２つの道
人は
本来 
みんな
きれいな世界に
いて 
誰もが
ぴかぴか光る
魂を 
頂いているのです
太古の昔に
人は 
その
きれいな世界から
地球
という 
物質世界に
おりて
きたのですよと 
教えて頂きました
そして
地上の
人間には 
２つの道が
開かれたそうです
ひとつは
心の内側の 
参道を
たどって 
きれいな世界と
つながる道
もうひとつは 
心の外に
広がっている 
物の世界の
変幻を
追う 
道
はい 
母が
最後に
珠玉という 
言葉を書き残しました
けれど
ぴかぴか光る
魂のこと 
だったのでしょうか
戦争中
母は 
私を置いて
家を
出て行く 
時に
言いました
神様が
いつも 
良（りょう）と
一緒に
おられるので 
大丈夫ですよ
と
母の言葉を
すんなり 
ことが 
出来ましたので
ひとりで
防空壕の 
穴を掘って
こわい時は
手を合わせて 
きれいな世界に
お祈り
致しますと 
なぜか
安心 
致しました
でも
戦争が終わりますと
私は
だんだん 
外の世界に
心奪われてゆき
その 
きれいな世界に
つながる 
心の参道を
すっかり
忘れて 
しまいました
きれいな世界に
つながる道を 
利害損得の
岩戸で
ふさいで 
しまいました
きれいな世界を
心の岩戸の
奥深いところに 
忘れてしまいました
ごめんなさい
これは 
貴方
だけで
なくて 
12000年前に
地球全体に
起こった 
悲劇ですよ
えっ 
だったら
みんな
それぞれの 
人の
心の中の
奥にある 
きれいな世界から
頂いた
ぴかぴか光る 
ものに
心の参道を
通って 
会いに行ったら
いいのですね 
ありがとう於良
