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今日は吉野個人話を1つ披露します
俺は普段は月曜日から土曜日までウェイターの仕事をしてます
その仕事以外に、3ヶ月前ぐらいまで近所の小さなレンタルビデオ屋さんで、
夜の9時から夜中の2時まで働いてました。
早番と遅番1人づつで間に合うような規模の店で、
基本作業が返却と貸し出し、新入荷した商品のパソコンへの登録と
棚に並べる作業。
やる事はこれぐらいだから、勤務時間の殆どの時間をレジに座ってるだけで、
好きな音楽を聴きながら、本を読んだりケータイでゲームをしてみたり。
近所だから佐山兄さんが遊びに来て話し込んだり。
近所だからバックドロップボムのトシ君が店の前の道を偶然通りかかってみたり。
バックドロップボムのスタジオの帰りに、
54‐71のボボが遊びに来てみたり(なぜか必ずトイレを借りる)・・・。
そんな楽チンな働きで時給は900円
仕事から帰って来て、部屋でテレビを見ながらボーッとしてるんなら、
座ってるだけで1時間900円を稼いだほうが良い。
そんな理由でバイトを始めました
「街の小さなレンタルビデオ屋」と聞いて男性諸君なら
店の殆どがアダルトビデオなんじゃないの
と思う男性は多々居ると思いますが・・・その通りです。
ていうか、予想以上のアダルトビデオの量にビックリ
しかし、しかし、それ以上にビックリなのが
アダルトビデオ大好きっ子な男性諸君。
働くうちに客の顔を覚えていくと気が付くのは、
彼らのレンタルペースの早さ
1泊2日を借りては返して、またすぐ借りては返して・・・。
毎日来てるよねアナタ達。ある意味感心するよ。お手上げですよ
だって、凄い人は1度に12本ぐらい借りるんですよ
たぶん、新しいタイトルは全てチェックしなきゃ気になってダメなんでしょうね。
彼の事は俺の中で通称アダルト・チャンピオン、
訳して『アダチャン』と呼んでました。
その他にも、なかなかパンチのあるというか、イタイ客が沢山いましたよ
まずは体臭キツい系。
これは、居ますねぇ。数名居ました
かなりのグッドスメルを店に撒き散らして帰るので
グッドスメル君が店を出た後の消臭スプレーは必須アイテムですよ。
それでもキツかったら真冬だろうと窓を開けます
次は、店員に話しかけてくる若い彼。
その彼は見た目は男前で原宿辺りに居そうな若者なんだけど、
ある日彼が突然俺に話しかけてきたんですよ。
何かと思ったら、いきなりですよ初トークなんですよ彼と俺は
それなのに、いきなり自分のフェチに対する想いを15分以上話して、
フェチトークが終わったら今度は、不満というか悩み告白。
悩みと言ってもアダルトビデオに関して。
客 『あのぉ、このタイトルはDVDしかないんですかビデオは無いんですか』
吉野店員 『このタイトルはDVDしか無いですねぇ。
DVDプレイヤーを持ってないんですか』
客 『持ってるんですけど、DVDの早送り・巻き戻しをしてる時の
あの画面が嫌いなんですよ』
吉野店員の心の声
『えっどういうこだわり
ていうか、アダルトビデオを見るという作業において、
巻き戻し・早送りの画面に不満を持つ意味が分からない・・・。
常に早送りをしながら見るわけじゃないんだし。
ていうか、ビデオの巻き戻し・早送り画面は許せるの分からん…』
しかし、俺の中で解決が出来ないまま、彼は諦め顔で店を出て行きました
そして、俺が1番お気に入りなキャラな客は・・・
その人は雨の日に俺の前に現れました・・・ビデオを返却に来た彼の見た目は、
リーゼント調な髪型で、スカジャンに純白のTシャツ。
