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穴賀篤鱈から羽入鱒粘へ

折々の写真なども

夏の遊びの報告

2017年09月12日 | その他

八月の内にそれをしようと思っていたのに もうすっかり秋の景色になってしまいました。

① 神戸どうぶつ王国

以前は「神戸花鳥園」と名乗っていたところで展示施設の9割は全天候型の明るい屋根の付いた建物の中にあります。
外にいてグッタリしているのは ゾウガメ カンガルー アルパカで ふたこぶラクダと馬は
小さな子供たちを乗せて何回もぐるぐるとコースを回っています。(もちろん有料)



ここは  オリに入ったような動物を見せるというより比較的安全な動物や鳥たちと主に子供たちが身近に触れ合えることを目的としているようです。
細かく料金を取りながらいろいろなイベントをしています。詳しくはウェブサイトを見てください。


(各種インコ達への餌やり体験300円)

そんな中 私が感激したのは「バードパフォーマンスショー」です。
一目瞭然 写真を見ていただきましょう。

観客の目の前や頭上を羽ばたく音や風を感じさせながら飛んで行きます。






(下は各種スイレンの池 花が美しかったです)

コンパクトのカメラで撮ったのでシャッターのタイムラグがあり結構難しかったです。
50メートルほどの距離に飼育員のお姉さん二人が対していて その間をいろいろな鳥たちが飛翔滑空をして見せるというものです。
うまい具合に中間の位置に座っていたのでオナガハヤブサのルアーキャッチのパフォーマンスはかぶりつきで見ることが出来ました。

また 飛んできたオオフクロウを腕に止まらせる体験の希望者を飼育員が募った時 「こんな機会はめったにない」と立ち上がってアピールしましたが
当然のことながらオッサンではなく可愛い小学生の男の子が選ばれました。残念!


②はまたこの次に。

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田園風景

2017年08月03日 | その他
10日ほど前から家の近くを15分ほど速足で歩いています。

黄昏時になってもまだまだ暑く初日は結構しんどかったです。
何反か何町か知らないけれど田んぼ畑の周りの市道を一周します。

黒豆の葉は大きくなり 稲もかなり伸びてきて目に鮮やかです。
畔や土手の草は丁寧にきれいに刈ってあります。(これにはいつも感心する)

歩くコースは同じところと決めているので距離を稼ぐために
幅4メートルばかりの市道をジグザグに(120度ぐらいかな)歩いています。

車も人もすれ違うことはめったにありません。
誰かが家の中から見ていて「あいつ何ヘンな歩き方してんねん」と思っているかもしれません。

ジグザグに歩いてみるととても良いことがありました。
それは 角度を変えて進む度に見える景色が変わってくるということです。

とても美しい風景が目に飛び込んできます。
今日は久しぶりに霞もなくすっきりと晴れていたのでコースの写真を撮ることにしました。

全ての写真は一周するコースの内側にカメラを向けて撮っています。
順番に掲載しますので私の歩くコースを体感してみてください。

正面の山の頂上には 西国三十三観音第25番札所 播州清水寺があります。


西方


南方


東方


北東


北方


北方


北方


西方


北西





聞こえるのは どこからか草刈り機の音と
第四コーナーを曲がったところにある林の中から
ヒニヒニ(蜩のことを私はこう呼んでいる)の大合唱。

今月末の同窓会に ちょっと昔のズボンが穿けますように。



オマケ画像はホームセンターコーナンに貼ってあったオモシロポスターです。











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祇園さん のぼり立て

2017年07月17日 | その他
13日にお宮さんののぼり立てをしました。

祇園さんの社は もともとは近くの山麓にあったものを
100年以上前に地区の住吉神社の境内に移したそうです。
「祇園さん」は 夏の流行り病を治める為の疫神払い信仰で
京都の賑やかな祇園祭と何ら変わるものではありません。

毎年 7月は「祇園さん」 10月は「住吉さん」の祭りがあり
60数軒の集落を四つに分け(隣保という)4年に一度祭りの準備の担当が回ってきます。
今年は私が隣保長に当たっていて その準備や片付けの時間調整や
慰労のための飲み物等の用意をする係りになっています。

