随分な昔。
ガラス吹きで作ったグラス。
僕のは、
上手にコンパクトに造れなくて、
ガラスのマグみたいな大きさ。
随分と昔から、
ブログでも載せてた奴。
そして女々しい奴。
このグラスも、
貴女を連れてガラス拭きの体験へ、
連れてった思い出のグラスだね。
遠かったけど。
こう言った体験教室、
僕が勝手に好きだったから。
陶芸然り。
紙すきでも葉書作ったり。
思い出すと?
あちこち行って挑戦したでしょう。
君は持って行っちゃったけど、
薄い青のコンパクトな半透明なカップを造ってたもんね。
僕は?
結果的に、
こんなマグじゃ無くて、
本当は?
普通に水飲み用のコップを作ろうと思ってたんだけど。
それが、
上手に、
小さく作れなくて、
大きめのマグっぽいモノになっちゃった。
結果的に、
これはこれで良かったよ。
大きいし、
厚みが特別にあって、
持ち易くて、
ガラス生地の中へ気泡も閉じ込めてあるから、
見た目も綺麗‼︎
その気泡も、
当時の「空気」が?
そのまま閉じ込められているんだね。
何十年間もの昔の空気が。。。。
なんだ、
何を採っても探っても見ても、
思い出すことしか無いか、、、、、
当たり前だったね。
同じ事しか?
多分?
一生言い続けるんだろう。
その34年間は、
僕には莫大だった。
70歳近くまで生きたら?
やっとやっと?
生きて来た時間の半分が?
貴女になるんだから。
其処で半分か。
そう改めて理解すると、
珈琲飲んでても、
味なんて覚えている暇が無いよ。
水みたいに感じるよ。
by おやじボクサー