気ままにぴよぴよ。

徒然なる日々を綴りたく候。

治療三日目。

2008年05月30日 | 身体的に。
胃がむかむかする。

精神的なものだろうか。
放射線の影響によるものだろうか。

どっちにしても今日の私はうれしいことがあって
気持ちが救われている。


待合室で同じ世代の女の人と知り合った。
同じく放射線治療で私より一週間早く通っているとのこと。

子供の年齢も近からず遠からず
住んでるところも近からず遠からず
辿ってきた道のりもほとんど同じ想いを抱えてる。

そんな女ふたりが盛り上がらないわけがない。

むちゃくちゃしゃべってしゃべって
すっごく楽しい。

話す内容は楽しいはずがないけれど
同じ想いを共感しあえる人が側にいるって
こんなに気持ちが楽になる。
楽しい気分になる。

イヤな看護婦のことなんて眼中にも入らなかった。

やっぱりなんでも気持ち次第なんだなぁと。

明るく元気だとなんでも前向きに見えてくる。
心閉ざせばなんでも哀しく圧し掛かってくる。


そんな中、三回目の放射線。

毎日グルグル、マジックで書き足される体。

無防備な体制で固定される屈辱。

相変わらず冷たい視線のイヤな看護婦。

必要以上にフレンドリーオーラアピールを放出する男子技師。
「綾瀬はるかに似てますね!」って
んなことあるかいっ!?そこまで言われちゃぁ
小馬鹿にしとんのかい!!


・・・でも、正直うれしかったりぃ。



そんな感じで三回目も終わり。
時々ふとしたときに傷口がピリッとする。
乳房が熱っぽい感じがする。


なんで自分がこの病気になったのか
相変わらず意味はわからない。

人生は必要なことしか起こらないっていうけど
なんで今このことが自分に必要なのかもわからない。

世の中には私より悪い輩はいっぱいいるのに
なんでそやつらは、のぉのぉと暮らしてるのかわからない。

わからないことだらけの中で出会った輝く人たち。仲間たち。
その人たちに出会えたことが私の人生の中で
意味があるのかもしれない。