありがとうの～」
　　　　　　　　　　　　「じゃぁ　僕が噛んだげようか？」
　　　　　　　　　　　　その会話をおばあちゃんは語り草にしていました

　　　　　　　　　　　　歳を重ねられ田んぼが無理になって　イチゴのハウスになりました
　　　　　　　　　　　　朝早くから収穫　午後には選別して出荷　
　　　　　　　　　　　　とても働き者でした
　　　　　　　　　　　　とうとう畑仕事も出来なくなり　お隣のおばちゃん夫婦が借地でイチゴ　メロンを作っていましたが
　　　　　　　　　　　　3年前から休耕田になりました
　　　　　　　　　　　　ハウスも朽ち果てています

　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　おばあちゃん　あちらからどんな気持ちで見てるのでしょうね
　　　　　　　　　　　　立派な後継ぎさんはいらっしゃいます
　　　　　　　　　　　　しかし農業の経験は皆無なのでしょう
　　　　　　　　　　　　何だかね～　こう云う景色が増えて来るのではないでしょうか？

　　　　　　　　　　　　地区内の農家のお宅でも　「うち達も　あのようになるじゃろう　困った事よね」と仰います
　　　　　　　　　　　　足元しか土地の無い我が家では何とも言えませんが　寂しい　事です


狸　猪が畑を荒らす　と言いますが　これも人間が原因では？
手入れをしなくなった畑　山　竹藪等々　動物達は境界線が分からなくなったのでしょう
境界がなければ美味しいものを求めて畑に侵入　動物たちばかりを責められませんね

市街化調整区域にある我が家　狸　猪がお友達です