五月乃家

へい、ご案内!(某師匠のHPをパクってみました)

大手町落語会@日経ホール

2011年02月26日 | 落語
このポスターで初めて気づいたんだけど、
すごいサブタイトルついてたんだなぁ・・・。





4日前に、らくごカフェの狭い空間で見た一之輔さんを、
大きいホールで見るのもまた新鮮。マイクごしの声もね。
日経ホールがお金持ちの友達の家みたいに上から目線だったからか、
一之輔さんもまた、なんとなくよそ行きっぽい感じがしました。

権さまは、おさらい会のときと同じく、北海道で倒れた話から不動坊へ。
「不動坊が北海道の巡業先で死んだ」の台詞で笑いが起きてました。
何度聴いても吉っつぁんのデレデレ具合には笑っちまう。

談笑版片棒の三兄弟はキョーレツ。
特にオカマの長男・金の、酒池肉林な妄想がすごすぎて、
銀と鉄がかすんじゃったよ・・・。
あ、談笑さんのお弟子さんが、前座仕事頑張っておられました。

ガラッと変わって、さん喬さんのTHE・古典ワールドで、
トリをびしっ!と決めてくれました。
さん喬さんの長講聴くと、いつも満腹な気分になるなぁ。
ごちそうさまでした。4月に地元でやる一門会も楽しみだな♪

らくごカフェに火曜会(龍玉・一之輔)

2011年02月24日 | 落語
最近いつもドトール⇒らくごカフェでコーヒー
という流れで、コーヒー腹になってしまう。
でも、どちらもコーヒー旨いからなぁ

『子ほめ』龍玉

なんか久々に「子ほめ」で笑った
真打の「子ほめ」とはこうだ!っていう見本のよう。
龍玉さんの滑稽噺って、とてもレアな気がする。
寄席とかではやってんのかな?
大真面目にボケる八五郎が面白すぎる。
素もどうやら天然ぽい龍玉さんなので、
実生活でもやってそうな感じがします。

『雛鍔』一之輔

2歳の息子さんが、シャンプーのポンプを
ひたすら押し続けるというマクラから。
子供ってどうしてそういう作業が好きなのかな。
ウチの娘は保育園で、おむつの入ってる棚から
ひたすらおむつを出し続けるという作業に専念してた。
子供だけかと思ったら、ボケ老人もやるんですね。
この前、ティッシュを箱から全部出してましたから。
で、雛鍔。やっぱり一之輔さんの親子モノはいいな

ー仲入りー

『ろくろ首』一之輔

もしも、首が伸びるおかみさんと一緒に上野へ出かけたら・・・
っていうくだりを聞いてて、パンダを見に上野動物園に
行ったときは結構便利かも!って思っちゃった。
でも、ろくろ首って、昼間は伸びないのかぁ。
一之輔さんの与太郎も、1本ネジが抜けててホントに可愛らしい
バカでも素直だったら、人に可愛がられるものよね。

『やんま久次』龍玉

長いことやり手のいなかったのを、雲助師匠が復活させた珍しい噺。
なんとなく、長編の一部なのかな?という終わり方なのだけど、
これはこれで独立した噺らしいです。
人情噺は、悪いことしてた人が、あるきっかけで改心するという
パターンが多いだけに、懲らしめにあって説教されて、
涙ながらに何度も頭を下げる久次郎は、当然反省したものと思ったら、
あらびっくり、最後に暴言吐いて不敵に笑うというサゲ。
考えてみれば、性根の腐った人間は、そう簡単に心を入れ替えるわきゃない。
ある意味現実的なストーリーとも言えますね。
実家を訪ねてすごんで見せたかと思うと、脅されてすっかり怯え、
反省してるふりをして泣いて頭をたれたその直後に、居直るという、
表情がくるくる変わるところが、見どころでした

小説圓朝

2011年02月20日 | どくしょ


昭和18年に出版されたこの本。
ものすごく長い間読み継がれてきてるんですね

圓朝は現代でも、落語ファンにとっては身近な存在です。
作品は、毎日のようにどこかで演じられてるし、
圓朝の名前を冠した落語会も、そこかしこで行われてる。
夏にはお祭りも行われていますし。

