銭日和・凛日和

銭の名前は、ルパン三世の銭形警部から付けました♪

凛 頑張ったよ 病院での事

2019-01-31 21:35:31 | ひとりごと
もう知っているお友達も多いと思うけど
1月15日の朝、凛が天国に旅立った

まさか。。本人もそう思っただろうな

凛はすごく頑張ってくれた
その頑張りをきちんと残しておきたくて記事にする事にしました


凛は、もともと少しオナカが弱かった
季節の変わり目なんかに、よく下痢になっていた

去年の3月頃から約2カ月間は
下痢が続いたり治ったりの繰り返しで、入院したりもした
でもフードを色々探して変えたら、下痢は治まった
フードが合わなかったんだ。。と思ってしまった

今思えばそれが良くなかった
もうちょっと下痢を突き詰めて検査したり治療したりすれば
違ってたのかもしれない

今思えば。。そう、今なら分かるんだけど。。


去年の6月からは、慢性腎臓病の治療をしていた
といっても、早期発見でフードと薬でコントロールできるレベルだった
11月までは下痢もなく、普段通りの生活をしていた

でも11月の中旬くらいから、また下痢になった
なかなか治らず、抗生物質を何種類も試したり
便のDNA検査というのもした

食欲も落ちてきて、吐いたりもした
血液検査をしたら重度の貧血になってる事が判明して
そのまま入院することになった

12月4日から入院
「重度貧血・血小板減少・膵炎・下痢」になっていた

下痢の診断確定や貧血の原因追究は、麻酔をして検査が必要だという
ただ、この貧血では麻酔がかけられない
輸血をして麻酔をかけて検査するのには、リスクがありすぎるらしい

原因が腫瘍でなければ
下痢にも貧血にも有効な治療はステロイド治療だという
ステロイドを使う事にした

入院一週目の凛


面会の時にゴハンを食べさせたら、少し食べられるようになった
入院部屋から出てきて、抱っこしたりもできた

ステロイドを使い始めて、3日目あたりから薬の効果が出てきた
下痢も少し治まって、貧血も良くなってきた

一週間後退院できた
でも退院した昼にものすごい下痢になって、夕方のゴハンも食べない
急いで病院に戻って、そのまま再度入院する事になった

二度目の入院では、食欲が少し出てきたけど食べムラがあった

入院中は毎日面会に行って、毎日説明を受けていた
ステロイド治療を初めて一週間ちょっとした頃、強い副作用が出てしまった
体内に膿がたまってしまった

その膿を注射器で取りだして洗浄したという報告を受けた
先生が言うには、レアケースらしい
もうステロイドが使えなくなってしまった

入院二週目の凛


ゴハンも食べず、最後の方には酸素室に入ってて
撫でられず、声も届かず、という状態でまったく動かない日もあった

もしも助かるなら。。輸血して一時的に貧血を改善して
膿の溜まる個所を手術するという事も考えた
その時の血液検査の結果は、輸血も出来ないレベルに悪くなっていた

ステロイドが使えるよう、色んな方法を考えてくれたけど
結局使えないという結論に達してしまった

輸血もできない・手術もできない・ステロイドが使えない
有効な治療方法はなくなってしまった

この先、出来る事は沢山の薬を飲む事と、毎日点滴をすることだけ
でもそれは膵炎の治療と、少しでも長く生きられるようにという事だ

沢山薬を飲んでも、治療できるステロイドじゃない
それに腎臓が悪くなるのは、分かっていた
こんなに薬を飲まないと生きていられないんだ
薬が体に負担がかかると思っても、薬をやめられない

入院してても治療できないなら。と家に連れて帰ってきた
12月19日、退院した

あと どの位頑張れそうですか?と聞いたら
クリスマスが過ごせるか?お正月が迎えられるか?という答えだった

その後9日間、毎日病院に点滴をしに行った


病院の待合室での凛
顔だけ見てれば全然しっかりしてて普通だよ

毎日病院に通うには
移動時間や待ち時間を考えると、体への負担がすごいかかってしまう
家で皮下点滴ができるように、病院でやり方を教えてもらった


つづく。。



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