まつもと演劇祭が～始まるよ～！！

おもケンとTERUの話。



松本から新潟に帰って2日経ちましたが、相変わらず松本の思い出が溜まっているので、しばらくは松本の思い出を順番に書いていきます。



先週の水曜のこと。
学生演劇BLUESのおもケンと二人で、松本駅前にてまつもと演劇祭のチラシ配りを行いました（入れ替わり色んな劇団が配ることになっています）。

ピカデリーホールで演劇祭の旗を入手し、そのまま徒歩で松本駅前へ移動。
20時前後と、帰宅のピークは過ぎていましたが、それなりに人足はありました。

チラシ配りという、久し振りの積極的な広報活動に、俺の心は燃え上がりました。
しかし、おもケンは職場で「大澤教授」と呼ばれるのに疲れたのか、なかなか乗り気ではない様子。


そこで、俺は考えました。




俺「松本駅をご利用の皆さん！僕達はまつもと演劇祭を…」

おもケン「チヒロさんうるさい！僕はまだ心の準備が！」

俺「ちょっと声が大きいよ！！」

おもケン「お前だ！！！！」


いきなり大声を出すというキチガイ行動に出た俺！
まあ、おもケンの心の準備が出来ていないのをいいことに、びっくりさせてやろうと思ってやらかした訳ですが。




まあ、色々あっておもケンも配り始める心の準備が整ったようでした。
それぞれ配りやすそうな場所を探し、配りはじめた時、事件は起こりました！


オッサン「ちょっと～！何やってんの～？」


酔っぱらったサラリーマンの出現だ！！


おもケン「僕達、演劇をやってるんですけど、今日はチラシを配りに来たんですよ」


オッサン「いいね～！！こんないい男が二人も～！！」


完全に上機嫌だ！！
何はともあれ、チラシを受け取って貰えて幸先がいいぜ！！


そんなこともありつつ、30分かそこらチラシを配り続けた俺とおもケン。
やはり、こういう人間に直接訴えかけるような広報活動を忘れてはいけないと思う訳です。

やってみるとチラシ配りって楽しいものです。
慣れてくると、明らかに受け取ってくれなさそうな獲物に渡すという果敢な行動に出たくなり、そんな相手（ぱっと見で怖そうな人とか）に受け取ってもらえた時の快感は格別です。



チラシを配り終わった後、この日の稽古場はＭウイングでした。
そこでTERUと合流。





その後、俺、おもケン、TERUの三人でおはしカフェガストに行きました。
ご飯を食べながらひとしきり話して店を出た時のこと。


TERU「まつもと演劇祭～！！」


突然TERUが大声で歌い出したではないか！！
一体、彼に何が…！？


TERU「まつもと演劇祭が～始まるよ～！！」

おもケン「ちょっと、TERUさん！？TERUさん！？


この二人のやり取りを見ていたら物凄く笑えて来て、俺も思わず口から歌声がもれました。


TERU「俺達は～学生演劇BLUES～！！松本のアイドル～！！」

おもケン「TERUさん！？どうしたの！？やめて…やめてよお……」


何やかんやで真面目な雰囲気の松本の演劇の中で、TERUさんがこういう意味不明の行動を取ってくれるのは非常に面白いです。