Rising斬 the侍銃士

音楽のこと、時代小説、映画を中心にしていくと思います。タイトルは自分のHNの由来になったゲームから

アニメロサマーライブ2005

2005-07-12 01:14:53 | JAM Project

7/10(日)、長かった梅雨がひと段落し、暑い中を渋谷・国立代々木競技場第一体育館まで行った。
この日のライヴは「Animelo Summer Live 2005 -THE BRIDGE-」で、テーマは「ONENESS~全ては一人のために~」。
出演は奥井雅美/影山ヒロノブ/JAM Project/水樹奈々/高橋直純/栗林みな実/米倉千尋/石田燿子/can/goo/下川みくに/unicorn table/鈴木達央/近江知永/愛内里菜。

しばらくの間ライヴは色々ある中でこっそり無理やり行っていたが、今回は耐え難きを耐え忍び難きを忍び、全てに手を打ちやれることをやりきって参加できた。
何しろ影山のアコースティックじゃないソロは久し振りだし、JAMの新曲も聴けるし、こんなにうきうきする日も久し振りだ。

とにかく暑くて、会場の代々木国立競技場はプールだからか関係ないおっさん達が水着で日光浴しているのが印象的だった。
そして気付けば汗拭き用に持ってきたタオルは既にびっしょり濡れタオルだった。

今回の座席は天井に手が届きそうなほど高い所。
後ろから出る照明に手が届くので、途中わざとさえぎってみたがライヴには影響なかった。

で、ライヴ開始。1曲目は奥井雅美と水樹奈々による知らない歌。
いい歌だけど知らないなあと思いながら画面を見ていると、バックのシンセサイザーの1台がうちにもあるROLAND XP-80だったのは嬉しかった。
もともと注目していて、影山のバックの須藤賢一さんも使っていたから購入したのに、まもなく須藤さんはYAMAHA DX-7に代えたのでさびしかったのだ。
それから奥井雅美で3曲ほど。よく知らないけどさすがに歌は上手く、最後の「TRUST」はよかった。

で、次に出てきたのが石田燿子。
この人の歌も知らない。まあ声は出ているなあなんて思いながら2曲流れ、3曲目。
会場が暗くなって突然流れた「ざ~~ん~~こ~く~な」には目を覚まされた。別に寝てないけど。
そんなわけで再登場の奥井雅美と「残酷な天使のテーゼ」を歌った。
別にアレンジも変わらず、MCもないのでこの人達がこの歌となんの関係があるのかさっぱりわからず、それでも大いに盛り上がれた。

そのあときただにひろしと遠藤正明と高橋直純が「ウィーアー!」。
下川みくにと栗林みな実がなんか歌う。

その後、イントロの「テロレロレロ」でいきなりアドレナリン爆発。
待ちに待って待ち抜いた影山ヒロノブによる「CHA-LA HEAD-CHA-LA」!!
「どうだ、見たか!この歌はミリオンセラーなんだぞ!」という気持ちを込めて一緒に歌った。
影山自身会場を走り回って大熱唱。
終わった後ぜえぜえしながらの
「『CHA-LA HEAD-CHA-LA』を歌っただけでヘッチャラじゃなくなった影山です」
て発言が必死さをわからせてくれる。
そしてアコースティックギターによる「夢光年」。
ああ、カラオケ行きたい。
それにしても、2曲で帰るなよ。
新曲出したんだから歌ってくれよ。
「俺はとことん止まらない!」聴きたいよ。
影山の出番が少ないのが今回の最大の不服だった。

影山の紹介で鈴木達央が「ボクにあるのは声だけです。皆さんには掲げる拳と声があります。勝負しましょうや」と歌い、たしかその次に下川みくに。次にさっきも出ていた高橋直純。
今回唯一の演奏に負ける声量の持ち主だったが、堂本光一似の甘いマスクでポーズ決めるたびに女の子が「キャー!」。
声優なのに自分で歌作っていて、なかなか良い歌も作れるようだが、当時は何が「キャー」なんだか理解不能。
「無学は闇」という言葉があるが、周りは明るいのに自分のいる所だけ闇なのは孤独さでさらに暗く感じられる。

高橋君の紹介でunicorn table。

それから米倉千尋の歌。
10年目のベテランなのにアイドルみたいな赤いドレス着ていた。
似合う似合わない以前に、彼女みたいなパワーシンガーはもっと動きやすい服装のほうが、てのが俺の意見なんだが。
まあお構い無しにパワフルな声と、やたら伸びる声を聴かせてくれた。
もしかして、オペラ歌手を想定した格好なのかな?

