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ザラメユミの弾き語りすとへの道

「JAZZを弾き語る」ことを目標にアーティスト(笑)粗目有美が、ギターを練習。日々のうたかたな思いを綴り、練習内容を記録。

Beaujolais Nouveau2006

2006-11-18 13:39:22 | ワインのコト
 寒い北陸福井へ出張のあった翌日(くたびれた~)
 
 待ちに待った2006年11月16日。

 会社のワイン研究会主催の試飲会で

 飲みました。今年のボージョレー。

 今年のボージョレーは香りはここ数年の良いと
 されている年(2002年や2003年)とくらべても
 ひけをとらない華やかさで、果実味豊か、特徴である
 キイチゴ・カシス・クランベリーなど
 赤の果実の香りが甘くフルーティに
 薫ります。

 去年の流行はボジョレー・ヴィラージュで、
 さらに特定の38の畑でとれたものという
 位置づけで高級感のある売り出し方が
 印象的でしたが、今年になって

 大手の会社も、ボジョレーと、ボジョーレー・ヴィラージュ
 二種類を違う位置づけで出していることから
 世の中への認知の早さを感じてしまいました。

 まだこれから飲まれる方。

 サントリーが輸入元の
 ジョルジョ・ デュブッフ。

 ヌーボーのNO1といわれている。
 スタンダードに安定した品質を毎年届けてくれます。
 
 個人的にはヴィラージュのボトルが今年物はとっておきたい
 くらいす・て・き!

 飲むにしたがって瓶の中をお花が空中遊泳しているよう。

 話題性ではメルシャンが輸入元の アルベート・ビジョー

 ワイン愛好家の間で話題の漫画「神の雫」の作画していて
 本当にキレイなラベル。
 コラボレーションもので、香りも私にはいくつか
 飲んだ中でとても開かれていて良かった様に思いました。

 手に入りやすいところではこんなとこですが、

 川商フーズのロベード・ド・ヴェリエル社のヌーボーは
 機内用ワインとして航空会社がその味を認めたもの。
 ワインとして、フレッシュ感の中にもコクがあり、
 面白みのあるワインで、玄人受けしていました。
 
 オエノングループのモメサン ヴァンダンジュ
 収穫日と、ボトリングNOがレア感を伝えるもので
 試飲会の評価の高かったもの。

 計20種近く飲み比べしましたが、今年は
 かなり全体的に均一で、香りが高く本当楽しめます。

 何はともあれ、飲んで香る。
 身近なところから是非生活に取り入れてみては
 どうでしょう。

 写真は今年のお気に入りサントリーのヴィラージュのラベル!
 

CALERA1994

2006-10-10 01:04:01 | ワインのコト
 
 アドバイザーになって初めての週末、

 ようやくワインを飲みました。

 これからは、本当に美味しかったワインは
 
 できるだけ自分のコメントで残そうと思っていただけに
 このワインの感動はすばらしいものでした。

 CALERA MILLES(カレラ ミルズ)1994

 ワインの品種で、ダントツ個性がつよくてその土壌の
 香りがすることで、好きな品種はいつしか
 赤ならばピノノワールになりました。

 ピノノワールといえば、フランスブルゴーニュで
 誰もが知っているロマネコンティ。

 このワインは、あの有名なロマネコンティの苗木を
 接木なしで、カルフォリニアに植えたものと噂されています。

 私が今回飲んだのはMILLES(ミルズ)
 およそ14haの小さな畑にほかにもオーナーの名前のついた
 ジェンセン、セレック・ライアンなどお世話になった人の名前を
 つけているという人間味豊かななワインです。

 「ブルゴーニュでワイン作りを行っていたオーナーのJosh Jensen氏が、
 カリフォルニアでシャルドネとピノノワールに適した石灰質土壌を捜し求め
 この土地を探し出すのに、NASAの人工衛星を使うなど大変な労力と2年間と いう歳月を費やした。」

