CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

20-037「ラスト・バレット」(フランス・ウクライナ・ベルギー)

2020年01月28日 00時16分18秒 | フランス映画
オオカミは、覚えた血の味は忘れない
 人里離れた山小屋で孤独な生活を送る凄腕の殺し屋ヘンリー。報酬さえもらえれば依頼主が何者かは問わない彼は、厳重な警備に守られた大富豪ケスラーをいとも簡単に始末する。
 数日後、森で倒れている女を発見したヘンリーは、不審に思いながらも介抱する。
 同じ頃、ケスラー殺害事件を捜査する警察と、女の行方を追う謎の男たちがヘンリーに急接近し。(「作品資料」より)


 雪深い山小屋で1人過ごす男、ヘンリー。そんな彼の元に、スノーモービルの事故で重傷を負った女性が辿り着く。

 彼女を介抱するヘンリー。
 
 その10ヶ月前、ヘンリーは大富豪のケスラーを依頼によって射殺する。

 刑事のカッパはその捜査を続けていく。

 そして、メロディと名乗る女性は、彼女を見張っていた男の目をすり抜け、雪深い山奥へとやって来て事故に遭い、ヘンリーの元へと辿り着くことになる。

 果たしてメロディは何者なのか、ヘンリーは平穏な生活を続けられるのか。

 
 何となくイメージとして、メロディは何かしら事件の秘密を握る女性で、命を狙われて逃げており、偶然ヘンリーの元へと辿り着いたよう。
 そんな彼女を仕方なく助けるため、ヘンリーが彼女を追う者たちと対決するような展開になるのかと思っていた。

 ヘンリーを演じたのが、「レオン」のジャン・レノということで、何となくそんなイメージになってしまう。

 物語は、山小屋の中でのヘンリーとメロディのやり取り、そしてカッパのケスラー殺害の捜査の様子を交互に映し出していく。

 ケスラー殺害事件が、メロディに何かしら繋がりがあるのか、気になるところ。

 そして、メロディを張り込んでいた男が徐々に彼女とヘンリーの元へと近づいてくる。

 
 緊張感が高まっていく中で、意外な真実が明らかになっていく展開ではあったが、決着は何かアッサリとしたものだったな。

 そして、正直もやもや感も残ってしまう結末。

 何となく最後は一気に決着まで強引に持っていった感じで、物足りなさが少々残る作品だった。

/5

監督:フレデリック・プティジャン
出演:ジャン・レノ、サラ・リンド、ジョー・アンダーソン、デヴィッド・ジャーシー
於:ヒューマントラストシネマ渋谷

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