おりょうの万葉浴

おりょうの万葉浴展・ ギャラリー香・2017年12月  

万葉集巻第12・3129

2009-09-15 | 万葉集巻12

【  さくら花  咲きかも散ると  見るまでに  誰かもここに  見えて散りゆく  】

                          柿本人麿歌集 旅の歌


   桜は咲いては 

 散ってゆく  

   このように人も

     逢っては別れ 

                            すき

                        別れては

                      また出会い 

                        次々変わってゆくのですね

  古代の桜は 

 山桜でした 

  吉野山などに自生していて

     葉と同時に 

                             白か

                           淡紅白色の 

                             花を開きます

     若葉は

  透き通るような

赤褐色で 

 夏は 

                           みどりの葉の

                         下に 

                           黒紫色の

                         かわいい実をみせてくれます

  今

桜餅を 

 包んでいるのは

                          葉と花が

                         同時に開く  

                          大島桜です

     日本人は

  昔から

 桜の花を見て 

   心ふるわせてきました

                            満開の花を見て

                         あまりの

                       美しさに 

                         なみだが

      そして

   最後に

 風がふいて 

   桜吹雪きにつつまれたとき

     何かが


                          語りかけてきたように

                        感じて 

                           また

                         なみだ

    自然に

 あふれてきました 
 
  おやすみなさい


                            ありがとう於良


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