舞い上がる。

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ちひろBLUESこと熊谷千尋のブログです。

今後の社会復帰とお金に関する現状報告。

2023-02-17 23:27:58 | Weblog


1月は生活リズムが乱れて精神科への通院ができなかったのですが、2月は2/10(金)に無事に通院することができました。
そこでカウンセラーと、僕の無職期間が予想以上に長引いた現状と、今後の社会復帰とお金について相談しました。

その後、2/13(月)に母と話し合ってみまたのですが、僕が自分の悩みをなかなか整理して話すことができずにイライラしてしまったということがありました。
しかしその後、2/17(金)に父も交えて両親とあらためて話し合い、今後の目標も見えてきたので、自分の考えをまとめておくことにします。



僕は2017年にアルバイトを辞めてから、一年間は失業保険をもらっていましたが、それから5年近く働いていません。
当時の時点で、どんなアルバイトをしても長続きしない、ということが8年くらい続いていたので、新しい仕事を探す気力が完全になくなっていました。

そこで、しばらく休職して自分の好きなことをやってみて、自分がやりたいことをじっくり考えてみたい、その間だけ両親を経済的に頼りたい、と思い、両親も納得してくれました。
しかし、それから無職の期間が5年も続くとは自分も思っていなかったし、両親のお金も無限に頼れるわけではないから今後のことを考える必要ができてきた…というのが現状です。



ざっくりまとめると、僕のお金に対する悩みは、大きく分けて2つ。
一つはお金を計画的に使うのが苦手なこと、もう一つは働いてお金を稼ぐのが苦手なこと。



まず、僕がお金を計画的に使うのが苦手なことについてですが、要するに節約ができないのです。
ただ、贅沢や高い買い物をしてしまうわけではなく(実際、服もボロボロだしとてもお金を持っているとは思えない身なりをしていると思う)、毎日ちょっとした浪費が積もり積もって高額な無駄使いになってしまう感じなのです。

例えば、どう考えても今すぐ食べなくてもいいものを深夜に突然食べたくなって、値段の高いコンビニで買ってしまう、みたいな感じの無駄使いが多いのです。
仮に一日1000円無駄使いしたら、月末には3万円の浪費になるわけです。

中でも自分がお金を使ってしまうのが、映画をはじめ、音楽や本など文化に対してです。
一応言い訳をしておくと、僕がそういう文化的なものにお金を使うのは、自分の社会勉強みたいな意味もあるので、まったくの無駄使いだとは思っていないんです。

余談ですが、僕は映画をはじめとした色々な文化に出会ったことで、自分の見える世界が広がり、考え方が豊かになった、そのことで色々な人達に対する理解も深まった、という実感があります。
実際、ここまで僕が文化にお金を使っていなかった10年以上前はもっと発想が貧困だったと思うし、社会問題に対して真面目に考えたり、相手の立場に寄り添って物事を考えたりすることができるようになったのは、間違いなく映画をはじめとする文化から得たものが大きいです。

実際、両親も自分にとって有意義なお金の使い方だと思うことなら、ある程度なら使ってもいい、と言ってくれています。
とはいえ、当然無限に使えるわけではないので、お金の管理や節約は必要です。

ですが、ここまでなら自由にお金を使っていい範囲、ここからは贅沢なので節約しよう、みたいな判断が僕は苦手なのです。
そして、その判断ができないまま、無理な計画で映画を観に行きまくって、結果お金を無駄使いしてしまう、という感じです。

具体例を挙げると、僕はそもそも生活リズムを安定させるのが苦手なのに、無理なスケジュールで一日に何本も映画を観に行こうとして、ギリギリの時間で映画館に行ったはいいけれど映画を観ながら寝てしまってお金が無駄になる、みたいなことがよくあります。
実際、1月はそれで5000円くらい無駄にしてしまいました。

なので、月に観に行く映画の本数を制限する、限られた時間とお金を有意義に使えるような無理のない計画を立てる、みたいなことを今後は注意しつつ、落ち着いて生活していくことが目標です。
そのためには安定した生活リズムで過ごすためのスケジュールを立てることはもちろん、使ったお金の金額を可視化して無駄使いしていないか反省するために、家計簿をつけてみる、ということにも今年は挑戦してみたいと思います。

僕の一番の課題は安定した生活リズムで生活することなのですが、生活リズムが安定すれば自分の計画的なお金の使い方も落ち着いて考えることができるようになり、お金の使い方も安定するのではないか、という気持ちがあります。
逆に、生活リズムが乱れると、お金の使い方をしっかり考えられずに無駄使いしてしまうことが増えるので、生活リズムと計画的なお金の使い方、この2つの目標は自分にとってセットだなと思います。



そして、二つ目の課題、そもそも働いてお金を稼ぐことが苦手なことについて。
これは、なかなか人に話しても伝わりづらいことなんですが、本当に「働く」という行為だけが極端に苦手なのです。

