CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

23-060「最後まで行く」(韓国)

2023年03月20日 00時06分12秒 | 韓国映画
おまえのおかげで潜水記録を更新した
 殺人課の刑事ゴンスは母の葬式の日に急な連絡を受け、慌てて警察署へと向かう。その途中、不注意から通行人の男をはねてしまった彼は、男の遺体を隠すため母の棺桶に入れて一緒に埋葬する。
 ところが、事故の一部始終を目撃したという謎の男チャンミンから脅迫を受けるようになり、次第に追い詰められていく。(「作品資料」より)


 2014年製作のクライム・サスペンス。

 2015年の〝カリコレ〟で上映されたのを鑑賞しているが、今回日本リメイク版が公開されるためか、リバイバル公開したものを鑑賞。

 刑事のゴンスは、母親の葬儀の最中、内部監査が行われると聞き、急いで警察へ戻ろうとするが、その途中人を轢いてしまう。

 その死体をトランクに隠し、こともあろうに母親の棺の中に入れて、一緒に埋葬してしまう。

 あんなおもちゃで死体が動かせるのかと思ったが、その死体を棺の中に入れようとするシーンも時間との戦いで緊張感のあるシーンであった。

 死体を棺の中に入れて隠したことで、一件落着かと思ったら、まずその男が凶悪犯で、その事件の担当になり、更に謎の男から人を轢いたことで脅迫を受けることになる。

 やがて、脅迫してきた男チャンミンの意外な正体が明らかになるが、ゴンスはどんどんチャンミンに追い詰められていく。

 家族も危険に晒されていることを知ったゴンスは、チャンミンと対峙することを決意する。

 一つの事故を隠蔽したことをきっかけに、どんどん深みにはまっていく男の運命を描いた作品。

 チャンミンは、ゴンスが轢いた男の持っている何かを欲している様子で、その男を引き渡すよう指示してくる。

 チャンミンもなかなか強烈な男であるが、果たしてゴンスはどのように事態を解決しようとするのか。

 その運命は。

 ここまで来たらゴンスも刑事を続けていられないだろうと思うが、ことは意外な展開となっていく。

 しかもラストは、悪運が招いた運なのか。

 ことの展開とゴンスの運命がどうなるのか気になる展開で、面白い一本であった。

/5

監督:キム・ソンフン
出演:イ・ソンギュン、チョ・ジヌン、シン・ジョングン、チョン・マンシク、シン・ドンミ
於:シネマート新宿

コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 23-059「なのに、千輝くんが... | トップ | 23-061「デスNS インフル... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

韓国映画」カテゴリの最新記事