瀬戸の住職

瀬戸内のちいさな島。そこに暮らす住職の日常。

鐘楼堂建設中

2010-04-24 | Weblog
アメニモマケズ

大工さんが毎日作業して下さっています。
10日余りでもうここまで作業が進みました。

本堂や庫裡に比べると鐘楼堂は小さな建物ですが、写真にあるようにたくさんの木材を使うのだそうで、驚きました。

前回「釘を使わず」と書きましたが、釘を使わないのは下の部分で、屋根の方には釘を使うそうです。
お詫びして訂正いたします。

服田洋一郎 with シカゴスリム LIVE

2010-04-24 | Weblog
元ブルース・ハウス・ブルース・バンド/ブレイクダウンのリーダー、服田洋一郎さんが愛媛上陸です。
サポートは松山のシカゴスリムさん。

2010/5/30(日)
18:30オープン/19:00スタート
at ブリキのがちょう
前売¥3000/当日¥3500

ブリキのがちょう
今治市松本町1-4-30 ℡0898-35-1020

今治の前日は松山です。サポートはもちろんシカゴスリムさん。

2010/5/29(土)
19:00オープン/19:30スタート
at Cafe Bleu
¥3000(1ドリンク付)

カフェ・ブリュ
松山市大街道2-2-8モスリン館4F ℡089-907-0402

☆服田洋一郎☆
1972年、京都で伝説のブルースハウス・ブルースバンドを結成。
1974年、同バンドを解散後、このバンドを母体に1976年に近藤房之助を誘いブレイク・ダウンを結成。10年間活動してオーティス・ラッシュの日本ツアーをサポートもし、4枚のアルバムを残して1986年同バンド解散。1989年からブルースハウス・ブルースバンドを再開し、ソロとしてもセッションに参加するようになる。これまでに妹尾隆一郎、塩次伸次、入道、西岡恭蔵、keijuとのツアーを行なっている。1995年にはブルースハウス・ブルースバンドのライブCDをP-VINE レコードからリリース、1999年には 京都「磔磔 」の25周年記念ライブにブレイク・ダウン、ブルースハウス・ブルースバンドなどで出演。その後もkeijuとのデュオや「服田洋一郎バンド」でのツアーなどを行い、現在は、毎月ゲストを招いてのJIROKICHIでの「服田洋一郎 Jirokichi Jam Session」やソロ、セッションなどで活動中。
公式サイト

鐘楼堂新築工事始まる

2010-04-13 | Weblog
昨年白蟻被害により撤去した鐘楼堂。
新築工事が始まりました。

朝から大工さんがトラックで柱を搬入。
近頃の建物は製材所でカットして組み立てるだけと聞いているが、神社仏閣の場合はさにあらず。
建材の加工も手仕事が多く、大変な作業です。
釘を使わず、建材の凹凸で組んでいくらしい。

とりあえず四隅の柱を凹凸ではめ込んで繋ぎ合わせて、基礎石の上に人力で乗せる。
棟梁が
「えーと、いちにいさん・・・6人おるけん大丈夫じゃろ」
と、傍らで見学していた私も頭数に入っている模様。
欅の柱なのでかなり重い。
力仕事は全く自信なし。
「1人あたり60キロ。上がる上がる。せーのーでー」
上がった。

ここからは、上の屋根の作業になる。

Happy Birthday お釈迦さま

2010-04-10 | Weblog
4月8日はお釈迦さまの誕生日。

月遅れの5月8日や、旧暦を採用している所もあるが、禅興寺は現在のカレンダーの4月8日。
世界中のお寺やお釈迦さまをお祀りしてある施設において、おそらく殆どの場所でお釈迦さまのお誕生日をお祝いする訳で、なかなかすごい事です。

前日、かれこれ60年余りお寺のお手伝いに来てくれている近所の愛さんが、色とりどりの花を携えやって来て、花見堂の飾りつけをやってくれた。
「わたしゃ、今年でこれも仕舞いじゃわい」
なんて、さみしいこと言いながら。

当日は早朝から甘茶の接待。
一番の方は5時半ぐらいか。

まずは花見堂の中の誕生仏に甘茶を灌いで、お誕生日をお祝してから甘茶を飲む。
ペットボトルや水筒に入れて帰る人もあり。
忙しくて計算していないが、かれこれ80~90リットルは沸かしたと思う。

ご近所のお寺さんはドラム缶2本分(400リットル!)沸かすというから、大変だなんて言うと笑われてしまうかもしれないが、午前中はとにかくてんてこ舞いした。

途中、保育所の子供たちが来てくれたのは嬉しかった。

月遅れの5月8日に花祭りを開催するお寺も多いようなので、お近くのお寺へお参りして甘茶を賞味してみて下さい。

blues.the.buther-590213 Live in 今治

2010-04-02 | Weblog
今もっとも踊れるブルーズバンド、ブルーズ・ザ・ブッチャー。
本年2月には歌姫レヨナとともに今治ジャムサウンズのホールを熱狂させたばかり。
その興奮もさめやらぬまま、3度目の今治公演決定!
ライヴで鍛えられた強靭なバンドサウンドは見逃せません。


