Rising斬 the侍銃士

音楽のこと、時代小説、映画を中心にしていくと思います。タイトルは自分のHNの由来になったゲームから

Volunteer

2006-10-18 01:31:05 | 日記・エッセイ・コラム

今回は普段の趣味の話とは違いますが、タイミング的にも順番どおりだし、趣味のおかげでうまくいった話でもあるので、ミクシイで書いてて妙に評判がよかった話を。

友達がやっているボランティアを時々手伝っていたんですけど、そこでの悪戦苦闘を書きました。はっきり言いますが俺自身はあんまボランティアには興味ないです。
けどまあいい文章ではあるかな、と。ちなみに原文から、本人が読んだら怒りそうな部分を削除してます。

8/24(木)深夜の日記「LET'S GO 飛び出そう無限の空へ」より

俺の、友達の友達が、ボランティアをやってまして。障害児童とその兄弟の遊び相手をするというもの。
そういったものに興味はあまりないですが、友達のよしみでためしに参加。
ボランティア自体非常に人手不足、昔は偉そうな人多いわ会議じゃ悲観論ばかりですぐ行かなくなったけど、今ボランティアしている人たちはいい人達だから(俺のカラオケも受けたし)、まあ大変なときくらいは助けようかな程度の気持ちで時々手伝ってたんですけど。

その団体の旅行があります。
毎週土曜にやってるそこのボランティアにはここ数ヶ月さっぱり行かなくなったんですが、前々から旅行には強く誘われ、こっちもいやで行かなくなった訳では無い気もしなくも無いと言えなくもないので今年の旅行くらいは行こうかな、と思い、明日から旅行に行きます。

楽しけりゃいいんですけどねえ。
しかも今回2泊3日なのに俺は2日目で帰るんで、代わりにいっぱい働きますと言ってしまったからてぐすね引いて待たれている予感がします。
子供もワガママな奴らばっかりだし。いっつも喧嘩だしな。抱きついて離れないでくれる所はちょっとかわいいけれども。

何も無いといいな、とか思っていると起きたとき対処できないだろうし、
「ハンターの鉄則その1 敵に後ろを見せるな!」(天外魔境 第四の黙示録)ですからね。
どっからでもかかってきやがれ、何が起きてもヘッチャラさぐらいの気持ちで挑みましょう。そうだ明日の朝も「OLYMPIA」聞こう。

 

8/26(日)の日記「叫べ炎のエヴォリューダー」より

では、金曜からのボランティアさんたちの旅行の報告を。
まず、集合は9:35だったのですが、あまりちゃんと確認していなかったため、8:35を目指して出発。ぎりぎり遅刻しそうだったのでリーダーさんに「少し待ってください」と連絡して待ち合わせ場所には8:38くらいに到着。
資料を確認し、ツッコミが来る前に「わかってます」と再度メール。
時間までコンビニで立ち読みしまくり、着いた頃には結局一番最後。まあ事情をわかってくれている人も何人かいましたから平気です。

初日はバスで移動。
バスガイドさんからの注意事項で、良い子ちゃん座りというのを教えてもらいました。椅子に腰を深く入れて姿勢よく座るだけなんですけど、内臓が安定して酔いにくいし運転手さんも運転しやすいとか。 40位のおばさんが、何が良い子ちゃん座りだよ、なんて言う悪い子はいません。
で、俺が担当に着かせてもらった児童は中学生男子I君(彼以外はほとんど小学生)なんですけど「くすぐっていいか?」とか「握手していいか?」とかしきりに聞いてきて、2日間顔やら足やらさすられまくり。女性のボランティアさんにも触りたがるのでそれは辞めさせ、最初の目的地である「グランパル公園」とかいうところで、「そんなに女性に触りたいなら施設の係員に触ってみ」と言ってみましたがさすがにダメだったようです。一応好き嫌いとか基準があるらしい。
公園では色々なアトラクションで遊びはしたんですが、I君はトランポリンにはまりずっとピョンピョンピョンピョン。俺も少し付き合いましたがキツイですよこれ。脳も内蔵もシェイクされた感があるし自分がやるとすごくバカみたいだし。今更だが仲本工事さんは偉いです。