   カレラの畑は、こうして見つけられた「約束の地」・・だそう。

   ワインにはこうしたいろんな作り手の思いや歴史的背景
  
   があって、そういったストーリーにはまっていくのだけど、
 
   このワインの率直な感想。
  
  ピノノワールのもつ、果実味の中でも赤の果物より
  黒果実の感じが強く、フルーティな香りがふわりと
  広がる。ブルゴーニュワインに感じる、テロワールの
  獣香的な複雑感はなくて、余韻長く、すみれのような
  した花などその華やかな香りも楽しめる。

  酸がキレイで緻密。熟成度は高く、全体的には
  まあるい感じ。

  普段なかなか飲めないワインですが、
  本当に大切な日や、お祝い事にこれからも
  飲んでいきたい、大切なワインとなりました。

  写真はカレラ。

  太陽がサンサン、だからうまれる香りと
  持ち前の葡萄の力に乾杯しました。

音とスパークリングワイン

2006-05-24 23:41:52 | ワインのコト
 週末に三河湾を臨む海沿いの小さな町で
 野外ライブがあった。

 Rock on the Rock’06

 吉良町を中心に、町おこし的な位置付けで
 昨年からはじまったアットホームな感じの
 手作り感のあるライブ。

 今回の私のねらいどころは、

 UAとか、つじあやの、湯川潮音を聞く大名目の次に
 ワインを野外で楽しむこと。

 強い日差しの下、外国に来たような
 錯覚を覚えつつ田舎の海沿いのくねくね道を
 歩くこと20分。

 地層の見えた岩盤があらわになった
 崖に向ってステージが存在した。

 野外ライブというと、静岡時代に
 フジロックフェステバルに行った。
 タヒチ80を見られたのがその時の一番の思い出。
 若気の至りで、広い会場を一分でも無駄にしたくなくて行ったり来たり、
 帰りの車ん中はぐったりしていた記憶が蘇える。

 大人になった?今はライブを見ながら
 飲むことが楽しかったりする。
 本命のアーティストの時だけ立ち上がって前に行ってみる。
 
 それ以外は同じように音楽をこよなく愛する
 仲間とワインを空けたり、持ち寄った食べものを
 食べたりする余裕。
 我ながら時間の使い方ってこんなに変るんだなーと思う。

 ここで少しワイン談義。

 暑い野外でのおすすめは
 冷えたロゼのスパークリング。

 ビール以外のピンク色が野外で綺麗な輝きを放ちます。
 発砲ワインといえば、スペインのカヴァが安くて
 美味しい。

 TVの芸能人の格付けで紹介され、
 ドンペリのロゼより美味しいと評判に
 なってから、有名になったのが、この日飲んだ
 ロジャーグラート・カヴァ ロゼ ブリュット 。

 辛口ですっきりしながら、さくらんぼのようなフルーティな
 甘酸っぱい香り、アルコール度数はやや低め。


 これからの季節のBBQのお供にぜひおすすめな
 感じでした。

 初めて聞くUAの声は声というより音であり、
 自然界の音を再現するあたり、ダイアンリーヴスに
 似てる感じ。

 壮大だった。

 つじあやのも湯川潮音も本当によい声をしていて
 心に響いた。

 うーん。思い出すだけでも幸せな一日でした。
 
 
 

 

成分分析

2006-04-18 02:06:48 | ワインのコト

61%は想像力で出来ています

10%は梅の味で出来ています

7%は宗教的なメッセージで出来ています

6%はサラサラ血液で出来ています

5%はフランスで出来ています

3%は汗と涙で出来ています

3%は独特の雰囲気で出来ています

2%は罰ゲームで出来ています

2%は感謝で出来ています

1%はさいごの約束で出来ています
  
  これ、私の成分占いの結果です。
 
  今朝、派遣の子が

 「これユミさんの成分っ」

  とプリントアウトした紙をくれて、当たっているとゲラゲラわらっていました。
  興味のある方は、ヤフーのトップページから占いを選択、
 「成分占い」で検索すると出てきますよ。お試しください。