でも、落語中興の祖と言われる圓朝のことって、実はよく知らないな、
と思って読み始めたけど、小説としてなかなか面白かったです。
江戸~明治にかけての噺家や落語界の描写が興味深い。
師匠が稽古をつけないとか、今もあまり変わってないような気がしますが・・・

圓朝のお父さんが初代橘家圓太郎なんだ!とか、
師匠が二代目圓生だったんだ!とか、初めて知ることいろいろ。

落語家の息子なのに、あちこち奉公に出されて、どこへ行っても馴染めず、
結局は父と同じ落語の世界へと入った次郎吉少年。
めきめき力をつけ、二つ目、真打へと昇進していくわけですが、
弟子には裏切られ、師匠には冷たくあしらわれ、苦労の連続でした。

それにしても、圓朝が自作の噺を次々生み出したきっかけが、
師匠の意地の悪い妨害だったとは・・・。
圓朝は、わざと師匠がそう仕向けたのだと解釈していますが、
果たして実際にはどうだったのかはわかりません。
本当に、師匠の嫉妬からくるいじめだったのだとしたら、
けがの功名が、数々の名作を生み出したことになります。
まあ、それだけの創作能力があったからできたことですけどね

そして、師匠の晩年には、二人は和解します。
その師弟の絆は、とても深いものだったようです

ところで、圓生襲名問題はどうなったのかな?
圓生一門である圓朝の流れを汲む後継者としては、
新作のパイオニア・円丈師匠が妥当という気がしますが・・・。
きっと、江戸~明治の当時に上演された圓朝の作品は、
今の新作のように、とても斬新だったのではないでしょうか。

平成の新作の鬼才・白鳥さんは、シャレでいつも言ってますけど、
本当に「圓鳥」になってほしいものですね

第144回志らく一門会

2011年02月17日 | 落語
県立高校の入試休みの娘と、イオンレイクタウンへ行って、
一旦帰宅してから出かけてきました。

マンションの公園に、ぽつんと残された、やせ細った雪だるま。



平日なので、最近には珍しく当日券もあったけど、
座席はぎっちり満席。広小路亭はとにかく狭いので出入りが大変!
運悪く、目の前にでかい男の人2人がいることに気付いたけど、
席を移動するのも面倒なので、その2人の頭の間のわずかな隙間から見る。

『堀之内』らく兵

おかみさんまで慌てちゃって、言い間違えてたよ(笑)

『雛鍔』らく次

一門会でのらく次さんは、ものすごく普通に見えてしまう。
やっぱりほかの皆さんの個性が強いのね。
ニフティ寄席で、その実力を再認識しますが。

『短命』志ら乃

PSPのゲーム:AKBのバーチャル恋愛みたいなやつについて、
熱心に語ってました。大家志津香ちゃんて子がお気に入りとか。
プログラムのコラム・BLバー体験記も面白かった。
そんなヲタな志ら乃さんならではの、ちょっと変態ちっくな短命。
まあ、変態さでは、師匠の「紙入れ」に負けますけど(笑)

ー仲入りー
『王子の狐』こしら

開演前に、木戸口でずっと出前館のPRをしてました。
師匠が長講なのと、出前館の仕事が控えてたからか、
料理屋の2階の場面で、狐が寝ちゃって終わり。
狐の本性丸出しの「おみっちゃん」がものすごく面白かったから、
全部聴きたかったなぁ。「集い」でまたやらないかな。

『中村仲蔵』志らく

マクラなしで、噺に入って約45分間の長講。
素晴らしかった!そば屋での情景、舞台の様子、
私の脳内に、映画のごとく、色鮮やかに描き出されました。
途中の解説や、台詞にも、ちょいちょいギャグをはさむので、
笑っちゃうんだけど、その後すぐに噺に引き戻してくれる。
この噺を一門会で聴けるなんて、すごいお得感です。
どんな会でも決して手を抜かない師匠の心意気を感じます。

バーチャルぶらり途中下車の旅

2011年02月15日 | 日々是好日
最近の私の趣味は、都バスのHPを見ること。
路線図を眺めていると楽しいのです

自分ちから一番近い、あるいは行きやすい鉄道の駅を拠点に、
ここから乗って、あそこで降りて、どこそこへ寄り道して・・・
と、考えるだけで、なんだかわくわくしてしまう