今回は伊東の温泉街に行ったのですが、途中で見れた「怪しい少年少女博物館」という看板の写真を撮れなかったのが惜しかった。
ちなみにバスの中で暇つぶしに絵本朗読をすることになり、何故かご指名は俺。
いよいよ出番です。
読んでやりましたよ、迫力満点に。スーパーロボット風の熱血演技で。
そしたらバカウケ。
子供達からアンコールがあり、もう1冊読むことに。
お言葉に甘えてよりパワーアップ。マッラとかいう女の子の買い物をサスペンス風に。やさしいおばあちゃんのときは俺の濃い演技に子供らから「怖いーーー」の大合唱。
この子達って多動性やらPTSDだかやらで落ち着きが無いとか聞いていたのに、なんかすごい集中して聞いてくれたんですけど。彼らの世代ってもう授業崩壊は無くなったのかな?やっぱり面白い授業ならば子供だって吸い寄せれるのかもしれませんね。
その後、バスではさらに余った時間で童謡を流してくれ、「象だゾーウ」とささきいさおさんの声が聞こえたり、次に「ズー!」と水木アニキの声がしたりで俺だけやたら喜んでました。

そして夜は温泉へ。
右の写真は温泉から撮った滝。
食事前に一度入ったときは子供さんらの入浴の手伝いもあったのでゆっくりは入れず。でもやたら賑やかで良かったです。近くにいた外人さんも緊張。
100%天然温泉とやらで、やたら塩っぽいお湯もあったり。
伊東はみかんも名物だそうで、オレンジシャンプーにオレンジトリートメントにオレンジボディソープと、上がったときはオレンジの匂いプンプンでした。

そういえばここで初めて「ケロロ軍曹」を見ました。
なんか、長年見てる人には申し訳ないけど、俺はケロロはキートン山田とか千葉繁とかオジサン声をイメージしていたのでかわいい声だったのは違和感ありましたよ。まあ幼少期の話にはうるっと来ましたし、テレビ見ないため免疫が少なくギャグには大笑いしてしまいましたが。

ホテルだけあって晩飯もうまかったです。
女性が残したのや夕食までに参加できなかった方の分も分けてもらってご飯3杯は食べられました。そしてたくさん食べているのに、子供らからは「また絵本読んで」のリクエスト。
なんかもう暴れ始めていて、こんな中で読むのかと少したじろぎましたが、急いで3杯目を平らげ「読むよ」というが早いか一斉に集まり、席の奪い合い。
「読むゼー!」「オー!」と呼吸もバッチリ。
同じ絵本だったんですが、彼らは飽きないどころか「待ってました」といい感じのリアクション。
俺も前回の反省を生かし
「デニッシュペストリーー!」と必殺技調に叫んだのは拍手せんばかりに喜んでくれましたよ。

そして夕食後にゆっくり自分の入浴。
この時は露天風呂に。暗い中たった一人のびのび入ってましたが途中から見知らぬおじさんも参加してちょっぴり気まずかった。

で、その後大人だけで飲み会。
やはりこういうときはいじられ役でしたね。ただ、何人か俺のブログを見てくれている方がいて、ここぞとばかりにそれにまでケチ付けられたのがその時は納得いかなかった。
まあ、こっちもけっこうな態度で臨んだのかもしれませんがね。
内容分からないくせにけっこう色々読んでくれているのは今思えば嬉しかった。
そういえば参加したお子さんの一人が最近友達と協力して映画作ったらしい。内容は期待してないけど、これを機に本格的に映画を目指すようになると楽しみですね。

そして翌日。
酔いつぶれた何人かの大人を尻目に海へ。
天気が悪くて寒い中だったので途中で一部プールに移動、しかし少し天気が回復し、残った俺らは結構楽しめました。
そのときも子供達から「昨日の絵本面白かったよ」言ってもらえた。

午後はプールに。
時々「25メートル泳げます?」と聞かれて「俺はそんなに泳げないです」と答えていたんですが、試してみると、息継ぎすれば楽勝でした。ターンができれば50メートルだって泳げますよこれなら。

ただ、泳ぎすぎて帰ったらかなり疲れて寝てしまいました。
子供達が遊びに来て起こすんですけど、どうしようもなかったです。

まあでも子供に受けてよかったです。なんか絵本読んでからやけに言う事聞いてくれるようになったし。楽しかったのはスーパーロボット達のおかげです。
そんなことを、誘ってくれた友達と話し、次にもしも子供達がカラオケ行くなら俺も歌わせてもらえるね、ガオガイガーとか歌うしかないね、とか話し合い。