20年以上前に引っ越してきてこの地区に住んでいる私は一切の信仰心がなく
実は氏子でもなんでもないので本来ならばこんな行事に参加をしてはいけないと思うのですが
地域内の人の数が少なくなってきているので「作業人」として参加させてもらっています。



祇園さん


住吉さん (ついでにこちらののぼりも立てるらしい。 秋はこちらがメイン)









黄昏時に蝋燭に火を点けて1時間ほど 景色を愛でたり古い話を聞いたりして楽しんでいます。









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形と目的 似て非なる物

2017年06月29日 | その他

それは公共の場所で見かけた二つのベンチです。
どちらも大きさが分かりやすいようにモデルの方にお願いして座って頂きました。(スミマセーン)

A






B



上は 阪急塚口駅構内のホームにありました。後ろに倒れないように地面に固定してあります。(盗難予防ではないと思う)
三人掛けになっていて荷物を置く台としても使えるようです。
中の二つの仕切りは酔っ払った人がゴロンと占拠してしまわないように取り付けてあるのでしょうか。
座面の高さは55センチで その奥行きは21センチでした。
普通のスツールは高さ43センチぐらいで作りますが この場所では皆さん必ず靴を履いているので 
高さ10センチぐらいの足乗せがあれば「一般的な高さの椅子」ということになるでしょう。
これはやはり椅子とは呼べないものなのかもしれません。

下は 私が通院している整形外科の待合室にありました。 幅 奥行 座面の高さともAと同じぐらいです。
このベンチのポイントは お尻で凭れるようにして座ることが出来るように少し前傾している座面にあります。
このベンチの傍らには普通の高さのソファ式のベンチも並んでいますが
整形外科ということで これは腰を痛めた患者が座るための椅子ということになるのでしょう。


職業柄 町で珍しい椅子などを見かけると実際に腰かけてみたり 
掌で寸法を測ったり 今後の参考にと写真に納めたりします。

実際に私もこの整形外科のベンチに座ってみましたが 傾斜している座面の部分に深く尻を乗せてしまうと
私の腰痛にはフィットしませんでした。
そこで 前端近くに凭れるように腰かけてみると 今度は太腿が緊張して疲れたので
補助の椅子として近くに置いてあった普通の高さで一人掛けの軽量なスタッキングチェア
(スチール丸棒の骨組みで 収納するときに積み重ねが出来て座面と背はあまりクッション性がない椅子)に腰かけてみました。

「ん? これええやん。なんで?」と思いながら座面や背もたれの形状などをあれやこれと考察していたら・・・
「羽賀さん ○番(診察室)にお入りくださーい」

次回の診察日にはこのエンジ色の軽量椅子を調査する必要がありそうです。

因みに 前掲の駅のベンチには他のモデルの方にも座って頂きましたが(同じくスミマセン)
この手前の女性は小柄なためにこのベンチには座ることが出来なようでした。




もう少し簡単に楽を求め汎用な什器にするのはどうしたらよいだろうか。
これを 目的を持った形で家庭用にも応用はできるのか・・・等々 

思い出したり新たなヒントを探してみたり。
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季節の写真 「梅雨」

2017年06月17日 | その他

 何を競うか カエルのレース

 雨垂れ飲んで ひと休み


 


 へんな腹筋運動をして腰を痛めてしまい
 画面付き電脳箱の前に長く座っていることが辛くなっています。
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一年中ある風鈴の鳴る五月

2017年05月22日 | その他


梅雨入りまであと少し この数日は全国的に高い気温が続いています。
我が工房内の温度計も連日30度を超える暑さです。
冷房がないのでドアや窓を全開にする日が多くなってきました。

軒下ではなく南側の窓の内側にに吊るしているこの風鈴は 
ねじの切ってある錆びた寸切りボルト2本と大きいナットと
鉄の釘をテグスで吊って作っています。

風を受ける紙(普通は下に垂れ下がっているので「舌(ぜつ)」というらしいが
これは音の鳴る部分の上にあるので何と呼ぼうか)は 
一年どころか十数年の疲れからホコリだらけのヨレヨレになっています。

