東京都千代田区岩本町の大澤社会保険労務士事務所のブログ 

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未払い賃金の請求期間の時効、5年に延長の方針

2017-11-19 19:58:51 | 日記
2017年11月19日、~日本経済新聞朝刊~

厚生労働省は、未払い賃金の請求期間を最長5年にする方針を固めたらしい。

年内に民法、労働法の学識経験者による検討会を設置するとしている。

未払い賃金は、現行も2年で時効消滅する。それを5年に延長する模様。

賃金の時効についてイギリス、フランスは、2年。ドイツは、3年となっている。

狙いは、サービス残業を減らし、長時間労働を抑制することが狙いらしい。

「チャイナタウン」 1974年のアメリカ映画。

2017-11-04 22:29:09 | 日記

宣伝文句から~フィルムノワールの中でも歴史的名作~

ロマン・ポランスキーが監督した1974年のアメリカ映画。

以下、宣伝文句からの要約です。
『ロサンゼルスの私立探偵ジェイク・ギテスは「モーレイ夫人」と名乗る女性に依頼され、
水道局部長であるホリス・モーレイの身辺調査をする。
調査の結果、ホリス部長が若い女性と逢っている写真を撮影した。スキャンダルは新聞に抜かれ、ホリス部長も殺害される。
しかし、モーレイ夫人を名乗った依頼人は、部長夫人とは別人だったことが判明する。
ジェイクは事件の真相に迫ろうとするが、ロサンゼルスの水道利権を巡る陰謀と
ホリスの妻、エブリン・モーレイ、そして妻の父である有力者ノア・クロスの、異常な過去に突き当たる。

緻密な伏線が張られ、会話にもひねりが多くあるようです。時代が醸し出す、虚無感と退廃感が印象的です。
細部は、何回か観ないとわからないと思われます。
それにしても傑作映画と言われる力があるようです。
ミステリー度が強く、引き込む力があるのはさすがに名作と言われるものだからでしょうか。

「情婦」    1957年【米】 上映時間:116分

2017-10-29 18:21:18 | 日記
原作 アガサ・クリスティの短編小説『検察側の証人』 を映画化した作品。

 ミステリー映画の中で、最高峰に位置する傑作とされているようです。どんでん返しもすごいものがあります。

白黒画面ですが、巧みなプロットと役者さんの名演技が光り、葉巻、薬など小道具も光っています。要所でのセリフもジワッと効いてきます。

老弁護士ウィルフレッド卿と弁護士お付きのベテラン看護師プリムソルとの掛け合いも楽しめる部分です。

ストーリーは、老弁護士ウィルフレッド卿を頼ってきた富豪の未亡人殺しで逮捕されるレナードを中心にレナードの妻クリスチーネが絡み、進みます。レナードが富豪の未亡人の遺産を相続することになっていたことで疑いは深まります。そして、レナードの妻クリスチーネが、検察側証人として出廷することに・・・。そして、不利な状況を強いられる老弁護士ウィルフレッド卿に一本の電話がかかる。物語は、意外な展開に進んでいきます。
 最後は、どんでん返しの連続で驚かされます。

日本の借金残高

2017-10-24 08:45:09 | 日記
読売新聞 29年10月24日朝刊 

日本の借金残高についての記事がありました。

国と地方を合計して2017年度末で1093兆円の模様。

20年前と比較すると倍増ともあります。

歳出は、毎年100兆円で税収が6割程度の為、毎年借金が膨らみ それを赤字国債で賄ってきたためのようです。

内訳的には社会保障費が過去20年で倍増し、歳出の3分の1を締めているそうです。

財政再建が叫ばれていますが、政権は、消費税を10%に上げて消費増税したとしても一部を教育無償化に充てると表明しています。

2010年、民主党政権の時基礎的財政収支を2020年度までに黒字化する目標を定め、安部政権もそれを継承していますが、
借金返済は困難な模様です。

「孤狼の血」

2017-08-19 19:02:33 | 日記

「孤狼の血」 作者=柚月 裕子

「第69回日本推理作家協会賞」受賞、「本の雑誌が選ぶ2015年度ベスト10」第2位、「このミステリーがすごい!」(2016年度版)第3位、「第154回直木賞」ノミネート。

作者は「『仁義なき戦い』なくしては生まれなかった作品と云っているようです。女性作家ですが、男性的な感性を感じます。
刑事ものハードボイルド小説です。

暴力団担当の刑事 大上 は暴力団以上に暴力的な印象で、通称は、ガミさん。
暴力団との癒着が噂され監察も調査対象としているらしい人物。

その大上巡査部長の下に配属された新人 日岡 が絡み広島の暴力団の抗争を中心に物語が進んでいきます。

暴力団担当の刑事としての矜持が強く感じられる作品で、毒をもって毒を制すという思想が流れていると感じられます。

周囲を固めるキャラクターも面白い。

来春には、映画化される予定で広島県で撮影中らしい。