Gomaler's~神社仏閣巡り~癒しを求めてII

主に関西の神社仏閣巡りと御朱印集めが趣味です。

近江孤篷庵(2017年6月17日参拝)

2017年07月12日 | 近江湖北27名刹


大吉寺から紅葉の名所の一つである近江孤篷庵へ。

近江孤篷庵がある場所はご覧の通り非常に長閑です。(^^

無料駐車場は少し離れた場所に鎮座する素盞鳴命神社の手前と、
近江孤篷庵の近くに二カ所ありました。


所在地:滋賀県長浜市上野町135
宗派:臨済宗大徳寺派
御本尊:釈迦如来
創建:承応2年(1653)
開山:円恵霊通禅師(江雲和尚)
札所:近江湖北27名刹


【縁起】
当寺は臨済宗大徳寺派に属し、円恵霊通禅師(江雲和尚)が開山、
二代正之(宗慶)候が遠州侯の菩提と小堀家の家老や家臣の修禅並びに、
菩提道場として承応2年(1653)に建立した。

宝永6年(1709)に性宗紹宙和尚が現在地に移築し、
江戸中期には規模の大きな寺院であった。

所が天明8年(1788)小堀政方公の時に改易となり、
寺も無壇無禄となり衰退の一途を辿り、
明治以降は無住となるに至った。

昭和13年(1938)定泰和尚が住持となった寺院再興をはかり、
徐々に整備されるに至った。

しかし、僅かに遺された本堂が昭和34年(1959)の伊勢湾台風により、
全面倒壊し、礎石のみとなった。

そこで地域や寺院方の協賛を仰ぎながら浄財を集めて、
昭和40年(1965)本堂が再建され、境内や庭園等も整備されて寺観を一新した。

現在は庭園では四季折々の花が咲き、秋には見事な紅葉により、
多くの観光客を楽しませている。


【参道】




長い参道です。

これだけでも手入れするのに結構なお金が必要です。


【庭園】





【宝篋印塔】



【山門】


数百メートル歩いたでしょうか。

ようやく山門に到着です。


【編笠門】


孤篷庵は京都大徳寺塔頭としても存在しており、
その門を模して建立されたもの。


【本堂】


早速拝観開始。


【堂内】


いかにも臨済宗塔頭の観光寺院といった風情を感じますね。


【御本尊】


江戸時代に作成された釈迦如来と観世音菩薩、地蔵菩薩が祀られ、
小堀家歴代諸侯や家老、有縁無縁の位牌が安置されていました。


【襖絵】







【釣籠】



【礎石之手洗鉢】



【遠州流庭園】








ちょっと雑草が多いね。

紅葉の時は楽しめそうだけど、
観光客が多過ぎてうんざりしそう。(^^;


【本堂】



【御朱印】


御住職では無く常駐しているガイドさんに書いていただきました。


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