川塵録

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悪いことは堂々とせよ

2024年05月18日 | 教育・子育て
悪いことはこそこそやるな。
どうせやるなら堂々とやれ。

最近、子供達に伝えていること。

例えば。

さっき、次男が漫画を読んでいた。受験生だから、決まった日にしか読んではいけないことになっているのに、その禁を破って。

私がそれを見つけたら、次男君は、こそって身体で漫画を隠そうとした。

私はすぐ言う。咎めた。

悪いことはこそこそやるな。
どうせやるなら堂々とやれ。

悪いことをこそこそやると、卑怯で、せこい、卑しい人間になる。

悪いことは、堂々とやれ。

ん?

悪いことをやっていいんですかい?

そう疑問に思う御仁も多かろう。

いい。

いいときもある。

何が「悪い」かは、時代によって変わるから。

堂々と、世間から「悪い」と思われていることを、勇気を出して、義憤を出して、しなければならないときもある。

孟子が「千万人といえども吾往かん」と喝破したのも、「”悪い”とされていても、自分で正しいと信じるなら、堂々と勇猛心を持って行え」ってこと。

河井継之助が「天下になくてはならぬか、あってはならぬ人になれ」と言ったのも、同じ。

「天下にあってはならぬ極悪人」にならねばならぬ時があるかもしれない。

世間的、人間の、10年単位の価値観から見て、たとえ「悪い」ことであっても、天の、神の、100年単位の価値観から見ると「正しい」ってことは、たくさんある。

だから、世間から「悪い」って思われても、堂々とその「悪い」ことをしなければならないときもある。

だから、

悪いことはこそこそやるな。
どうせやるなら堂々とやれ。

と教えている。

血迷っても、うちの子が、道徳的にどう見ても悪の、殺人とかを堂々とすることがない、という確信がある。

だから安心して「どうせ悪いことをするなら堂々とやれ」と言える。

おすすめの子育てだと思いますがいかがでしょうか!

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