CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

23-110「テリファー」(アメリカ)

2023年05月10日 00時54分00秒 | アメリカ映画
ピエロが笑っている
 ハロウィンパーティの帰り、タラとドーンは酔いを覚ますためダイナーに立ち寄る。
 するとゴミ袋を担いだピエロメイクの男が店に入ってきて、どういうわけかタラに熱視線を送り続ける。タラはその様子を不気味に感じるが、しばらくすると男はトイレで何か問題を起こしたようで店を追い出される。
 ほどなくしてタラとドーンも店を出るが、止めておいた車がパンクしていた。タラは姉に電話して迎えにきてもらうことにしたが、その裏でピエロメイクの男がダイナーの店員を殺害していた。
 そしてそこから、タラは一晩中ピエロメイクの男に追われるはめになる。(「作品資料」より)


 2016年製作、謎のピエロ、アート・ザ・クラウンの残虐行為を描いたスプラッタ・ホラー。

 日本では未公開であったが、2023年6月に、その続編が公開されるということで、第1作である本作も緊急公開されたよう。

 仮装なのかどうかは定かではないが、ピエロの格好をしているアート・ザ・クラウンということで、時期はハロウィンの夜。

 パーティ帰りの女性、タラとドーンは酔い冷ましのためピザ屋に立ち寄るが、そこにごみ袋を抱えたピエロの格好をした男が入って来る。

 ピエロは注文もせず、じっとタラを見つめているだけ。

 やがて店を追い出されるピエロ。

 タラとドーンは帰宅するため車に向かうが、車がパンクしており、姉のビクトリアに迎えを頼む。

 そこからタラは、ピエロの男に執拗に狙われることとなる。

 てっきりタラとドーンは早々に犠牲になるのかと思ったが、タラが狙われ、逃げ惑う姿が描かれる。

 ピエロの男、アート・ザ・クラウンによる犠牲はピザ屋の店員たちから始まるが、その残虐さはかなりのスプラッタである。

 アート・ザ・クラウンは全く言葉を発さず、ピエロらしい所作でタラたちに迫って来るが、体を痛めつけられても言葉を発さないんだな。

 タラ、そして彼女を迎えに来たビクトリアがアート・ザ・クラウンに狙われ、逃げ惑う展開。

 果たして、その結末はいかに。

 冒頭の映像は、その事件の後の話であったのかな。

 アート・ザ・クラウンは、普通の人間がピエロの格好をしているだけではないような感じで終わりを迎える。

 残虐描写が目を見張るホラーであるが、拳銃を取り出すのは、ちょっと卑怯な気もしたが、悪人には関係なしか。

 いかにも続編を考えている結末であったが、しっかり続編製作されたんだな。

/5

監督:デイミアン・レオーネ
出演:ジェナ・カネル、サマンサ・スカフィディ、デビッド・ハワード・ソーントン、キャサリン・コーコラン、マット・マカリスター、ケイティ・マグワイア
於:TOHOシネマズ六本木ヒルズ

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