で、米倉千尋の紹介で奥井雅美がプロデュースした近江知永。
なんだか奥井さん大活躍だ。

このライヴに行く前、周りに今回誰が出るか説明するときに「影山やJAM以外には、gooとかcanとかも出るよ」と説明していたが、じつは「can/goo」という一つのグループ名だった。しかもこれで「カングー」と読む。
初めて聴いたけど、このグループはまあよかった。
女性ボーカルで、明るいポップスが聴けた。

んで、名前は名乗ってなかったけど、栗林みな実と思われる女性が歌う。
白いカウボーイハットに水色のチョッキ着て、短パンに白いブーツだったけど、ガリガリだった。
最後に演奏は中心者がジャンプして終わるパターンになり、この子ジャンプして骨折れないかと心配だったが、バックダンサーにジャンプさせた。

まだまだ終わるまでだいぶあると思っていたのだが、突然かかる「ターンタタンタンタンタンタンタンターンタターン」という、JAM project「SKILL」のイントロ!
タイミング早過ぎだが、メインがきた。今日はこれで力を使い果たすつもりだったのだ。
で「SKILL」で大騒ぎ。
次の「限界バトル」でまた大騒ぎ。
そして先月買って聴きまくっていた「迷宮のプリズナー」。これが聴けるのが本当に楽しみだった。カッコよかった。最高だった。
ギターはヌーノ・ベッテンコードの変わりにサイキックラバーのJOEが弾いた。このぐらい上手い人じゃないとね。
今回は影山と奥井さんがMCだったが、松本梨香のボケをスルーしまくりだった。まあいっぱいいっぱいだったろうし。
で、米倉千尋と石田燿子が加わり「VICTORY」を歌う。
間違いなく今日一番盛り上がったのはこれだろう。会場周囲も揺れたに違いない。
1コーラス目と2コーラス目の間での「We'll never die~」には「そのとおりだ! 死んでたまるか!」と妙な共感ができた。
それにしても、4曲で帰るなよ。
新曲出すんだから歌ってくれよ。
「GONG」聴きたいよ。
JAMの出番が少ないのが今回の2番目の不服だった。全然力尽きてないし。
まあ、5曲歌ったグループないし、じきに彼らのライヴもあるし。
しかしこういう数曲しか歌えないイベントを年々続けると、いつか「SKILL」か「VICTORY」をはずすこともありえるのかな?
こんな名曲をカットするなんて、てかそれができるほどの超名曲をこれからも作っていくんだろうなあ。

そしてゲストに愛内里菜が来た。
他の出演者はみんなバンドがいる前面のステージの裏から入ってきたが、彼女のみ中央のステージに客席からボディーガードに囲まれて登場。
一瞬「楽屋もみんなと別にしているのでは?」との疑惑が芽生える。
歌ったのも「I CAN ~」と「恋はスリルショックサスペンス」とかいう知らない歌だけど、さすがに今回トップクラスの声量だった。
やはり売れているだけある。声優とも違う。
でもMCも少なかったから、なんでこの人が選ばれたのか不思議なままだった。2曲ともなんかのアニソンだったのかもしれない。

そしてトリはなぜか水樹奈々。なぜかってただJAMがトリだと思っていただけなのだが。
最後によく知らない歌が続くのはけっこうつらいと思ったが、最後に女性みんなで歌った「POWER GATE」はなかなかいい歌だった。
愛内里菜はじめカンペ見ながら歌う人が多かったが、まあしょうがないのかな。

こうして最後に全員で、このライヴのために作った「ONENESS」。
まあ、凄く、ものすごくいい歌だったね。
愛内里菜もこの歌はカンペ無しで歌い、ちゃんと一員として参加していることがわかる。疑惑がその日のうちに解消できてよかった。

アンコールは「ACCESS」とかいう歌を女性数人と高橋直純と遠藤正明が歌った。
遠藤も言っていたけど確かにいい歌な気がする。
途中で他の歌手も来たが、影山はオーバーアクションで遠くからもわかるから素敵だ。
そして再度ゲスト及びバンドメンバー全員集合。
ここで奥井さんがMCなんだが、泣き出しちゃった。
それ見てこっちももらい泣きしてしまった。
そんなこんなで、奥井雅美が輝きまくっていた。このイベントのために影で色々頑張っていたことが容易に想像できる。
で、代わりに影山がしきって再度「ONENESS」を歌った。
「時々忘れてる 一人で生きていけないことを たくさんの命が支えていることを」「僕たちの命と名も知らない友達は同じくらい大切なもの」だってさ。
まあ、ホント、いい歌だね。24時間テレビ見てんのかと思った。

今日のライヴはやけに購買意欲がそそられた。
「ONENESS」、奥井雅美の「TRUST」、can/gooの「教えてあげる」、水樹奈々の「POWER GATE」、高橋直純と望月久代・千葉紗子とかの「ACCESS」あたりは欲しい。
終了後に物販コーナーに走ったが混んでいたので「ONENESS」のみ購入。
渋谷のタワレコやHMVに行って水樹奈々の「POWER GATE」が入っているアルバム「MAGIC ATTRACTION」を見つけて購入。
「POWER GATE」はビデオクリップ集にも入っていたのでそっちにしてもよかったかな、と思いつつ、いきなりそこまで入れこまなくていいと自分をなだめる。結局他のコーナー見てまた行ったらなくなっていた。

