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ザラメユミの弾き語りすとへの道

「JAZZを弾き語る」ことを目標にアーティスト(笑)粗目有美が、ギターを練習。日々のうたかたな思いを綴り、練習内容を記録。

食欲の秋

2007-11-04 18:25:31 | ワインのコト
 週末、ちょっとだけ料理にはまってみました。

 ヒトと家飲みのプチワインパーティをすることになり
 作ったメニュー

 ・秋鮭と青しそと韓国のりのオムスビ
 ・厚揚げの生姜ぽん酢和え
 ・おじいちゃんの作ったサツマイモ使用の大学芋
 ・名古屋風赤味噌の鶏入味噌煮込みうどん

 あわせたのはブルゴーニュの2005年 白
 
 でシャルドネ種ですが、比較的安価なデイリーにも
 オススメな年という印象で、和の食事にぴったりでした。

 本日は、せっかく作った大学芋を祖父母におすそわけ。

 おじいちゃんの畑で採れた!というのが喜ぶポイント。

  ちょっとした手土産にしたくってこんな感じに仕上げてみました。

 (画像参照)  簡単!CUTE!(→自画自賛)

 是非マネしてください(笑)
 
 ★大学芋のレシピ★

 ①さつまいもを乱切し、軽く水でさらし、その後水を切る

 ②炊飯器の内釜にごま油を薄く塗る

 ③砂糖を加えて釜を両手で持ってふり砂糖をまんべんなくまぶす

 ④水としょうゆを入れて普通に(ポイント)炊く

 ⑤炊き上がった直後にヘラでかき混ぜる

 分量:サツマイモ300G、砂糖大さじ3、水大さじ3、しょうゆ小さじ1弱
    みりん小さじ1

 炊飯ジャーが若干こげついちゃわないか心配でしたが、大丈夫でした。
 ちょうどカラメル状に仕上がり、二度揚げして作るカリカリと
 したタイプとは一味違う一品になりました。

 是非お試しください。
 

Perfect !

2007-05-06 21:37:55 | ワインのコト
 連休を挟んでとても記憶に残る白ワインを2本飲みました。

 一つめ
 
 CLOS DE LA BARRE(クロ デ ラ バール)

 村名ワイン MERSAULT 1996

 ドメーヌはどの専門書にも
 パーフェクトと評される 名高い コントラフォン。

 この地域のワインは私が白ワインの中で
 本当に感動を覚えるものが多く、

 香りとしては、青林檎、はちみつ、バターのような香り
 檸檬、ハーブなどの香りが
 ゆっくりゆっくりと時間と
 ともに広がりを見せるタイプ。

 96という年のせいなのか、ワインの状態なのか
 高価なワインに託した思いが強すぎたのか
 もう少し開いてもいい感じ。

 しっかりとした味わいの品格は一緒に飲んだ
 アドバイザーのみんなさん含めそれなりの納得の好印象を
 残した様。

 もうひとつ

 イタリアワイン 
 
 Gaja(ガイア) 2004年

 これは私があるヒトの誕生日にあげたものを
 先日、イタリアンを食べる席で出してもらったもの。

 赤ワインでバルバレスコというDOCGワインでアンジェロ・ガイア氏の作る
 (いろいろな条件をクリアした
  ワインに認められる統制保証付原産地呼称)
 イタリアのピエモンテ州のネッビオーロで有名なワインです。

 今回私があげたワインは本人たっての希望もあり
 シャルドネからできた白ワイン

 2004年というその年から、娘さんのガイア・ガイアさんが
 加わった記念すべき年。

 彼女が語るガイアワインのモットーは

 「アンパーフェクト」なワインだとか。

 その土地や葡萄によった作りをして、突出した個性を
 作りだし、それを理解する人に飲まれればよいという。

 イタリアンで開いた初めて口にした

 ガイアは、冷涼な地域で作られたミネラルの感じを伝えながらも
 短い熟成の中にバニラの香りが発ち、
 あとから蜂蜜を連想するお花のかおりがゆっくりと
 余韻の中に続くすばらしいワイン。

 パーフェクト?
 アンパーフェクト?

