CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

24-177「ライド・オン」(中国)

2024年06月15日 00時08分31秒 | 中国映画
跳ぶのは簡単、辞めるのは難しい

 かつて香港映画界伝説のスタントマンと言われたルオ・ジーロン。現在は第一線から退き、愛馬のチートゥとともに、エキストラなどの地味な仕事をこなす日々を送っている。

 債務トラブルをきっかけに、チートゥが競売にかけられることとなったルオは、苦肉の策で遠縁になっていた法学部の学生である一人娘のシャオバオに助けを求める。そんなルオに、愛馬との共演というスタントマンのオファーが舞い込んでくる。

 年齢的にも危険をともなう撮影だったが、ルオはチートゥを守るため、危険なスタントシーンに挑戦していくこととなる。(「作品資料」より)


 初主演作から50年、70歳を迎えたジャッキー・チェン主演最新作。

 香港映画界最高のスタントマンと呼ばれていたが、今はすっかり落ちぶれてしまったルオ・ジーロン。
 
 愛馬チートゥと共に地味な仕事をこなしている。

 しかし、そのチートゥが競売にかけられそうになり、ジーロンは長らく音信不通となっていた法学生の娘、シャオバオに連絡する。

 物語は、音信不通であった父娘が再び絆を取り戻す様子が描かれる。

 そして、ふとしたことでジーロンとチートゥは注目され、命を張ったスタントをするようになる。

 スタントへの思いが強すぎて、家族を顧みなかったジーロン。

 再びスタントに入れ込むジーロンとシャオバオの雰囲気が悪くなっていく。

 ジャッキー・チェン主演ということであり、アクション・シーンもあるが、激しいというより、ちょっとコミカルな雰囲気のアクションであった。

 スタントマンであるジーロンがかつて挑んだスタントを映し出すシーンがあるが、そこに映し出されるのはジャッキーの過去の作品のアクション・シーン。

 先日鑑賞した「ポリス・ストーリー 香港国際警察」「奇蹟 ミラクル」の映像もあったな。

 アクションもあるが、父と娘が絆を取り戻す話がメイン。

 そして、手放さなくてはならなくなった馬のチートゥとの絆を描いたドラマになっている。

 なかなか終盤は泣かされる展開となっている。

 判りやすい話で、面白い1本だった。

/5

監督:ラリー・ヤン

出演:ジャッキー・チェン、リウ・ハオツン、グオ・リーチン、ユー・ロングァン、アンディ・オン、ジョイ・ヨン、ユー・アイレイ、シー・シンユー、レイ・ロイ、ウー・ジン

於:グランドシネマサンシャイン池袋
 

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