その夜、FM横浜の「ロックドライブ」でライヴ音源特集やってたの途中まで聴いたが、「VICTORY」のすげえ盛り上がり様に比べたらヘビメタも聴かせる歌だ。
まあこの番組が爆走物以外を選びすぎたのもあるけど。
Metalも玄人受けするもんばかりじゃなく盛り上がるのが売れて欲しい。
JAM Project、次のライヴがいよいよ楽しみだ。


8 コメント

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今年も行かれるのですか?? (ヒナタ☆)
2006-06-07 17:44:06
今年も行かれるのですか??
是非またレポをお願いします。
楽しみにしていますね。

今年はALI PROJECTも参加みたいで行きたかったんですけどね。ちょっと犬をまだ人に預けれないので今年は参加できないのですよ(ゝェ⊆)

今週末に出るアニメロのテーマソングを聞いて我慢します。今年はDVD付きみたいですね。
楽しみです。

また遊びに来ますね(*´Д`*)ノ
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あ、コメントありがとうございますね。 (斬theザーン)
2006-06-07 23:47:20
あ、コメントありがとうございますね。

そっか、確かに、犬飼ってるのブログに書いてましたね。
懐かない犬のほうが賢いんでしょうけど、残念ですね。

ALI PROJECTも全然知らないんですよ。これを気に好きになるといいです。
てか、「OUT-RIDE」DVDつくんですね。曲だけは聞けそうだったんですがやっぱり買います。

そういえば、去年行った頃は水樹奈々も知らなくて、何歌ったかわからなかったんです。
ヒナタさんの見てやっと知りました。ありがとうございます。
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なんとか松山公演のチケットGET出来ました。収... (ヒナタ)
2006-06-20 20:57:58
なんとか松山公演のチケットGET出来ました。収容人数がすごく少ないのでヒヤヒヤしましたが・・・。
アニメロ行けない分こっちで・・・。

レポ楽しみにしてますっ。
私の分まで「ハレ晴れユカイ」聞いて来て下さい・゜・(´っω・。)・゜・
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いってらっしゃいませ! (斬theザーン)
2006-06-21 01:01:28
いってらっしゃいませ!

俺もレポ頑張ります。今回は奈々ちゃんも好きになってるし。
それにしても、「ハレ晴れユカイ」は誰が歌っているのでしょう?
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お返事遅くなりましたっ(*;ω人) (ヒナタ)
2006-07-01 19:55:35
お返事遅くなりましたっ(*;ω人)
「ハレ晴れユカイ」は「涼宮ハルヒの憂鬱」に
出てくる声優さん達が歌ってます。
ヘタしたらこの曲が1番盛り上がるかもしれませんね・・・。
またレポ待ってます゛d(≧∀≦*)
私の分まで楽しんで来て下さい。
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そちらのブログでも「ハレ晴れユカイ」の話してま... (斬theザーン)
2006-07-02 00:53:14
そちらのブログでも「ハレ晴れユカイ」の話してましたね。
そしてどちらを見ても誰が歌っているのかはなく…
そしてヘタしたら1番盛り上がるかもしれないということは「VICTORY」より盛り上がると!
どんな歌だか気になりますね。
そしてどっちが勝つかも。

あ、それと、こっちで断るのもなんですけどリンクさせてもらいますよ。
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(*;ω人)ゴメンなさい。 (ヒナタ)
2006-07-02 20:26:43
(*;ω人)ゴメンなさい。
肝心な事を書くの忘れてました。
歌ってるのは「平野綾、茅原実里、後藤邑子」です。声優さんですね。
すごいノリのいい曲です。
CDもオリコンに入っちゃうくらいのバカ売れです。
私も生で聞きたかった(ゝェ⊆)

リンク大歓迎です。ありがとうございます☆Σd(・ω・`★)

後、1週間切りましたねー。
JAM Projectがどんな曲をやったか是非是非教えて下さい。
よろしくお願い致します。
あとJAM Projectの他にも個人でいろいろ出ると思うからそっちも楽しみですね。

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その声優さん、OUTRIDEには載ってない、ですよね。 (斬theザーン)
2006-07-03 00:37:51
その声優さん、OUTRIDEには載ってない、ですよね。
追加のゲストでしょうか?
どっちにしろ、そこまでお勧めであれば聴いてみます。

ホントあと1週間ですね。
JAM、はずせない曲多いしどれを選ぶんでしょう。
個々の活躍、期待はしないようにしてるんですけどね。
ガガガとかメタルファイヤーや、スパーキングくらいは期待したいですけど。
というかJAM以外半分くらい歌知らない。逆に楽しみにしてます。
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