 書いているうちにどちらがどちらなんだか
 分からなくなってきました(笑)が、
 
 アンパーフェクトでいいんじゃない。
 ということで。

 ちなみにここ数日はまって聞いているボニー・ピンクが
 2005年に出したカバーアルバムの中で歌ってる
 「Perfect」
 今更舞いブーム。大好きです。
 

LES AMOURRUSE

2007-03-04 22:48:33 | ワインのコト
 
 今日の春なカンジは、静岡にいたころを思い出しました。

 三月という月のせいでしょうか。

 受験で一人ホテルに泊まって試験を受けたこと。

 試験のお昼にはホテルが準備してくれた
 カツサンドを食べて遠くに海を見たこと。

 引越しをし、一人暮らしをスタートした部屋が肌寒かったこと。

 今日は大学の友達の「ピアノ」も発表会。
 友だちとお茶もしました。

 夜は大学の東京に住む大学の友だちとひさびさに電話。
 将来と今について報告しあいました。

 そしてまた違う友達からロングメール。
 ワイン会の相談にのりました。

 ・・・なるほど接した人々が大学時代を思い出させたわけです。

 聞いている音楽は学生時代に大好きだったクラムボンのボーカル
 原田郁子さんの「ピアノ」というアルバム。

 普段バンド活動している彼女のソロの作品ですが、
 寂しいわけじゃないのに、何だか、切ない気持ちになりました。
 
 昨夜は社会に出てから出会った今大切な人たちとのワイン会。

 89年 レザムルーズ というミュズニーという地域の
 一級畑のワインを飲みました。

 その香りの強さと甘さに反する強い酸味に
 とまどいながらも、一緒に飲んだ人たちが
 美味しいといっていることに満足を感じたのでした。

 ドメーヌ ベルトーという、本拠本元はフィクサンという地域の
 作り手で、本来イメージした女性的なやわらかさこそなかったもの
 の複雑性があり、飲み頃。

 ただ「恋人たち」というその名のワインは、
 まだ私には青く感じられました。

  現在と過去、交錯する週末に少しだけ春の
  移ろいにぼんやりし
  ちょっとだけセンチメンタルな気分。

  心をゆるませた休日となりました。
 

 

ABC

2007-02-12 12:37:47 | ワインのコト
 ABCとは週末に行ったワインスクールのテーマワイン、

  AU BON CLIMAT(オー ボン クリマ)のこと。

  フランス語を訳したら「いいところ」というこの軽い銘柄に
  反して、高い評価を受けているというカルフォルニアワインです。

  今回の飲み比べは醸造責任者が個人で所有していた貴重なセット
  だということでした。

  同じ作り手のものを1998年ー2003年ものを
  垂直ティスティング。
 
  テーマ:カルフォルニアにおける天候と熟成、そして飲み頃を知る

  今回の飲み比べの対象になった品種はピノノワール。
  「カルフォルニア」というとどうしても温かい土地を思い浮かべて
  しまいますが、このワインができたサンタ・バーバラという土地も含まれる
   Central Coastは太平洋の霧や寒流の影響で、
  海沿いは気温が低く、フランスのシャンパーニュや
  ブルゴーニュと同様の気候区分とされています。
  (アメリン&ウィンクラー博士の積算温度による気候区分)
 
  カルフォルニアワインの特徴は、果実感や甘いジャムのような
  華やかな香りに包まれること。

  フランスワインのテロワールに受ける影響に比べると、
  葡萄そのものの影響を強く出してくる気がします。
 
  今回飲んだ「KNOX ALEXSANDER」は
  今の段階で飲むと2003年の早飲みが意外にも
  一番美味しく感じられました。

  フランスワインなら1999あたりがもう飲めるイメージ
  に対し、個人的な意見ではありますが、早飲みで比較的
  美味しく飲めるのがカルフォルニアワイン。

  パーカーポイント(ワインのカリスマの評価点)

  カルフォルニアワイン情報 

  98 89点 果実感とジャムのような香り
  99 90点 濃厚で凝縮したイメージ ここちよい渋み
  00 85点 ▲
  01 84点 ▲
  02 92点 花のようなかおり  ちょうどよい酸味・渋み 熟成感
  03 90点 ▲ 
 
  価格は7000円~20000円

  評価の高い古いワインには手が届かないや・・という人
  が上質なワインを求めるなら個性的なこちらのワインが
  おすすめ。

  今日みたいな晴れた日の休日に
  海のむこうのカルフォルニアを思って飲む。

  アメリカの道のように広大で、かぎりなく深く
  明るいワインの世界に誘ってくれる気がします。
  

 


フランス食い倒れ視察~リヨン二日目

2006-12-15 23:50:20 | ワインのコト
 フランス二日目。

 この日はソーヌ河沿いの市場を視察。

 一応仕事ですので、見るものは食べ物ばかり
 ですが、本当飽きない市場。
 
 
 フランス人の食の意識って私が
 イメージしていたのとする部分と少し異なってた。

 
 オリーブなんかも日本の漬物みたいに
 色々な種類があったり、パン屋は
 コンビニと一緒。どこにでもある。
 田舎リヨンにもあった高級スーパーでは
 チーズ・フォアグラ・肉・デザート・パン・鮮魚
 と日本のデパ地下みたいな便利さは兼ね備えて
 ないんだけど、その代わり
 お店の人が、すべてとにかくプロ。

 例えば、今日料理するものにあった肉を
 選んで、必要な分を油の量まで意識して
 切り分けてくれる。
 (昔のお肉屋さんはこうだったような記憶も・・)

 肉なんかは切り身はパリの高級スーパーで見かけた
 くらいで、普通にうさぎやキジや鳩と頭や毛が
 ついたままショーケースに
 並んでいることも多々。
 なんでもそれだと分かる売り方をしなくては
 いけないそう。

 
 写真はワインを勉強していて謎だったフランス料理。

 「クネル」

 もともとこの形をクネルというそうですが、
 川カマスのクネルという料理目名が
 気になっていたので夕飯に食べてみました。

 フレンチの笹かま!?みたいなものですね。

 リヨンもそうですが、ロワール地方等
 海が近くにない街が魚を食べるために
 作られた加工品。

 その地域のワインと合わせるのが最高です。
 私たちがあわせたのは

 POUILLY-FUISSE 2003
 
 リヨンから近いマコネの白。

 少し、樽香もあって若いんだけど
 コクのある味わい。ワインと料理ようやくリンクです。