で、旅行自体は2泊3日なんですが俺だけ2日目に帰らせてもらう事に。
帰る少し前から担当させてもらったI君が来て「ありがとう」と挨拶してくれました。
そしてホテルを出てしばらく歩くと親の一人から電話。
「何で挨拶しないで帰っちゃうの?」言うから
「いや、そちらの部屋わかんなかったんで」と、まあこれは理由の半分で、残りは「部屋探すほど挨拶する気もなかった」んですが。ちなみに前者は相手のせいで後者は自分のせいなので、実際口にするときは後者を良い言葉を選んで言うのがいいかもしれないです。
それはそれとして、親のほうでも結構俺が頑張ったので盛大に送るつもりだったそう。じゃあ俺が帰るって言った時間より早く来ればよかったじゃんとか思ったんですが、子供達を集めて
「みんなでお礼言うよー、せーの!」
「ありがとうございました!」
とか一斉に言われてしまいました。

ぐちぐち言ってたのがちょっぴり恥ずかしかった。

 
9/10の日記「復讐の風熱い風」より

昨日の午後は、先日旅行に付き合った団体の活動に行きました。

なんかボランティアさん少ないだかだし俺の絵本朗読のビデオも撮っただかで気になったので。
こないだの迫力満点の朗読が利いて、けっこう懐いてくれましたね。さすがに。
で、子供らからしりとりの相手頼まれ、お題はフルーツ
「じゃあまずはね。フルーツの『つ』!」
「つ!? つ!? フルーツのつ!?」
何度も叫んでしまいましたが『つ』で始まるフルーツがまったくわからない。子供達の配慮により食べ物でいい、という事にしてくれました。
で、結局落ち着かない子供達。
さっそく紙芝居朗読を頼まれ…。
やっぱり集中します子供達。

で、今回の作品は「わらしべ長者」
だったんですが、
感情込めて読むのが妙に難しかったですね。
まあホラー調に呼んだら「こわいー」と言ってもらえましたが。
なにかこう、子供達は「待ってました」と喜んでくれたけど、俺的にはなんか不完全燃焼。
一人の子供からは「嫌いな話だったけど、その読み方だと面白かったよ」と大人なフォロー。ありがとう。
まあお世辞が言える子供達じゃないんで、ホントに満足してくれたんでしょう。

そして、後半の活動が終了後、再挑戦。
今度は「ねずみの嫁入り」
こちらは更に気合を入れ、子供達も電気消して雰囲気出してくれましたが、やっぱり難しい。
ちょっとキャラが多すぎますね。そんなに使い分けできないです。言い訳だけど。
なんか、気合入れたらいいのか、どうしたらいいんだか。次は稲川淳二風に読んでみようかな?
それでも子供達は満足してくれて嬉しい。
なんかこう、子供は喜んではくれるんですけど、自分の中に新鮮なわくわく感がありませんでしたね。たしかに前日からちょっと機嫌悪くなる事があったのですが、気持ちの切り替えもできなかったようです。楽器弾くときはそういうのないんですけど、さすがに専門外ですし。

そして解散後も、残った子供達が落ち着かず、また朗読を依頼され。
前回の旅行でも評判だった「マッラのお使い」でした。これもう3回目。
そこまで気に入ってもらえたのは嬉しいんですが何回読めばいいのでしょう?
そしてまた行くのを約束させられてしまった。
でも今回の不完全燃焼を解消する機会だし、次は燃えよう。

他の子供から約束させられて、その日の夜初めて「IQサプリ」後半から見ましたが、昨日のは簡単だったのかな?
「いも」の後でしたがだいたいわかりました。
でも一人で見てるのにけっこう答え絶叫するほどはまってしまった。
問題もさることながら山下真司が出演しモヤットボール?投げて「イソップ!」と叫んだのが俺のツボど真ん中でした。
感想言えって言われてるけど、「イソップ!」が良かったって言ってもダメなんだろうな。

 
9/24の日記「ファントム・ブラッド」より

昨日は、東京ゲームショウにて影山ヒロノブさんが新曲を発表、というのがあり、かなりそそられてはいたのですが、既に先約が。

というか、あんまり行きたくなかったんですけど、友達がやってる障害児の相手のボランティアを、好きでもないのに、人手不足のお情けで時々手伝っていたのですが、たまたま絵本を気合満タンに熱血演技で読んだら一気に人気者になってしまい。しばらく前に行ったときに次いつ来れるのか散々確かめられ、すでにこの日以外はいけない予定のため、この日は子供らから「絶対来てね!」と念を押されてしまい。
子供を裏切って行ったら影山さんもさぞかし怒るだろうことが想像できてしまうため、涙を呑んで行って参りました。