会場:今治ジャムサウンズ(愛媛県今治市北高下町3-4-61)

日時:2010年6月27日(日) 18:30開場/19:00開演

料金:前売¥4000/当日¥4500/学生¥2000(※入場時要証)

お問い合わせ&チケット購入は、今治ジャムサウンズか禅興寺へどうぞ。
今治ジャムサウンズ ℡:0898-33-3023 Mail:jam-s333023@rondo.ocn.ne.jp
禅興寺  ℡:0897-72-0126 Mail:info@zenkou.net

blues.the-butcher-590213
永井ホトケ隆(vo&g),沼澤尚(dr),中條卓(b),KOTEZ(bluesharp)
2007年4月初のアルバム"This Is The Blues Power"(P-Vine Records)をリリースしたが、その発売日にギターの浅野祥之が他界するという悲運に見舞われたThe Blues Power。
そのThe Blues Powerの永井ホトケ隆(ex.WestRoad BluesBand)と沼澤尚(J&B、シアター・ブルック、安藤裕子、井上陽水、奥田民生、中島美嘉など多くの録音、ライヴに参加)が亡き浅野氏のブルーズへの熱い意志を受け継ぐべく新たに結成したのが「blues.the-butcher-590213」(ブルーズ・ザ・ブッチャー)だ。
シアター・ブルックなどでベースを担当しブルーズ・フリークでもある中條卓と、KOTEZ&YANCYなどでファンキーでパワフルなハーピストとして注目されているKOTEZが新たに加入しThe Blues Powerとはまた違う新しいブルーズを築こうとブルーズ・ザ・ブッチャーの活動を開始した。
2008年春には1stアルバム"Spoonful"をリリース。ブルーズというトラッドな音楽に強靭なグルーヴとファンキーなサウンドを加えたその音はこの4人でしか出せない圧倒的なバンドサウンドだ。
東京でのマンスリー・ライヴを続け全国ツアーと野外フェス出演などで鍛え上げられた音を2009年2月に録音。6月3日に2ndアルバム"Mojo Boogie"(P-Vine Records)がリリースされ、更に彼らに心酔したあのムッシュかまやつとタッグを組み9月2日には”Rockin’With Monsieur”をリリース。
いまや日本のブルーズバンドとして頂点に向かうブルーズ・ザ・ブッチャー。オーセンティックなブルーズを「現在」の音として聴かせるブルーズ・ザ・ブッチャーのライヴはいまどの会場をも狂乱のダンスホールにしてしまっている。

バンドメンバーさんのHPもご覧下さい。
永井ホトケ隆(Vo&Gt)
沼澤尚(Dr)
KOTEZ(Vo&BluesHarp)
中條卓(Ba)
ツアーの全日程は↓こちらでチェックして下さい。
ブルース・インターアクションズ

渡部賢吾サックスカルテット

2010-04-01 | Weblog
サックスカルテット”渡部賢吾と仲間たち”コンサート、大盛況のうちに終了しました。
ご来場下さった方々、お手伝い下さった方々、ありがとうございました。

ソプラノサックスの渡部賢吾さんは、今治市菊間町出身。
去年、菊間町の掌禅寺さんのエドヒガン桜のイベントにおいてソロ演奏をしたご縁で、今年のお寺コンサート出演の運びとなった。
他のメンバー3名さまは渡部さんの生徒さんなのだそう。

ステージの飾りつけは、今までとほぼ同じ。
赤毛氈や縁台、赤の大傘など、寺にあるものばかり。
今回はライトやキャンドルを増量。
生音なので、PAの心配が無いのは楽だった。

開場、かなり大勢ご来場頂いた。

サックス4本だけの編成というのは珍しいらしい。
恥ずかしながら、サックスにも様々種類があるとは知らなかった。
この日の編成では、バリトン→テナー→アルト→ソプラノの順に高音が出るとか。

演奏開始、生音でも4本のサックスの音圧は凄かった。
アンプとスピーカーでは決して再現し得ない音の洪水。

曲は、ミュージカルや映画やテレビCMで耳にしたことのあるものや、某有名ポップシンガーのメドレーなど、和やかな雰囲気で初めての人にも取っ付き易い選曲だった。

ただ、今回のメインである、マスランカの”レシテーションブック”の演奏の時は違った。
メンバーの張り詰めた緊張感が会場を覆っていた。

渡部さんは去年、”レシテーションブック”をマスランカ本人の前で演奏して、「素晴らしいパフォーマンスだ」と褒められたそうで、渡部さんのこの曲への思い入れが充分に感じられる演奏だった。

鳴り止まぬ拍手に、アンコール2回の演奏で終演。
会場の皆さまにも喜んでもらえた様で良かった。

渡部さんと仲間たち、また来て下さい。
渡部さんはラテンジャズバンドにも参加しているそうなので、ジャズメンバーでもお願いしたいところです。