悪いことはこそこそやるな。
どうせやるなら堂々とやれ。
最近、子供達に伝えていること。
例えば。
さっき、次男が漫画を読んでいた。受験生だから、決まった日にしか読んではいけないことになっているのに、その禁を破って。
私がそれを見つけたら、次男君は、こそって身体で漫画を隠そうとした。
私はすぐ言う。咎めた。
悪いことはこそこそやるな。
どうせやるなら堂々とやれ。
悪いことをこそこそやると、卑怯で、せこい、卑しい人間になる。
悪いことは、堂々とやれ。
ん?
悪いことをやっていいんですかい?
そう疑問に思う御仁も多かろう。
いい。
いいときもある。
何が「悪い」かは、時代によって変わるから。
堂々と、世間から「悪い」と思われていることを、勇気を出して、義憤を出して、しなければならないときもある。
孟子が「千万人といえども吾往かん」と喝破したのも、「”悪い”とされていても、自分で正しいと信じるなら、堂々と勇猛心を持って行え」ってこと。
河井継之助が「天下になくてはならぬか、あってはならぬ人になれ」と言ったのも、同じ。
「天下にあってはならぬ極悪人」にならねばならぬ時があるかもしれない。
世間的、人間の、10年単位の価値観から見て、たとえ「悪い」ことであっても、天の、神の、100年単位の価値観から見ると「正しい」ってことは、たくさんある。
だから、世間から「悪い」って思われても、堂々とその「悪い」ことをしなければならないときもある。
だから、
悪いことはこそこそやるな。
どうせやるなら堂々とやれ。
と教えている。
血迷っても、うちの子が、道徳的にどう見ても悪の、殺人とかを堂々とすることがない、という確信がある。
だから安心して「どうせ悪いことをするなら堂々とやれ」と言える。
おすすめの子育てだと思いますがいかがでしょうか!