路線ごとの停車駅の名前がまたそそるのですよ。
「道灌山下」とか、いわく因縁故事来歴知りたくなる。
下町を巡ってもいいし、築地で途中下車してもいい。
海沿いの路線も、天気が良ければ楽しそうだし、
あまり行ったことのない足立、江東、葛飾なんていうエリアも気になる。

いつも、アセアセ目的地へ向かう鉄道の旅から、
ちょっと時間にゆとりを持たせて、バスで行きたい。
できれば、1日何の目的もなく、気の向くままバスに乗り、
降りたいところで降りて、また乗ってっていうのがいいな。
都バスの1日乗車券はなんと500円なんですよね!
3回乗り降りしたら、元が取れる

そのうち「錦11ね、あそこは○○通るから」
なんて、路線図オタクになりそう。
鉄道オタクはてっちゃん・てつこ。
都バスオタクは、なんだろ?
キャラがみんくるだから、みんちゃん?


第421回浦和市民寄席

2011年02月13日 | 落語
寒かったせいか、出足は遅かったものの、
開演前には、ぎっちり満席で補助椅子も。
廊下にはまだ座れないお客さんが立ってました。

『元犬』柳亭市也

市也さんて、仔犬キャラだからこの噺いいかもね。
あ、でも「シロ」というよりは「ジョン」とかそんな感じ。
八幡様の裏生まれじゃなくて、ペットショップで売ってるお座敷犬

『黄金の大黒』柳家喬の字

喬の字さんご自身の落語会のマクラ、どこかで聴いた気がするけど、
どこで聴いたんだろう・・・。思い出せない。ポッドキャストかな。
声がとてもよく通り、明るい口調も良い。
ただ、ちょっと舌足らずなのかな?そこだけ気になった。

『宿屋の仇討ち』桃月庵白酒

浦和駅に少し遅れて到着したのに、市長選のビラまきに通行妨害された話から。
荷物抱えて急いで来たせいか、噺に入るとすぐに汗だくに
会場がむんむんしてたから、拭いても拭いても流れ出る汗で、気の毒でした。
仲入りでエアコン切ったのか、送風でも入れたのか、窓でも開けたのか、
急に涼しくなってきたけど、もうちょっと早くそれをやってほしかった。

油断してると、次々に飛び出すギャグを聞き漏らしそうになる。
年齢層高いけど、ちゃんとついていけてるかしらん・・・?
と余計な心配しちゃったけど、場内大ウケだったから大丈夫か。
宿に泊まる三人の、修学旅行みたいな浮かれっぷりがいい
江戸に戻ったら相撲が楽しみ。春場所どうなるかな?
「やらないよ」「えっ!?」っていう会話から相撲ネタを織り込みつつ、
二人は相撲をとり、一人は行司役で大騒ぎ!
そして、何事も”思い出作り”にこだわる六ちゃんは、
身の危険が迫ると、あっさり源兵衛さんを裏切っちゃう(笑)
お侍さんのくだらないダジャレもおかしいし、
それに反応する伊八も面白すぎるよ

ー仲入りー

喬の字さん司会で抽選会。抽選箱がなかなか届かないというアクシデントがあり、
当選の品物を「えーこれは・・・・・・なんか入ってます」と苦しい説明(笑)
メガネのパリーミキ賞が当たりましたぜ。
ブランドもののメガネケースと視力表。
前回当てたカメラの北星賞よりはいいかも・・・
次はパーラーセキモトのギフト券狙いたいなぁ。

『富久』柳亭市馬

去年の権さまおさらい会で、自ら解説していた久蔵像は

久蔵を、あまりに酒乱でひどいヤツに描いてしまうと、
くじを当てさせたくなくなるから、とそこはサラッと。
で、そのかわり酒でしくじったわけを入れつつ、人間味を少し加える。


