安心して眠れるのが故郷か
1981年。南アフリカは10年以上にわたって南西アフリカとアンゴラの国境地帯で戦闘を続けてきた。RECCEの凄腕隊員ヘンクは偵察と暗殺のため敵地アンゴラに潜入するが、無事任務を終えた矢先、敵の襲撃に遭う。
連絡の途絶えたヘンクを本部は戦死とみなすが、傷を負いながらもなんとか生き延びた彼は、愛する家族が待つ故郷へ帰るため孤独な戦いを繰り広げる。(「作品資料」より)
南アフリカの最強部隊と言われる〝RECCE〟に所属するヘンクは、ロシア幹部殺害の指令を受け、アンゴラに単身潜入する。
無事任務を完了したものの、途中で敵の襲撃に遭ってしまい、合流地点へと辿り着けなくなる。
本部はヘンクを戦死したものとみなす中、ヘンクはただ一人敵と戦いながら、生き延びようと奮闘する。
話の展開としては、本格的ミリタリー・アクションという感じではある。
邦題に〝部隊〟とあるが、登場するのは一人。
そんなヘンクを含め、その妻、父親、更にヘンクに指令を授ける大佐、更に謎の暗殺者が登場するのだが、彼らの戦闘に対して感情が語られていく。
冒頭から独白のシーンで始まり、その後もそれぞれの独白シーンが入るので、ちょっと間延びしたような感じを受けてしまったな。
ヘンクの孤独な戦いのみならず、ヘンクの戦死を知らされた妻、そして両親の悲しむ様子もじっくりと描かれる。
独白が多いというのは、イメージ的に「ツリー・オブ・ライフ」などのテレンス・マリックの作品を何となく思い出させるものがあったな。
様々な人物、立場から戦いに関する想いを聞かされる中、孤独な戦いを続けるヘンク。
そして、何とか連絡をつけることが出来たヘンクに対し、本部が下した驚きの決断。
いったいヘンクの運命がどうなるのか気になるところであったが、そこからの展開に関しては、思いも寄らぬところがあると共に、ちょっと暖かい結末となる。
ミリタリー・アクションではあったが、感情を表すシーンが多く、やや眠気を誘う部分もある作品だった。
/5
監督:ヨハネス・フェルディナンド・ヴァン・ジル
出演:グレッグ・クリーク、クリスティナ・フィッサー
グラント・スウォンビー、マリウス・ウェイヤーズ
於:ヒューマントラストシネマ渋谷
1981年。南アフリカは10年以上にわたって南西アフリカとアンゴラの国境地帯で戦闘を続けてきた。RECCEの凄腕隊員ヘンクは偵察と暗殺のため敵地アンゴラに潜入するが、無事任務を終えた矢先、敵の襲撃に遭う。
連絡の途絶えたヘンクを本部は戦死とみなすが、傷を負いながらもなんとか生き延びた彼は、愛する家族が待つ故郷へ帰るため孤独な戦いを繰り広げる。(「作品資料」より)
南アフリカの最強部隊と言われる〝RECCE〟に所属するヘンクは、ロシア幹部殺害の指令を受け、アンゴラに単身潜入する。
無事任務を完了したものの、途中で敵の襲撃に遭ってしまい、合流地点へと辿り着けなくなる。
本部はヘンクを戦死したものとみなす中、ヘンクはただ一人敵と戦いながら、生き延びようと奮闘する。
話の展開としては、本格的ミリタリー・アクションという感じではある。
邦題に〝部隊〟とあるが、登場するのは一人。
そんなヘンクを含め、その妻、父親、更にヘンクに指令を授ける大佐、更に謎の暗殺者が登場するのだが、彼らの戦闘に対して感情が語られていく。
冒頭から独白のシーンで始まり、その後もそれぞれの独白シーンが入るので、ちょっと間延びしたような感じを受けてしまったな。
ヘンクの孤独な戦いのみならず、ヘンクの戦死を知らされた妻、そして両親の悲しむ様子もじっくりと描かれる。
独白が多いというのは、イメージ的に「ツリー・オブ・ライフ」などのテレンス・マリックの作品を何となく思い出させるものがあったな。
様々な人物、立場から戦いに関する想いを聞かされる中、孤独な戦いを続けるヘンク。
そして、何とか連絡をつけることが出来たヘンクに対し、本部が下した驚きの決断。
いったいヘンクの運命がどうなるのか気になるところであったが、そこからの展開に関しては、思いも寄らぬところがあると共に、ちょっと暖かい結末となる。
ミリタリー・アクションではあったが、感情を表すシーンが多く、やや眠気を誘う部分もある作品だった。
/5
監督:ヨハネス・フェルディナンド・ヴァン・ジル
出演:グレッグ・クリーク、クリスティナ・フィッサー
グラント・スウォンビー、マリウス・ウェイヤーズ
於:ヒューマントラストシネマ渋谷
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