舞い上がる。

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ちひろBLUESこと熊谷千尋のブログです。

cana÷biss LAST LIVE -THE END OF BEAUTIFUL DREAMER- 見てきました!ありがとうさようならカナビス!

2024-03-04 23:03:13 | Weblog


3/3(日)、新潟LOTS「cana÷biss LAST LIVE -THE END OF BEAUTIFUL DREAMER-」、cana÷bissの7年間の、前身グループのproncipal!から数えたら10年間の活動終了となるライブが行われました。





僕はこの日、万代市民会館で「カルチャーMIXフェスタ」のスタッフや撤収作業がありましたが、このライブだけはどうしても見たかったので、この時間だけ抜けさせてもらっていました。(本当にありがとうございました)。















ロビーには、様々な共演したアイドルや関係者の皆さんからのお花が。





個人的に、元メンバーのあーちゃんからお花が届いていたのがぐっときましたね。





これは凄すぎる…









色んなファンの皆さんからもお花が!







一番びっくりしたのは、cana÷bissから見に来てくれたみんなへお花が届いていたこと。
ファンがアイドルにお花を贈ることはあっても、ファンにお花を贈るアイドルなんて初めて見たし、本当に最後の最後までファン想いの優しい人達だなあ…とぐっときてしまいました。





思ったより集客が多かったのか、予定より15分ほど遅れてライブがスタート。
せっかくなので、りっすんがツイートしてくれた「カナビスセトリ」を見ながら振り返っていきます。



いつものお馴染みのSEではなく、この日はラストアルバム「BEAUTIFUL DREAMER」の1曲目である「しあわせだったな」から始まったのも特別感がありましたが、この曲はcana÷bissが活動終了するにあたりファンに向けた温かい気持ちを込めた「終わりの始まり」のような曲なので、寧ろ相応しかったと思います。
その後、「Hello. New Life」「DAYS」「SUIMING-MANIA」「新時代応答せよ」「虹色グラデーション」というポジティブな盛り上がる曲が連続し、MCを挟んで「カルマ!カルマ!カルマ!」「カリソメ」「Rage」「確固たる終末までの闘争」とメタルやハードコアな要素の強い曲が続き、次第に「セラステラ」「Can you kill a shoegazer」「それは秘密の」「わたしたちの戦争」「LAST WISH」と切なくてエモーショナルな曲が続き、代表曲の一つである「ドライフラワー」…というこの時点で流れが完璧すぎるんですよね!

そこからMCを挟んで、「夢幻☆厨二病回廊」「ロウラク」という初期の盛り上がる曲をあえてここで持ってくる遊び心やサービス精神も含めて、この日のセットリストは本当に完璧だったと思います。
そして、「SIGNAL」「BLUE BLUES」「キンセンカ」というcana÷bissだからこそのメッセージ性が強い曲が続き、ラストアルバム「BEAUTIFUL DREAMER」の最後の曲である「春風が告げるさよなら」という祝祭感溢れる曲で締めくくる(このアルバムの、そしてこの日のセトリの1曲目である「しあわせだったな」と対になっているとは言うまでもない)…もう、本当に最後の最後までセットリストが完璧すぎるんですよ。

アンコールは何があるのかな…と思ったら、まさかのprincipal!時代から定番のアゲ曲である「✝︎サマーヴァンパイアガール✝︎」をあえてここで持ってくるのも、やっぱり遊び心があって好きなんですよね。
で、もしこのあとですぐにアンコールの定番曲「PRAY」でバン!と締めくくったら、それこそ本当に「伝説」になってしまった気がするんです。



しかし、実際はここでMCタイムが始まったのですが、なんと全部で1時間半以上もあったのです!
おそらく予定より1時間以上延長したと思われ、確かに長いと感じはしましたが…ただ、これがcana÷bissの良さだよな…と感じられるものでもありました。

というのも、このMCでは5人がそれぞれ20分くらいずつたっぷり時間をかけて話したMCで語られたのは、お互いのメンバーに対する時にすれ違ったりもしながらの不器用な想いや、それでも一緒に活動することができた幸せな気持ちばかりで、なんていうか、本当に人間臭いんですよね。
個人的には、ごいちーがprincipal!を卒業して東京で就職してからの時期、急に一人になって本当に寂しくて楽しさがなくなってしまった、でもcana÷bissに再加入してまたみんなに出会えて大好きな歌が歌えて本当に嬉しかった、cana÷bissが活動終了しても一人だけ歌手を続けていいのかなと相談したらメンバーのみんなが応援してくれて嬉しかった、という話を初めて人前で話していたのに、一番泣いてしまいました。



cana÷bissって最後まで自分らしく生きることを諦めなかった人だと思います。
5人それぞれ違う方向性で個性が強くて、それぞれ違う悩みを抱えていたり不器用だったりと本当に人間臭いのだけどそこが最高に愛おしくて、そんな5人がそれぞれ自分らしいまま、時にすれ違いながらも互いを想い合って親友、戦友として一緒に頑張っている。

だからcana÷bissを見ていると、自分らしく生きていていいんだよと言われているみたいで嬉しくなるんですよね。
何より、5人がcana÷bissでいることを心から幸せに思っているんだなあと伝わってきて、cana÷bissが終わる寂しさよりも「あー、大好きなcana÷bissが楽しそうで幸せだ…」という気持ちが本当に大きかったです。

最後の最後まで大好きなcana÷bissでしたね。
長い長いMCが終わったあとのアンコール「PRAY」では、cana÷biss大好きだ!という気持ちで全力で手を振りました。



ちなみにこの後、ダブルアンコールの「春風が告げるさよなら」、さらに仲間のアイドル達からの花束贈呈と全員集合があったそうですが、僕はこの時点で「カルチャーMIフェスタ」の撤収作業に1時間半も遅刻していたので慌てて戻る必要があり、そこまでは見られませんでした。
でもまあ、それが自分の人生なので後悔はないです。



ただ、撤収作業終了後に、ライブに来ていた友人達と話したかったので、もう一度新潟LOTSに戻ったんですよね。
そこで久し振りにあった色んな人達と話せたのもいい思い出になりました。





久し振りにナビオくんと再会!
奥さんと2人で来ていて、幸せそうで何より。





そして、最後にcana÷bissからみんなへの花束はもらっていいということだったので、一輪もらって家に飾りました。
そして僕の中でアイドルって、優しさの種をまくような人で、それを受け取った一人一人が自分の中でその種を育てて花を咲かせるのかな…みたいな感覚があって、だからこの花を見るたびに、僕がcana÷bissからもらった優しさはちゃんと自分の中でまだ花を咲かせているし、その気持ちをこれからも大切に生きて行こう、という気持ちになります。

そして僕の中でアイドルとは職業やジャンルではなくて、「憧れの素敵な人」みたいな存在なので、cana÷bissは活動終了しても今でも全然アイドルですからね!
この5人がcana÷bissとしてステージに立つことはもうないとしても、僕はcana÷bissからもらったものを抱えてこれからも生きていくし、皆さんもそれぞれがどこかで幸せに生きていってくれたらファンとして幸せです…今まで本当にお疲れ様でした!
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