生きる上で必要な能力って、表現力とか行動力とか、文章の読解力とか、人とのコミュニケーション能力とか、色々あると思いますが、僕の場合は全体的に人並みなのに、「働いてお金を稼ぐ能力」だけが著しく欠落している感じなんですよ。
他の色々な能力はたとえ苦手でも他の能力でカバーできると思うんですが、「働いてお金を稼ぐ能力」だけが著しく欠如していると、「生活」自体が成立しないわけです。

極端な例を挙げると、人からの頼まれ事などには自然に応じることはできるのに、そこにバイト代が発生すると途端に動けなくなる、みたいなことがあります。
前に「人間、どんなにつらくてもお金のためだと思えば頑張れる」と言われたことがありますが、僕の場合は逆で、お金のためだと思うと動けなくなるのです。

こんなことを言うと、だったらどうやって生きていくのかと思われるかもしれませんが、そうです、だから生きていけないんですよ、ということです。
お金がなければ生きていけないのに何を言っているんだと思われるかもしれませんが、そんなこと僕だってそう思うし、出来ないものは出来ない、それは自分が一番困っているのです。

それと、こういう話をすると「自分だって働きたくないよ」と思う人もいるかもしれませんが、多くの人が言う「働きたくない」と、僕の「働けない」は比べ物にならないくらい「働けない」のです。
なんなら、僕は本当は心から「働きたい」と思っているのに「働けない」のです。

しかし、だからと言って「働け」と言われても、もうここまで働けないと「働く」という行為に対して恐怖しか感じないのです。
だから、僕の中には常に「働く以外の何かで社会に貢献するから、この世界にいさせてほしい」という気持ちがあります(これこそが僕のあらゆる表現欲求の根底にある願望だと思うのですが、この話をすると長くなるので今はやめておきます)。

そういう現状を踏まえ、2/11(金)の通院時に、カウンセラーに今後のお金と仕事について相談したのですが、そこで「今の状態ですぐに働くことは無理です」とはっきり言われました。
そこで、就労移行支援施設などに通って、働くための生活リズムに体を慣らしていってはどうか、という案を勧められました。

そもそも僕の一番の課題は生活リズムの乱れであり、それが原因で就職しても出勤できなくなり、仕事を辞めてしまう、ということが長年続いていたわけです。
そこで、まずは就労移行支援施設に通うことで、決められた時間、決められた場所に通う、という練習をすればどうか、という提案です。

そういう施設には、アルバイトみたいにお金を稼ぐこともできる作業所などもありますが、そういう場所は滞在時間の拘束が強いので、そういう場所ではなく、もっと自由な場所にまずは通えればいいのではということです。
ひとまず、週に一度、午前中だけ、みたいな簡単な条件の場所に通うことから始められたら、一番理想的なのではないかと思います。

そこでひとまず、一週間後の2/24(金)に、通院している精神科の主治医と相談室を予約したので、そういう施設を探したいと相談してくることになりました。
そこで、いい施設が見つかる保証はないし、施設に見つかったところでそこが自分に合っている保証もないし、そこに通えたとしてもその後に就労に繋がる保証もない、要するに現時点で今後どうなるかまったく何も決まっていないのですが、ひとまず最初の一歩として相談して来ようと思います。

上手くいけば、40代くらいまでには学生バイトくらいはできるようになりたいと思っているんですが、現状では今後どうなるかまったく分かりません。
別にまだ社会復帰のために一歩を踏み出したわけでもなく、一歩を踏み出すことを考え始めただけの段階に過ぎませんが、こういう小さな前進を大切にしていこうと思います。



というわけで、長くなりましたが、まとめると…

・無理なスケジュールで生活することをやめて、お金を計画的に使えるようにする(そのために、家計簿をつけてお金の使い道を可視化してみる)。
・将来的な社会復帰のために、就労移行支援施設を探してみる。

の2つです。



両親と話した時に、今のこの考えをちゃんと記録に残しておく必要があると思ったので、まとめておきました。
今後また何か進展があったら、その度に報告していこうと思います。







2/18(土)には、トークイベント「月刊おはなし図鑑」第50回を開催。
【お知らせ】トークイベント「月刊おはなし図鑑」第50回 ゲスト:秋山朋信さん(出来心) [2/18(金) 19:00、ぺがさす荘]

本番までのカウントダウン!
本番1日前、2/17(金)は、デッキィ401、ユナイテッド・シネマ新潟から。
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1 コメント

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Unknown (流れ者)
2023-02-22 03:28:30
大変ですねぇ。
発達当事者としてちひろさんと全く同じ気持ちです。
働く事以外の表現活動を通じた生き甲斐みたいな物を確立しようと焦っています。
因みに、俺は万代のD-キャリアという発達専門の就労移行支援が気になっています。

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