ゑんぢんぶろぐANOTHER!

環境の激変に当の本人が一番馴染んでいない現状…まぁぶろぐは二つとも変わらずまったりどうでもいい事をつらつら書くだけだが。

シリーズ「読了」

2019-03-29 01:12:59 | 読書

「隠し味は殺意 ランチ刑事の事件簿」
著者:七尾与史

前作っ
っ「ティファニーで昼食を ランチ刑事の事件簿」

「働き方改革」とか「技能実習生」とかある意味タイムリー。
 
つかむしろ謎解きよりもコッチの制度に物申したかったのかな、ってくらいの島田荘司感(あそこまで力技じゃないが)。…実際アチコチで突っ込まれている事なので…。
 
「制度」の「建て前」と「現実」との乖離を訴えて、かつ人種間におけるギャップも上手く組み込んである社会派ミステリーに仕上がっている。
 
探偵役であるはずの古着屋シェフがほとんど出てこない…のに最後の最後にグワッと躍り出てくる辺りまさにクセ者。
 
エンディング間際で伏線をまとめて回収するとか何かあったのかレベルだが…一応次に期待はできる形にしてあるので、うっすらと覚えておく←


著者の他作品

っ「歯科女探偵」

っ「山手線探偵2 まわる各駅停車と消えた初恋の謎」
っ「山手線探偵 まわる各駅停車と消えたチワワの謎」

っ「死亡フラグが立ちました! 凶器は…バナナの皮!?殺人事件」
っ「死亡フラグが立ちました! カレーde人類滅亡!?殺人事件」


「満足度:◎」
◎:オススメ
◯:まずまず
△:好きな人もいるかも
×:読まない方が…
※:絶版キボンヌ


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