CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

24-226「ナイトマン 夜の殺人者」(ベルギー)

2024年07月31日 00時15分05秒 | ベルギー映画

人間がどれほど悪になり得るか

 妊娠中のアレックスは夫ダミアンとともに、空き家となったダミアンの実家に引っ越してくる。実家とは長い間疎遠になっていたダミアンは、町で高齢女性から声をかけられる。

 その翌朝、夫妻の家を警察官が訪れ、その高齢女性が行方不明になったと話すが、ダミアンは彼女のことは知らないと嘘をつく。

 やがてアレックスはダミアンが夜な夜な出歩いていることに気づき、彼が危険な夢遊病者なのではないかと疑うようになる。(「作品資料」より)

 

 夫が危険な夢遊病者ではないかと疑念を抱いた妻が恐怖に陥る様を描いたサスペンス・ホラー。

 アレックスと夫のダミアンは、母親が介護施設に入ったことから空き家になったダミアンの実家に住むことにする。

 ダミアンにはリリーという妹がいたようだが、亡くなったよう。

 そして、2人は雑貨屋で高齢の女性と出会い、女性はダミアンに話しかけるが、ダミアンは彼女を知らないと言う。

 女性がダミアンにかけた言葉がちょっと怪しく、もしかすると催眠でもかけたのでは、と思わされる。

 やがて、ダミアンは夜に出歩くようになり、その姿は異様。

 アレックスは彼の後をつけ、やがて思いもよらぬ恐怖を味わうことになる。

 果たして、ダミアンは夜に出歩き、人を殺しているのか。

 実家からすぐ近くにある、ダミアンが在籍していたという寄宿学校の真実。

 そして、ダミアンの妹の死にまつわる真実。

 アレックスはクライマックス、恐怖を味わうこととなる。

 何とか逃れようとするアレックス。

 意外と言えば意外な展開になっていく。

 実験によって作られた怪物ということになるのかな。

 興味深い展開の作品だった。

 ラストはホラーとして常套的なシーンで終わる。

/5

監督:メラニー・ドゥロワ

出演:ザラ・デブリン、オーウェン・ダフィ、マーク・ヒューバーマン、アンソニー・モリス、ゲイリー・マーフィ

於:新宿シネマカリテ


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