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Take a Pleasure Seriously

modern art

2008-04-25 12:57:28 | art
現代美術って良く分からない、
って思ってる人、いっぱいいると思う。
僕も、良く分からない。

と、たまに思うけど、
すごい的確な文章があったので、下記参照。
http://tokyo75.exblog.jp/
参照作品は、
Spatial Concept, Expectations, 1959. Water-based paint on canvas, olive green, 49 3/16 x 98 3/4 inches. Solomon R. Guggenheim Museum, Gift, Mrs. Teresita Fontana, Milan, 1977. 77.2322.

・・・(前文省略)
ただ、この人のこうとを思うと、アートって何なんだろう?って、思います。フォンタナは世界で初めてキャンバスに傷をつけてそれを作品だと言い切った。そしてたまたま世間がそれを認めた訳です。もちろんそれ以前にも同じ事を考えた人はもちろんいたんでしょうけど、フォンタナほどそれを「上手にカタチにできなかった」または「考えただけでやらなかった」のでしょうね。でも、それだと「始めに思いついた人が勝ち」みたいな。彼以降は誰もキャンバスに傷はもうつけられない。アート界の「キャンバスに傷をつける」という席はうまってしまったのだから。

でも、同時にそこに真のパワーとクオリティが無いと作品は本当の意味では支持されないって事もまた事実。フォンタナの作品にはそれがあった。だから、こうして今に残ってる訳です。何が残り、何が消えるのか。アートの世界って本当に不思議です。
(以下省略)・・・

特に、
「同時にそこに真のパワーとクオリティが無いと作品は本当の意味では支持されないって事もまた事実。」
ってのが、
まさにその通りです。

この文章書いてる人、
凄く賢そう。。