CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

19-182「アイアン・スカイ 第三帝国の襲撃」(フィンランド・ドイツ)

2019年07月22日 00時17分08秒 | フィンランド映画
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 月面ナチスとの戦いに勝利した人類だったが、核戦争の勃発で地球は荒廃してしまい、わずかに生き残った人類は地球を脱出し、月面基地で細々と生き延びていた。
 しかし資源の枯渇により滅亡の危機を迎えていた。そこでレナーテとジェームズの娘オビは、地球の深部にあるといわれるエネルギーを求めて地球へと旅立つ。
 しかしそこには、ナチス・ヒトラーと結託した秘密結社ヴリル協会が、人類滅亡の機を窺い、恐竜とともに待ち受けていた。(「allcinema」より)


 第二次世界大戦後、月の裏側に逃れ、第四帝国を築き、地球に襲来するナチス・ドイツを描いたSFアクション・コメディ「アイアン・スカイ」の続編。

 実はエイリアンであったナチス・ドイツとの戦闘によって地球は崩壊し、生き残った人々は月へと移住していた。

 そんな彼らの元に再びナチス・ドイツを率いたウォルフガングがやって来る。

 地球内部にあるエネルギーを手にすれば、危機に瀕している月の生活を救えるし、飛行船も飛ばすことが出来るという。

 月の人々を統率するレテーナの娘、オビは、数人の仲間と共に地球へと向かい、内部にあるというエネルギーを持ち帰ろうとする。

 しかし、そこに待ち受けていたのはエイリアンであるヴリル族であった。


 前作の終わりがどうだったか、ちょっと憶えていなかったが、本作はナチス・ドイツがそれ程押し出されていたかな。

 どちらかと言うと、エイリアンとの対決をメインとしたSFアクション。

 笑いをどんどん押し込んでくるので、笑いは満載。


 地球の内部におけるオビたちとヴリル族との対決や、月まで追ってきたヒトラーに扮するヴリル族との戦闘などもあったが、こちらもどちらかと言えば、ユルイ感じはしたかな。

 前作にも登場の、ウド・キア演じるアドルフ・ヒトラー。

 他にもプーチンやサッチャーなども登場するが、どういうわけかザッカーバーグやスティーヴ・ジョブスまで登場する。

 やたらとIT、ネット絡みで笑いを誘ってくるところがあったな。

 何となくテーマから逸れた感じは受けたが、笑いも満載で楽しいSFアクション・コメディであった。

/5

監督:ティモ・ヴオレンソラ
出演:ララ・ロッシ、ウラジミール・ブルラコフ、キット・デイル
   ユリア・ディーツェ、ステファニー・ポール、トム・グリーン、ウド・キア
於:TOHOシネマズ日比谷

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