そのTシャツをスリムなブラックジーンズの中にTシャツインしてて
靴はコンバース。
しいて言うなら『あしたのジョー』気味なビジュアル。
目のパッチリした昭和な甘いマスク。
そんな彼は雨の中、傘をささずにいたためビショ濡れ。
そして、返却するビデオをレジに置いて、
気さくな笑顔を見せる彼は初対面の俺に『雨凄いね~』と話しかけてくる。
笑顔で答える吉野店員。
この人・・・動きから、見た目から全てが古い・・・昭和だ・・・気になる。
そして、そんなキザな雰囲気を持つ彼がスカジャンのボタンを外すと・・・
彼の胸に抱かれたカワイイ子猫ちゃんが顔を覗かせるニャ~
この人・・・ますます気になる。
その時に俺は思ったというか、そうであってほしいと思った・・・。
昭和のドラマのワンシーンのようなシチュエーションを・・・。
雨の中、スカジャンを頭まで被りながら走って家に帰る途中に、
道端にある段ボールを見てみると・・・
ビショ濡れになりながら小刻みに震える子猫。
放っておけない彼は、ビショ濡れの子猫を抱き
『お前も俺と一緒で独りぼっちなんだな・・・』と言い、
子猫をスカジャンの中に。
こんなシチュエーションで拾った子猫であってほしいと、
心の中で願いながら返却処理をする為に返却商品4本を袋から出すと・・・
4本とも『痴漢もののビデオかいっ』
動物には優しいが、痴漢願望アリまくりかい
良い人な雰囲気満載の彼に俺が描いたシチュエーションは、あっさり崩れた
しかし彼は延滞金のおつりの1円を渡そうとしたら俺に笑顔で言いました・・・
『おつりはいらないよ』アンタ最後まで完璧だったよ・・・。
ていうか、ていうか、この客の話を『上手く出来過ぎてる』なんて思って
作り話だと思うでしょ
本当に本当に全く脚色ナシです本当に本当に。
最後にコメントをくれた、まりさんへ・・・
お手数掛けますが、通販用のアドレスに
HPのURLをメールしてもらえたら助かります
今日は吉野個人話を1つ披露します
俺は普段は月曜日から土曜日までウェイターの仕事をしてます
その仕事以外に、3ヶ月前ぐらいまで近所の小さなレンタルビデオ屋さんで、
夜の9時から夜中の2時まで働いてました。
早番と遅番1人づつで間に合うような規模の店で、
基本作業が返却と貸し出し、新入荷した商品のパソコンへの登録と
棚に並べる作業。
やる事はこれぐらいだから、勤務時間の殆どの時間をレジに座ってるだけで、
好きな音楽を聴きながら、本を読んだりケータイでゲームをしてみたり。
近所だから佐山兄さんが遊びに来て話し込んだり。
近所だからバックドロップボムのトシ君が店の前の道を偶然通りかかってみたり。
バックドロップボムのスタジオの帰りに、
54‐71のボボが遊びに来てみたり(なぜか必ずトイレを借りる)・・・。
そんな楽チンな働きで時給は900円
仕事から帰って来て、部屋でテレビを見ながらボーッとしてるんなら、
座ってるだけで1時間900円を稼いだほうが良い。
そんな理由でバイトを始めました
「街の小さなレンタルビデオ屋」と聞いて男性諸君なら
店の殆どがアダルトビデオなんじゃないの
と思う男性は多々居ると思いますが・・・その通りです。
ていうか、予想以上のアダルトビデオの量にビックリ
しかし、しかし、それ以上にビックリなのが
アダルトビデオ大好きっ子な男性諸君。
働くうちに客の顔を覚えていくと気が付くのは、
彼らのレンタルペースの早さ
1泊2日を借りては返して、またすぐ借りては返して・・・。
毎日来てるよねアナタ達。ある意味感心するよ。お手上げですよ
だって、凄い人は1度に12本ぐらい借りるんですよ
たぶん、新しいタイトルは全てチェックしなきゃ気になってダメなんでしょうね。
彼の事は俺の中で通称アダルト・チャンピオン、
訳して『アダチャン』と呼んでました。
その他にも、なかなかパンチのあるというか、イタイ客が沢山いましたよ
まずは体臭キツい系。
これは、居ますねぇ。数名居ました
かなりのグッドスメルを店に撒き散らして帰るので
グッドスメル君が店を出た後の消臭スプレーは必須アイテムですよ。
それでもキツかったら真冬だろうと窓を開けます
次は、店員に話しかけてくる若い彼。
その彼は見た目は男前で原宿辺りに居そうな若者なんだけど、
ある日彼が突然俺に話しかけてきたんですよ。
何かと思ったら、いきなりですよ初トークなんですよ彼と俺は
それなのに、いきなり自分のフェチに対する想いを15分以上話して、
フェチトークが終わったら今度は、不満というか悩み告白。
悩みと言ってもアダルトビデオに関して。
客 『あのぉ、このタイトルはDVDしかないんですかビデオは無いんですか』
吉野店員 『このタイトルはDVDしか無いですねぇ。
DVDプレイヤーを持ってないんですか』
客 『持ってるんですけど、DVDの早送り・巻き戻しをしてる時の
あの画面が嫌いなんですよ』
吉野店員の心の声
『えっどういうこだわり
ていうか、アダルトビデオを見るという作業において、
巻き戻し・早送りの画面に不満を持つ意味が分からない・・・。
常に早送りをしながら見るわけじゃないんだし。
ていうか、ビデオの巻き戻し・早送り画面は許せるの分からん…』
しかし、俺の中で解決が出来ないまま、彼は諦め顔で店を出て行きました
そして、俺が1番お気に入りなキャラな客は・・・
その人は雨の日に俺の前に現れました・・・ビデオを返却に来た彼の見た目は、
リーゼント調な髪型で、スカジャンに純白のTシャツ。
そのTシャツをスリムなブラックジーンズの中にTシャツインしてて
靴はコンバース。
しいて言うなら『あしたのジョー』気味なビジュアル。
目のパッチリした昭和な甘いマスク。
そんな彼は雨の中、傘をささずにいたためビショ濡れ。
そして、返却するビデオをレジに置いて、
気さくな笑顔を見せる彼は初対面の俺に『雨凄いね~』と話しかけてくる。
笑顔で答える吉野店員。
この人・・・動きから、見た目から全てが古い・・・昭和だ・・・気になる。
そして、そんなキザな雰囲気を持つ彼がスカジャンのボタンを外すと・・・
彼の胸に抱かれたカワイイ子猫ちゃんが顔を覗かせるニャ~
この人・・・ますます気になる。
その時に俺は思ったというか、そうであってほしいと思った・・・。
昭和のドラマのワンシーンのようなシチュエーションを・・・。
雨の中、スカジャンを頭まで被りながら走って家に帰る途中に、
道端にある段ボールを見てみると・・・
ビショ濡れになりながら小刻みに震える子猫。
放っておけない彼は、ビショ濡れの子猫を抱き
『お前も俺と一緒で独りぼっちなんだな・・・』と言い、
子猫をスカジャンの中に。
こんなシチュエーションで拾った子猫であってほしいと、
心の中で願いながら返却処理をする為に返却商品4本を袋から出すと・・・
4本とも『痴漢もののビデオかいっ』
動物には優しいが、痴漢願望アリまくりかい
良い人な雰囲気満載の彼に俺が描いたシチュエーションは、あっさり崩れた
しかし彼は延滞金のおつりの1円を渡そうとしたら俺に笑顔で言いました・・・
『おつりはいらないよ』アンタ最後まで完璧だったよ・・・。
ていうか、ていうか、この客の話を『上手く出来過ぎてる』なんて思って
作り話だと思うでしょ
本当に本当に全く脚色ナシです本当に本当に。
最後にコメントをくれた、まりさんへ・・・
お手数掛けますが、通販用のアドレスに
HPのURLをメールしてもらえたら助かります