  
  それにしても
  61%も想像・・、というのはさておき、10%の梅の味
 (最近愛用しているお香が梅の香りではありますが)は謎。
 
  ただ、案外思い当たることがあって当たってるかもと思ってしまいました。

  そのうちの5%のフランスは、なるほどきっとワインのコト
  かなと思ったり。

  そんなワインも、勉強という名のもとにかなり頻繁に
  飲むようになり、今日も残業帰りに思わず
  一本買って帰りました。

  初心者向けに飲みやすいものを選ぶコツ。
  ワインでいう、成分、葡萄品種で選ぶのが、失敗しない買い方かもと
  模索中。

  そこで、まず覚えたのが、赤ワインでは
 
  Mellot(メルロー)という品種。

  長期熟成型や本当に美味しいとされるも高級な葡萄品種には

  Caberet Sauvvignon(カベルネ・ソーヴィニオン)
  
  がダントツ有名ですが、有名な産地ボルドー地区では
  このメルローをブレンドしたワインが一般的です。
 
  赤ワインが苦手という人が席にいるときには、
  
  メルローの高い配合のものを選んであげると
  まろやかなタンニンとやわらかな味わいのものが
  多く、香りもフルーティで、華やかなものを選べます。

  お国としては、フランスならボルドー地区。ポムロールや
  サンテミリオンが地区として有名です。

  ただ案外テーブルワイン感覚ならば、イタリア産や、カルフォルニア
 なんかの100%メルローのワインも、飲みやすさでいけば
 気持ちフルーティで香りのよい甘口が多いような。

  ウンチクはさておき、まずは初心者ワインを極めたい方にまず
  今の流行の葡萄品種ということでオススメです。
 

  写真は、週末行った旅先(神戸)の海沿いのレストランの店内。
  
 コルク道が作られていました。すごい手作り感が素敵。

SANDEMAN Ruby Port 

2006-03-23 02:24:28 | ワインのコト
 

 TVで日本の蔵王でワインを作る女性の話を見た。

 ソムリエの青年が、その会社に志願入社、
ブラインドで飲んでフランスワインかと思ったという
そのワインを飲みたいと思った以上に、
 農場とワイン作り手としてプライドをもって働く姿が素敵で、
 彼女の言った言葉が印象的だった。

 「 火のような夢は見たくない。

      ただ水のような夢を見つづけたい・・・。 」

 それをうけたレポーターの、それって実はとてもしんどい
 ことですよね、と言った言葉にも彼なりに感じた気持ちが
 刻まれていたように思えた。

 一斉を風靡するような夢は時に大きすぎて手に届かない
 ものになることがある。
 けど持続することが夢そのものであることがワイナリーの女社長の言葉だった。

 次世代につなげる・・その中で、自分の個性を足跡として
 残せるワインを作りたいということなんだと思う。

 少ししかとれない完全無農薬の畑(クリュ)から採れた
 ブドウをいとおしい表情で、除梗する姿も印象的だった。

 最近は会社のワイン研究会にも入り、少しずつワイン道に突入。

 先週のワイン研で印象に残ったワインをご紹介。

 ワインの楽しみ方は人それぞれだけど、初心者の私には個性的なワインは
 必然的に印象に残る。

 サンテマン・ルビー・ポート(ポルト)

 ワインには3大酒精強化酒と呼ばれるものや、フォーティファイド
 ワインという醸造過程に、プラスオンを施した、特殊醸造のものがある。

 聞いたものでいうなら、シェリーや、サングリア、ヴェルモット
 (チンザノとか銘柄でおなじみ)など。
 
 シェリーと並ぶ、ポルトは同じくポルトガル生まれのこの種のマディラと並び、ポルト ガルでは日常的に飲まれているワインです。

 ポルトの中でこのワインは、ポルトガル北部のドウロ河流域の原産地指定ワイン。
 飲まれている発酵途中で、果汁を樽に移し、ブランデーを添加したワインだそう。
 (これにより発酵がとまり自然な甘さが残るとか)

 むせかえるほどの、ブランデーの強い香りに、(17%はあるだろう
 強いアルコール)

 自然なものと思えないほどの甘味はデザートワイン向けかもしれません。

 なんといってもおすすめの飲み方は、ビターチョコレートと一緒にどうぞ。

 これを飲んでいたら、ポルトガル語の歌が歌いたくなってきました。
 (安易すぎかも 笑 )

 ワインを飲んでも、(無理やり)歌にリンクする。 

 私なりの楽しみ方を見つけつつあります。