[ 11月25日 18時16分 ] 共同通信
民主党の小沢一郎代表は25日、大津市で記者会見し、衆院解散・総選挙について「今は政府、与党に有利な状況とは一般的には見られていないが、こういうときには何が起きるか分からない。ひょんなことで出合い頭でということも十分ある」と述べ、早期の解散もあり得るとの認識を示した。参院の新テロ対策特別措置法案の採決時期に「審議を順当に進めても12月15日には間に合わない」と指摘。
与党自民党は四面楚歌で仮にテロ法を再議決で通してもその後、3月年金報告は大荒れ予想もあり与党自民党にとって国会を延長しても決して楽にはなれない。 いまから思えばあの民主小沢連立騒動が総選挙時期であった。その後の防衛不祥事は一向に火消しどころか拡大の気配が濃厚だ。 もしあの騒動のときに選挙したら与党自民は来年のもっと後でするよりは犠牲は明らかに少なかったはずである。 しかしながら自民・民主ともに単独過半数は不可能になり間違いなく政党の再編と合従連衡になったものと確信できる。 標題の小沢氏の出会い頭解散の示唆は遅らせれば遅らすほど与党自民が不利になるとの自民与党サイドの見通しを察知したものである。 民主野党サイドとしては自らあわてて解散を誘うことはしなくてその間自党の組織強化に邁進しておけばいつあっても受けて立てるようにすればいい。要は自民はいかに少なく失うか民主野党はいかに多く獲得するかの戦いに世論の風が吹いてきているからである。ただ民主にとって厄介なことは次の総選挙で民主だけで過半数かまたは野党を含めてでも過半数となれば政権交代となるのだが、そうでないとき民主が一枚岩で保たれるか再編に突き進むのかは多分に読みが難しいことではある。 いずれにしても自民は初めは任期一杯までとかいっていたけれど早い解散がまだしも有利であると風向きが変わっていることだけは確かだ。 そういうことであれば民主野党はなるべく焦らないで解散総選挙となれば国民の付託に堪えるべく少なくとも民主野党連合で併せて過半数以上を獲得して政権を奪還して名実ともに民主党政権を打ち立てればそれはそれで固まって政権維持できれば実質的な2大政党時代へ突入するのが好ましい。 それで初めて長い官僚政治とも距離をおき政党政治主導の本来の姿を取り戻して民意をくみ上げる普通の政治を期待したい。
http://www.osakacityweb.jp/junle/2007/10/post_215.html
民主党の小沢一郎代表は25日、大津市で記者会見し、衆院解散・総選挙について「今は政府、与党に有利な状況とは一般的には見られていないが、こういうときには何が起きるか分からない。ひょんなことで出合い頭でということも十分ある」と述べ、早期の解散もあり得るとの認識を示した。参院の新テロ対策特別措置法案の採決時期に「審議を順当に進めても12月15日には間に合わない」と指摘。
与党自民党は四面楚歌で仮にテロ法を再議決で通してもその後、3月年金報告は大荒れ予想もあり与党自民党にとって国会を延長しても決して楽にはなれない。 いまから思えばあの民主小沢連立騒動が総選挙時期であった。その後の防衛不祥事は一向に火消しどころか拡大の気配が濃厚だ。 もしあの騒動のときに選挙したら与党自民は来年のもっと後でするよりは犠牲は明らかに少なかったはずである。 しかしながら自民・民主ともに単独過半数は不可能になり間違いなく政党の再編と合従連衡になったものと確信できる。 標題の小沢氏の出会い頭解散の示唆は遅らせれば遅らすほど与党自民が不利になるとの自民与党サイドの見通しを察知したものである。 民主野党サイドとしては自らあわてて解散を誘うことはしなくてその間自党の組織強化に邁進しておけばいつあっても受けて立てるようにすればいい。要は自民はいかに少なく失うか民主野党はいかに多く獲得するかの戦いに世論の風が吹いてきているからである。ただ民主にとって厄介なことは次の総選挙で民主だけで過半数かまたは野党を含めてでも過半数となれば政権交代となるのだが、そうでないとき民主が一枚岩で保たれるか再編に突き進むのかは多分に読みが難しいことではある。 いずれにしても自民は初めは任期一杯までとかいっていたけれど早い解散がまだしも有利であると風向きが変わっていることだけは確かだ。 そういうことであれば民主野党はなるべく焦らないで解散総選挙となれば国民の付託に堪えるべく少なくとも民主野党連合で併せて過半数以上を獲得して政権を奪還して名実ともに民主党政権を打ち立てればそれはそれで固まって政権維持できれば実質的な2大政党時代へ突入するのが好ましい。 それで初めて長い官僚政治とも距離をおき政党政治主導の本来の姿を取り戻して民意をくみ上げる普通の政治を期待したい。
http://www.osakacityweb.jp/junle/2007/10/post_215.html