朝からごめんね。
取り乱して、
本気で、
また今日も、
合流地点へ行こうとしてた事。
思い出して自覚して、
理解して、
我ながら毎々酷いな。
玄関、
長靴置きっ放し。
土で汚れてるままの靴。
あそこの土、
前回の土も覆い被さった長靴。
つくづく。
時間が経てば経つほど言われて来た言葉、
1日に何千回。
言われてんだろう、
木霊するよ。
御遺族の方、
お話を聞かせて下さって、
僕は眼をそらさず、
眼の前の前で聞かせて頂きました。
其れで引き摺る事も、
自覚した上で。
眼をそらさないじゃなくて、
そらせなかった。
現場の小学校。
天気が良かった、
でも空気は思い切り凍える東北の気温。
3月の大川小学校。
終始、
音が鳴っている耳の中。
玄関の長靴、
昨日の土も着いたまま、
重ね着してたジャージ、
首に挟んでいたタオル、
何一つ洗濯してないや。
洗濯カゴ入れっ放し。
だらし無い。
此れでも、
帰宅した時、
玄関に入る前に外で散々拭いて、
大川小学校の土。
落とし切ったんだよ。
重労働なんて、
何一つも無いのに、
全身。
パリッパリに、
思い切り痛い。 本当に痛い。
覚悟してた癖に、
此れだけ行ってても、
やっぱり、
3月の宮城県は寒かった。
目頭も、
痛い。
泣いて擦って泣いて擦って。
きっと、
昨日のハンカチ。
塩っぱいんだろう、
今日洗濯機に回さなきゃ、
昨日の衣類も。
まとめてカゴのまんま。
静かな朝です。
無音の朝。
おやじボクサー