脳の奥のほうに染み入るような澄んだ音色が 
工作に集中して神経質になっている私のココロとカラダを癒してくれます。
その音はこんな感じです。「チ~~~~~~~~~ン」
 
今年の初啼きです。


オマケ画像

シャクヤク(芍薬)
ピンポン玉のようなまん丸の蕾が 二日ほどかけて今朝開きました。
家の外に出るのが面倒だったので窓辺から望遠で撮りました。



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「ラスカル」がお好きな方はスルーして

2017年03月29日 | その他


これは兵庫県篠山市の浄化センター(ごみ処理場)内の看板です。




センターへはこの篠山川の渓谷に掛かる橋を渡るのですが(上が東側で下が西側)
2006年にこの場所から10キロほど下流に行ったところにある丹波市の川床の岩盤で
恐竜の化石(通称 丹波竜)が発見されました。
(詳しくはこちらで↓)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%B9%E6%B3%A2%E7%AB%9C

線路はJR福知山線で手前が大阪方面になります。



これは私の従事者証で毎年3~5回ほど処理のためにこの清掃センターまで足を運びます。
2年ごとに決まった講習を受け毎年更新をします。
これを持たずに捕獲すると法律で罰せられます。
篠山市における講習会には合計で約1000軒程の世帯の方が受講しているものと思われます。
主に害獣のアライグマによる農産物の被害と家屋侵入(屋根裏に入り込み子供を産む)に対して
その捕獲を目的とするものです。
私のところは後者になります。



これは「箱わな」というもので 中にエサを仕込んでおいて
奥のほうに仕掛けている板をアライグマが踏むと入口の扉が閉まるようになっています。



これは 清掃センターに搬入を済ませて処理を行い 持って帰ってきた箱わなを洗浄した時の写真です。
踏板の仕掛けは私のオリジナルで 捕獲したアライグマがボロボロに食い荒らして使い物にならなくなるので
毎回新しいものを作ってエサと共にセットをします。

アライグマの被害や防除についてはこちらを(環境省 PDF)
https://www.env.go.jp/nature/intro/3control/files/manual_racoon.pdf








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ソーバックテーブル

2017年03月20日 | その他


テ-ブルはこんな感じです。(「ソーバックテーブル」と言います)
両脚と貫などを部品の状態で塗装するので仮に組み立てて
天板を取り付ける脚の上部の横棒(吸付という)と
それらをつなぐ支えの板(根太という)の段差がなくなるように
鉋で削ろうとしているところです。
この後 また分解して(X型の脚は接着してある)塗装に掛かります。
吸付に穿ってある小さな角孔は 天板を取り付けるための駒という部品を
取り付けるための穴です。(「駒止め」)
無垢板の天板は湿気や乾燥によって幅方向に伸び縮みするのでこのような細工が必要です。

下の写真は ずーっと以前に作った2.5メートルX1メートルの大きなソーバックテーブルです。
こちらの脚のデザインが昔のアメリカのスタイルです。
脚は踏ん張り両手で天板を支えているようなイメージが面白いです。
脚の構造は同じでも曲線を付けるか直線のまま作るかでこんなにもイメージが変わります。
下のテーブルは天板が大きく厚いので「駒止め」をせず
天板の下面に「吸付」を蟻桟で組み込んだものを脚に乗せています。
吸付きと脚は四か所のピンで固定しています。(天板の下にちょっと見えているでしょ)

(アルバムの写真プリントを複写したものだからボケてるね)



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ブログタイトルに偽りあり?

