
最近凝りだした飛行機の離発着の撮影だとiPhoneの倍率不足は否めない。
そこでジャンクのJVC社製コンパクトビデオカメラ光学40倍ズームをオークションでゲットし修理して使う事にする。
ジャンク理由は画面タッチパネル不良でこの機種に多いLCD基板フレキシブルケーブル(以下フレキ)の断線が原因と思われる。
そこで新品フレキが届いたので交換にトライした。

分解はネジが多くサイズもバラバラなのでパーツ毎に簡単な三面図を手書きし外したネジをセロテープで貼っていく。分かりづらい所はスマホで撮影する。フレキを取り出すまで2時間を要した。

赤丸がスイッチ部品
元のフレキを目視するが断線箇所は見当たらない。嫌な予感がする。
ここでフレキに付いているパーツ1個を新しいフレキに移植しなければいけない。
LCDパネルの開閉を磁石で検知し本体電源ON/OFFのスイッチの役割をする。
これが無くても本体側の電源で操作できるがあった方が便利だ。
このスイッチの移植はレンズを使わないと出来ない。
久しぶりのハンダ作業にしては敷居が高い。
ワンコが興味深々で寄ってきて危なくてしょうがない。
ランチして組み立てに取り掛かる。
しかし設計的に可動部にフレキそれも裸で補強してないから断線故障しやすいと元エンジニアとして思う。
無事組み立てが終わって電源ボタンを押すと液晶が表示された。
しかしだ!日付設定しようするがタッチパネルが効かない。
LCDパネルの開閉で電源ON/OFFも出来てスイッチ移植も上手くいったのに残念だ。
嫌な予感が的中した。
どうもLCD側の問題では無いかと推測する。
LCD正常品のジャンクを手に入れるのも面倒なので深追いしない事にした。
数千円の損失を出したが頭と目と神経を使いボケ防止となった。