ということで、それをふまえて今日の市馬さんのを聴く。
権さまの久蔵は、しょうもない人間だけど、憎めない感じ、
市馬さんの久蔵は、お調子者だけど、根は素直で良さそうな人。
という印象を受けました。ん?結局同じなのか・・・?
まあ、だめんずっぷりは権さまの方が上かな。
ただ、周りの人たちに助けられてなんとかなってる。
どんなだめんずでも、長屋では生きていけるんですね。
本当に落語の国の住人は優しい。引きこもりとかうつとかないだろうな。

そして、今日の富久は、火事の場面が鮮やかに目の前に広がりました。
市馬さんは、もはや平成の名人といっていいと思うなぁ


ニフティ寄席@大森ニフティ本社

2011年02月12日 | 落語
3か月ぶりくらいの大森かな。なんだかもはや懐かしい。



配信があるので、ネタバレにならない程度の感想を。

■さん市さん
高座は初めてかも。将来有望な感じですね。
オバマ大統領に似てるお笑い芸人にちょっと似てるかな。
ってことは、オバマ大統領に似てるのか?いや似てないけど。

■こみちさん
今日のネタは4日ほど前に覚えたばかりなのだとか。
配信&ネタおろし&旦那が楽屋にいるという三重苦だそうな(笑)
マクラの名前の話笑いながら聞いてて、ふと思ったけど、
私の苗字にくっつけたらややこしいことになるなと。
もこみちも同様。あ、そういえばもこみちって最近見ない?

■宮田陽・昇さん
初めて聴きました!マニアックネタが面白い。
予想通り、こみちさんネタで昇さんがかなりいじられてた。
陽さんのボケもいい感じ。

■らく次さん
マクラも噺も、志らく一門会で聴いたことあるけど、
何度聴いてもやっぱり笑っちゃう。
この噺って番頭さんと二番番頭さんが吊戸棚を抱えながら
会話する場面の仕草がおかしいのに、音声だけとはね(笑)

■才紫さん
声がよく通る才紫さんは、配信向き!?
屑屋さんの笑顔がとってもさわやかなのに、音声だけとはね(笑)
ニフティさん、そのうち動画も配信してくださいよ~。

閉店中のセブンという珍しい光景。
ニフティの入ってるビルの中にありました。

うちの玉木くん

2011年02月09日 | 窓際ナースのお仕事
Twitterでつぶやいてた通り、おニューのPCを買い、
悪戦苦闘して、なんとかネット生活が復活しました。
新しいPCはLED液晶でキレイだし、使い勝手もなかなか良い。
無線ルータも新しいのにしたせいか、接続もスムーズです。
windowsXPから7になったけど、そこらへんは特に・・・って感じです。
それほど、機能を使ってないからね。XPでも十分だったわけ。
パワーポイントまで入ってても、使うとしたら職場のPCの方だし。
なんだか、宝の持ち腐れ的で、気の毒な玉木くんです。

出向中の職場の方は、深刻な人手不足でてんてこまい。
年末から3月までに、1フロアで8人退職とか。
ほかのフロアでも辞める人はいるから、どんだけ人がいなくなるのか。

そして、ただでさえ人数の少ないナースが足りなくて、
夜勤できるナースが3フロアで8人しかいないという・・・。
そこで、当直医式のフリーナース1人体制になったわけだけど、
これをしたことによって、日中の人手はさらに足りなくなり、
ほかにも監査に引っかかる不都合も出てきたので、
来月はもう少し柔軟に勤務を組むことになるみたい。

来月から元の職場に戻りたいって言おうとしてたけど、
これほどの窮状を目の前にして、さすがにそれは言えない・・・。
結局3月いっぱいご奉公することになりました。
あー桜の開花が待ち遠しいよーーー。

↓赤く輝く憎いヤツ☆玉木くん。


こしらの集い@お江戸日本橋亭

2011年02月05日 | 落語
入り口でEdyをピッと当てて、入場するという不思議な落語会。
Edyなら1000円って安すぎでしょう。

今回も、こしらさんのサイドビジネスの話が面白い。
イベントの配信が上手くいったので、これから配信業やろうかとか、
とあるHPの企画の裏話とか、まあとにかく落語以外で色々やってます。
かわら版IT化計画とかもね。ためしに編集長やらせたら面白いかも。

BL版宮戸川

冒頭で、半七と出くわすヤンキー女が「みっちゃん」
お花じゃない時点で、なんか違う・・・と感じていたら、
おじさんの家に行く途中で、「たつ兄ぃ」に会い、
2人がおじさん家に泊まるということになったわけです。
半七が一方的に兄ぃに惚れてるという設定で、
なかなか気持ちが打ち明けられない乙女な男子。
その辺りのやり取りが、もうホントにおかしくて爆笑の連続。

夢の酒

文楽の音源を聴いて稽古したそうです。
「文楽が蘇りますよ~」って、してやったり顔のこしらさん。
実際には文楽の面影はまったくありませんでしたけどね(笑)
奥さんの狂気と、その狂気が反映された大旦那の夢の世界。
夢の世界だからって、居酒屋と天ぷら屋に寄り道して、
そこでなんだかわけのわからないやり取りがあって、
結局酒は飲めず、酒の川はあるけれどやっぱり飲めず、
若旦那が入ったお店の女中・お清はエイリアンみたいだし。
すごいシュールな世界。でもサゲは普通でしたけど。
これも、ひとつのクレイジー落語なのかしら・・・。
師匠が認めるかどうかは知らないけど(笑)
ワタシ的には発想が面白くて、かなり笑いましたけどね!

立川流日暮里寄席

2011年02月04日 | 落語
2月から勤務が新体制になり、定時で帰れない日が多くなりそうなので、
諦めつつ仕事してたら、意外にもスムーズに終わっちゃいまして。
というわけで、急遽日暮里へGO!日暮里の寄席は初めて。
ホテルの中にあるホールなんですねぇ。こぢんまりしたパーティとか出来そう。
18時ちょい過ぎに着いたら、まだ席は余裕があったけど、
開口一番の頃から満席になってきて、最終的には膝送りして椅子を追加。
でも、立ち見とまではいかず、十分ゆったりした空間でした。

開口一番『真田小僧』春樹
『勘定板』談奈
『雑俳』三四楼
『八百長真打』談之助
『二番煎じ』龍志
仲入り
『牛ほめ』志の吉
『胴斬り』雲水
『堀の内』談笑
豆まき

三四楼さんは、馬るこさんの会の飛び入りゲストで見たとき、
「アニソン和尚」をやってて、不思議な面白さだったんだけど、
何が出るか予想のつかない、とても気になる芸人さんです。
昨日は「自己紹介します」と、自分で描いた各国の要人のイラストを
次々とめくり、ダジャレの羅列。あまりにくだらなくて笑っちゃった。
で、アニソン和尚のときは、なんか挙動不審な感じで、訥々とした口調だったのに、
雑俳は普通に流暢だったので、ちょっとビックリ。さすがは立川流二つ目さん!
で、強制アンコールで、また紙芝居落語・立川流編も。
このイラストがまたことごとく似てなくて・・・(笑)

雲水さんのネタは初めて聴きました。元々上方の噺なのかな。
辻斬りで胴体と下半身が真っ二つにされた男が、
上半身はお湯屋の番台、下半身は麩を踏む職人として就職するという、
荒唐無稽な実にバカバカしい噺です。
あたま山とか、首提灯とかに通じるありえない話なんだけど、
こういう話好きです。落語ならではっていう世界ですもんね。
そのありえない世界を大真面目にやってる登場人物の滑稽さといったら・・・!
こういう噺って大阪弁がやっぱりピッタリ合うような気がします。

トリの談笑さんは、広小路亭で3席やってきたとのことで、
お疲れのところ「堀の内」を熱演。
立正佼成会に紛れ込じゃうし(笑)
「自分でバンバンしなさい」は勿論覚えてますよ~!
談笑さんのこういう噺が聴けるのも、立川流の寄席の良さかな。
都合つけば、もっと通いたいんだけどね。なかなか行けないのよ。

談奈さんも談之助さんも龍志さん志の吉さんも、すっごく良かった!
やっぱり立川流はクオリティ高いよ!満足度が高い。
行くたびに素敵な噺家さんに出会えます。

そして、演者全員による豆まきで豆とお煎餅頂きました♪