しかし、到着してみると「あ!来てくれた!」だの「またこの本読んで!」だの喜んでもらえてよかった。
昨日はリトミックとか言う、音楽にあわせて動くとか言う代物に参加させられ、女の先生が「ラーラーラー」と歌うのにあわせて、同じトーンで歌ったら子供に気味悪がられた。俺のハイトーンはあまり綺麗じゃないから仕方ないですね。それ以上はもうノーコメントです。

で、最後にまた子供たちお待ち兼ねの俺による気合の入った紙芝居朗読を。
気合入れればいいかというと、だいぶマンネリになってきているので意外と工夫が必要になってきています。とくに日本の物語はシャウトがしにくいかもしれません。なんだか難しかった。

そして、終了後、先日「来てね」と無理やり約束させた子供がどうやら絵本を持ってきたらしい。
それを読んでくれといわれ、また残った子供たち相手に朗読。
狐と狼が主人公の「あいつも友だち」とかいうのでしたが、こっちは擬音や独特の台詞もあってちょっとやりやすかったかもしれないです。
なによりよかったのは「どこかから歌声が聞こえてきます」という振りの後の詩。
チャンスとばかり佐々木功さん風に高らかにうたいましたがここがやはり決め所でした。本人もきっとここに期待したのでしょう。
しかし、この後ハプニング。
この子といつも喧嘩している子が、残った子供たちで絵本呼んでるのに気づき、終わりごろやってきて「もっかい読んで欲しい」となり、持ち主は「あんたにだけは読ませたくない!」となってしまい、会場騒然。
親たちが、「友達に読ませられないもの持って来ちゃダメ」「そんなんだったらもう朗読頼めないよ」と酷な説得。
それで持ち主の子は折れ、「読んであげていいよ」と涙目で絵本を差し出してくれました。君は大人だよ。俺なんぞのインチキ芸のために好き嫌いを我慢するなんてね。周りは拍手喝さいでしたよ。

帰りにちょっとアニメイトにより、別にめぼしいのもなかったんですが、なんか「るろうに剣心」のDVD発売とかでアニメを流していたのに見入っていたら、40代独身ヲタク風の男性に「これ好きなんですか?でも高いですねー」とか話しかけられてしまった。
そのおっさんと盛り上がってもよかったかもしれないですが、剣心は途中から読んでいないため、ボロが出る前に退散してしまいました。

 
とりあえず、今のところボランティアに関する日記は以上です。
なんだかインチキ芸が受けてしまってありがたいです。子供の中には自分で国語の教科書とか読むときも叫んでいる子がいるらしい。
子供って正直だから、やる気とか愛情とかよりも、実力があるか無いかだけが重要なのかな、とか、
俺も今のところ人気あるみたいだけど、精進を忘れた結果飽きられたら古いおもちゃみたいに見向きもされないんだろうな、とか、
そんなところが面白いような気はします。
別にやる気はないんで、飽きられるのは望むところなんですが、実力を見くびられるのはいやなので、時々絵本を見かけると、どう読むかシミュレーションしている自分がたまにいるのがちょっと滑稽ですね。

ボランティア業界はすごい人手不足なので、こういうので興味持ってくれる人がいればいいんですけど。

 
話は変わりますけど、今月からアクセスカウント付けてみたんですがうちのブログ、1日5人も見に来てれば喜ぶつもりだったのに、実際は1日30~50ペースくらいでカウントされてますね。こんなに見ている人がいらっしゃるとは全く思いませんでした。ありがとうございます。
もしかしたら、お気に入りにしてくださっている人もいらっしゃるのでしょうか。すごいありがとうございます。

一応ミクシィも斬theザーンでやっていますので、よかったらこっちもみてください。
URLはコチラ http://mixi.jp/show_friend.pl?id=4798872
はっきり言ってブログのほうが力が入った文章です。でもミクシィの文章も「長い」と評判ではあります。
こっちの方はだいたい2日に1度くらい更新していますので、マメにチェックしがいがあるかな、とは言えます。

見に来てくださる方が多いのであれば、こっちの更新速度も上げたいんで、今回みたいにミクシィで書いた文章でいい感じのを流用を混ぜていこうと思います。


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