CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

18-019「ミッドナイト・スネーク 絡み合う毒牙」(南アフリカ)

2018年01月20日 12時16分40秒 | 南アフリカ映画
ヘビが近づいたら、鳥が報せてくれる
 都会の喧騒を離れ、電波も届かない手つかずの大自然の中へ足を踏み入れた夫婦アダムとグウィネスは、ロマンティックな旅を満喫していた。
 だが、二人が体を重ねて眠るテントに、世界で最も多くの人間の命を奪った毒ヘビとして知られるブラックマンバが入り込む。そんな逃げ場のない絶体絶命の状況下、夫婦二人の秘密やウソが次々と暴かれ、剥き出しになっていく。
 裏切りへの強い悲しみと憤りのなか、二人は本能的にそれぞれ自分だけでも生き残ろうとテントの外へ飛び出すが、そこにはブラックマンバが牙を剥き出し待ち構えていた。(「KINENOTE」より)


 大自然の山奥。テントで眠る夫婦の間に毒蛇、ブラックマンバが入り込み、二人の体の間を這い回る。
 絶体絶命の状況に置かれた夫婦の姿を描いたサスペンス・スリラー。


 噛まれたら、5分で死ぬとか20分で死ぬとか言われるブラックマンバ。

 そんなブラックマンバが二人の体の間をゆっくり這い回り、首をもたげて舌をチロチロさせる様子には怖さと緊迫感があったな。

 一種のシチュエーション・スリラーである。

 アダムは昆虫学者で、調査のため電波も届かない山奥へ出かける。
 それに無理やり着いていく妻のグウィネス。

 グウィネスは浮気をしていたのか、ストーカーに遭っているのか、男から執拗に電話やラインを受ける。
 結局浮気をしたようだが、その男とは終わりにしようと考えている模様。

 全てを忘れ去るためアダムに付いていくグウィネスであるが、ブラックマンバによって身動きがとれない状況で、アダムに全てを知られてしまう。

 ブラックマンバの脅威と共に、二人の愛憎が募っていく展開。

 もしかすると、どちらかが相手を犠牲にして生き延びようとするのではないかとも思わされる。

 
 裏切りへの怒りと悲しみが募っていき、更に生存本能が動き出す中、果たして二人の運命はどうなるのか。


 テントの中での状況はなかなか緊迫感のある作品だった。

 ラストの展開はやっぱり愛が勝つということなんだろうか。

/5

監督:アマンダ・エヴァンス
出演:セーラ・デュモント、トム・エインズリー
於:ヒューマントラストシネマ渋谷

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