五月乃家

へい、ご案内!(某師匠のHPをパクってみました)

天どんくんと一之輔くん@なかの芸能小劇場

2011年09月04日 | 落語
一之輔さんが天どんさんの作品を口演するという、とてもレアな会です。



おしゃべりでは、天どんさんが一之輔さんを皮肉り、
その都度「そういう風に生きてて楽しいですか!?」と、
一之輔さんが叫ぶのがおかしかった。

その天どんさんの「特別研修」という新作は、
一之輔さんの手に渡り、一晩でまったく別物に姿を変え、
「寄席の神様」という研修でもなんでもない噺になりました。
いや、これも神様が与えたある意味研修なのかな?
体験談をもとにしたと思われるエピソードが面白すぎる!
物真似に場内大ウケでした。このネタは封印かな(笑)
もう1席は今夏初めて聴いて、聴き納めになるだろう「船徳」
若旦那がアホなだけではなく、乱暴なところが一之輔さんらしい。


天どんさんは古典2席に新作1席。
おじいさんが釜の中でまさかの妄想劇!
そして、あまりやる気の感じられない一八!
作文にはパンダのマナちゃんと象の福くんが登場。
語尾の上がる女中さんの喋り方はこの日流行ってて、
一之輔さんの船徳にも出てきましたよ。
なんか現実にもこういうイラっとくる店員っているよね。


今回は、実質一之輔さんのオリジナルになってしまったようで、
それはそれでものすごく面白かったんですが、
天どん作品をどうやるか?っていうのも見てみたかったな。
天どん作品トリビュートってのもやってくれたら楽しいかも←それはせめ達磨?


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