2017年02月20日 | その他
「タイトルと記事の内容とが掛け離れているんじゃあーりませんか」というお叱りの言葉が聞こえてきそうですので
今回は久しぶりに家具作りの話題です。

1.8メートルのテーブルとベンチを作っています。
材料はウォルナット材を使用します。
ウォルナットは過去にもスツールや小物を作るのに使用していましたが大型家具に使用するのは初めてです。
アメリカ産のウォルナットと日本のクルミ材を並べてみました。(ナラ材も)

削って研磨した材に家具用の油拭き塗装を施すと下のように濃い色になります。
これを「濡れ色」と言います。

ウォルナット材の魅力は何と言ってもこの茶色くなった濃い木肌の色目にあるでしょう。
サクラやカバなどと同じグループの「散孔材」ですので緻密な木目が現れ端正な感じになります。
それに対して私が主材として使っているナラ材は「環孔材」と言いケヤキやクリなどと同じグループです。
これらは板目取りすると大きな山形の木目が現れ着色塗装や摺り漆などを施すとこれが意匠の一つにもになります。




これは脚のカーブを円筒形の研磨布で研削して線を整えているところです。
磨くのではなく削るのが目的ですから60番という粗い番手の研磨布を使います。
この手作りの機械は「オシレーティング・スピンドルサンダー」(Oscillating Spindle Sander)と言い
特徴は研磨筒が回転しながら3センチほど上下に往復運動することです。


左は回転のみで削った部分 右は上下運動を加えて削った部分です。
回転だけで削ると研磨布の同じところが繰り返し当るので深い筋が入っています。
上下運動を加えると研磨布の筋が交錯して残るので目立たなくなるという効果があります。
その他にも 小さい径の研磨筒で番手の細かい研磨布を取り付けて加工すると回転の摩擦熱で材料が茶色く焦げてしまうことがあり
上下の運動がそれを防ぐという目的もあります。
このような機械で曲線の研削研磨を仕上げまでやってしまう人もいると思いますが
私は 墨線を残してバンドソーや糸鋸で曲線を切った後の形を整えるための「研削」のみに使用しています。
そして南京鉋や繰小刀でツルリンと削った後 今度は塗装のための仕上げ研磨を行います。
家具作りで一番難しいのは塗装だと思っているので その一歩手前の仕上げ研磨の作業には大変な神経を注ぎます。
(過去の木工教室関連の記事で受講生の方がこの機械を使って作業している風景がありますのそちらもご覧ください)
(2015年7月4日)



各部材の研磨を済ませ脚部と根太(ねだ)を組み立てたところです。
嵌め合いがきついと木が割れたり組み立てに苦労をします。反対に 必要なところが緩すぎると家具の寿命に影響します。


座板の穴に接着剤を塗り 脚部の「ほぞ」(でっぱり)と組んだ後に楔をガツンと打ち込み
はみ出た接着剤を水で洗い落したところです。



座板と両脚と根太の四点の部品だけの簡素な構造の三人掛けのベンチですが とても頑丈にできています。
間違いなく百年を超えて使い続けられることと思います。
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一月は文字大きめの日記帳

2017年01月23日 | その他
一週間ほど前の土曜日に 恒例の「とんど」がありました。
点火と共に炎が強風にあおられ 火の粉が近くの林にまで飛んでゆき
もう少しで燃え移りそうになって心配しました。



左に写っている青い服のHさんが確認のために林に入ってゆきました。



炎が竜のように舞い上がって暴れています。



こちらも地面の下草に燃え広がっています。



今年もお餅を焼きました。 美味しそうでしょ。



余りにも大きな炎が一気に燃え上がったので ちっこいパトカーで近所の家を巡回訪問していた駐在さんが「何事!」と見にやってきました。
たぶん都会で生まれ育った人なんでしょう 三十歳ぐらいの若いオマワリは「とんど」の行事のことを知らなかったようで 
オッサンたちが ただ大きなたき火をして遊んでいるのかと思っている様子でした。
オッサンたちも大した説明もせず ただやり過ごしていたのが面白かったです。


次の日とその次の日は天候荒れて大雪になりました。
こちらはその次の日の工房の前の写真です。
ようやく日が差してきたので「写真を撮りましょか」という気になりました。


椿の花にもかぶって美しいです。 「椿の楽しみ方」の記事(2015年12月)のところにも載せておきましょう。








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