全船連 JSA SHIP-CHANDLER 船食 船舶食糧

私たちは全国船食連合会です。

7月1日よりソーラス条約により規制

2004-07-23 17:30:45 | Weblog
SOLAS条約(ソーラス条約)ってなんだ?
1927年、北大西洋上で起きたタイタニック号沈没事故を契機に定められた「海上における人命の安全のための国際条約」が『SOLAS(ソーラス)条約』です。
2004年5月現在、146カ国が批准しています。
この条約はこれまでも船舶や港湾設備の発展、海上交通の安全確保などに合わせて改正されてきました。今回の改正(2004年7月1日発効)は、2001年9月のアメリカ同時多発テロを契機に、国際テロの阻止を目的として、船舶および港湾施設の設備や保安体制などの強化義務が盛り込まれています。SOLAS条約には保安基準が定められており、その基準を満たした保安対策を施すことになります。各国が独自の判断や基準で対策を行うといった内容ではありません。
テロリストの目的は破壊活動によって人命を奪ったり、直接的な経済損失を与える事だけではなく、狙った国の国際的信用を失墜させる事も目的です。
このようなテロ活動を阻止するために、保安対策を強化するように改正されました。

国際航路を航行する500t以上の貨物船、旅客船に供する岸壁などにおいて保安強化が義務付けられます。つまり、法律によって関係者以外の立ち入りが厳重に規制され、海側も岸壁への接近が制限されるということです。

で船食を生業としている業者は、今までも本船にむかう場合は、税関の、船陸交通許可書、指定地外交通許可証を取って、訪船していましたが、その上に地方自治体の管理者の許可を取らなければなりません。各自治体において対応はさまざまですが。当面の間はフェンスを張って岸壁の入場口に、監視者が常駐しています。自分が船食であることを述べます。するとその処置方法を教えてくれると思います。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