酔狼亭日誌

酔狼こと好酒家が日々見つけた獣なモノやそうでないモノを綴るblogです。
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ありがとう「はやぶさ」、そしてさよなら。

2010-06-14 23:57:58 | Weblog
昨夜は淵野辺の宇宙科学研究所相模原キャンパスで、小惑星探査機MUSES-C「はやぶさ」の地球への帰りを待つパブリックビューイングを観てきました。

18時すぎに着いたらもう会場の入札・会議室はいっぱいで入れないため、展示室に設けられた会場の最後列にぎりぎりすべり込んで立ち見をしていました。
会場といっても、元はいろいろ展示している場所を無理やり拡げたので、隅に「おおすみ」が押しやられたり、M3の模型が床に置いてあったり、報道カメラマンがペンシルロケット(本物)をまたいで撮影してたり、けっこうカオスな状況。
後の報道では100人の予定が400人集まってたとか。

こちらの会場は宇宙教育テレビの生放送も兼ねていたようで、直に司会を見ながら管制室の映像やビデオを見られたのでよかったかもしれません。
まず19:51のカプセル分離では、司会より先に管制室の映像(無音)を見ていた観客から「おおっ」と声が上がり、大拍手。解説は数分後に入りました。
そのあとはしばらく寄せられたメッセージを読んだり、紹介ビデオを流したりしつつ、22:30ごろに管制室で拍手が起こるとまた会場も大拍手。最後のコマンドを打ち終えた瞬間でした。
そして再突入予定の22:51と、23時をすぎてカプセルのビーコンを受信したと伝えられたときにも大きな拍手と歓声が上がったのでした。
イベントや中継は結局時間を延長して24時頃まで続き、100人以上が最後までいたのではないでしょうか。
実は、ここの一般公開にはほぼ毎年来ているもののこういったイベントは初参加でした。相模原市民が多かったようですが、なぜか知った顔がちらほらいたのもご愛嬌。

残念ながら会場ではオーストラリアの動画などは見られず、最新情報は(司会も含めて)Twitterで最初に知るという状況でした。またテレビではBSも含めて一切生放送はしていなかったとか。
子供たちにもっとアピールすれば次代のエンジニアが育つためにもいい機会だと思うのに、残念です。

南区から中央区(といってもほぼ区境)まで自転車で往復、しかも帰りは雨でずぶぬれでしたが、それも気にならないほどの余韻を持って帰ることができました。
関係者のみなさん、ありがとうございました。
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