CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

20-007「エスケイプ・ゲーム」(ベルギー)

2020年01月05日 21時57分08秒 | ベルギー映画
ヤコブの梯子って知ってる?
 優勝者に1億円が贈られるリアル脱出ゲーム「パラノイア」。最終ラウンドまで勝ち残った天才青年ルーカスと恋人クロエは、ライバルたちが危険なミッションで次々と命を落としていることを知る。
 まるで快楽殺人者によって仕掛けられたかのような殺人ゲームを生き延びるべく奮闘する2人だったが。(「作品資料」より)


 優勝すれば100万ドルの賞金を得られるという〝パラノイア〟というゲームに参加した男女が恐怖に襲われるサバイバル・スリラー。

 1年前に別れた元恋人のクロエがルーカスの元を訪れ、パラノイアの最終ラウンドへの誘いをかけてくる。
 謎を解いて二人が辿り着いたのが、閉鎖された病院。

 そこにはクロエとルーカスを含めた6人の男女が集まり、最終ラウンドとなる一種の脱出ゲームに挑戦することに。

 しかし、ゲームを進めていくうちに危険な目に遭い、更に参加者の死体を発見する。

 果たして、このゲームの主催者は誰なのか、そしてその目的は何なのか。


 生き残るため部屋に仕掛けられた謎を解き、鍵となるメッセージを見つけ、次の謎を解いていく。

 その謎解きはしっかりとしたものがあって面白かった。

 しかし、そんなゲームのさ中に参加者が殺されるという事態が発生する。

 ゲーム自体にも危険なものがあり、このゲームの主催者が命を賭けたゲームを計画したと思わせるのだが、果たしてその理由が気になるところ。

 クロエとルーカスが謎を解く様と共に、参加者が襲われる様子が描かれる。

 徐々に話が進んでいくと、もしかすると犯人はこの人物ではないかなと思わされる。

 それはゲームをしている廃病院が精神科であったこと、そして少しばかり伏線となったのが、母親への語りかけだったな。


 驚きの真実をはらんだサイコ・サバイバル・サスペンス。

 ゲームの真相、行く末が気になる作品であった。

/5

監督:ジャッカス・クルーガー
出演:チャーリー・パーマー・ロスウェル、ロクサーヌ・メキスダ
於:ヒューマントラストシネマ渋谷

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