東京都千代田区岩本町の大澤社会保険労務士事務所のブログ 

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栃木市 皆川城

2016-02-21 18:58:50 | 日記


皆川城。栃木市街から県道75号線を西進し、車で15分程度の処にあります。標高147メートルで中世の山城らしい。

栃木市です。埼玉から車で一般道を走って、1時間30分程度です。蔵の街と言われています。
都心からは、川越よりも遠いため観光客は少な目です。例幣使街道は、クラシックな街並みが続き、タイムスリップした雰囲気があります。茨城県の真壁町に似ています。東武栃木の1Fにあるスイーツの店には、ランチもあります。
そういえば、真壁の雛祭り、開催中かもしれません。


労働条件の不利益変更~最高裁新判例~ 

2016-02-21 18:15:16 | 日記
28年2月20日 新聞、朝日、読売、日経各紙より

労働条件の不利益変更について、最高裁(第二小法廷)の新判断がでたようです。

事案は、山梨県民信用組合の元職員が合併で退職金が0円になったとして組合に8,000万円の支払いを求めたもの。

「賃金や退職金を不利益に変更する場合は、形式的な署名押印だけでなく、変更によってどんな不利益があるかなどをを雇用主から具体的に説明し、同意を得る必要がある」とする初判断を示した。

原告の請求を棄却した一、二審判決を棄却し審理を東京高裁に差し戻した。

原告である元職員12名は、信用組合の合併に伴い県民信組の職員になった。その際、退職金の支給基準が変更され、退職金が実質0円になった。

二審は、「退職金の計算方法などを記した文書に署名しており、支給基準の変更に同意した」として原告の請求を棄却していた。

これに対して最高裁第二法定は、「同意を得たとするには、退職金が0円になる可能性など不利益の内容や程度について、具体的に説明する必要があった」と判断した。

「二審は、具体的な説明の有無について審理が尽くされていない」と結論づけた。