畑がどこまでも続いている
ネブラスカ州の小さな田舎町ガトリンで起きた凄惨な事件の後、生き残った子どもたちは近隣の街ヘミングフォードで養子として新しい生活を始めていた。
事件を取材しにニューヨークからやってきたタブロイド紙の記者ジョン・ギャレットとその息子ダニーは、残された子どもたちに不審な影を感じ、トウモロコシ畑に関する謎の存在に気付く。
そして新たな子ども教祖が覚醒し、大人たちがひとり、またひとりと惨殺されていく。(「作品資料」より)
スティーヴン・キングの短編小説を映画化した「チルドレン・オブ・ザ・コーン」の続編。
1992年製作であるが、日本では劇場未公開。
1作目の劇場初公開に合わせて本作も劇場初公開され、そちらを鑑賞。
ネブラスカ州のガトリンで起こった大人たちの惨殺事件の後、子供たちは近隣のヘミングフォードで養子として暮らしている。
そこへニューヨークから記者のギャレットが息子のダニーを連れて取材にやって来る。
なかなか取材が進まなかったが、ガトリンで知り合った少年、マイカがトウモロコシの閃光を受けたのか、新たな教祖として他の子供たちを扇動していく。
そして、大人たちが一人、また一人と惨殺されていく。
パターンとしては前作と同じような感じではあった。
子供たちが大人を殺戮していくという展開が恐ろしい。
〝畝の後ろを歩く者〟の存在は、その兆候は見せるが、正体まではハッキリしなかったな。
ダニーはレイシーという少女と知り合うが、マイカたちに巻き込まれていく。
ギャレットはそんなダニーを救い出そうと奮闘する。
子供相手でも容赦なかったな。
前作ほどの不穏さは感じなかったが、狂気を宿していく子供たちの姿が恐ろしく、興味深いホラーであった。
/5
監督:デヴィッド・F・プライス
出演:テレンス・ノックス、ポール・シェーラー、ロザリンド・アレン、ネッド・ロメロ、マイカ・ボルマン
於:シネマート新宿
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます