Rising斬 the侍銃士

音楽のこと、時代小説、映画を中心にしていくと思います。タイトルは自分のHNの由来になったゲームから

AVATAR

2012-02-19 00:56:36 | 映画
昨日テレビでやっていたらしい「アバター」 、3D堪能のため映画館で見ていたので、当時書いていた感想でもあげておきますね。

この映画はどうも所々に手塚治虫が見え隠れして、どうせならば「火の鳥」の実写化、本当に願いがかなうならば手塚先生自身に今の技術で可能な原作を描いて欲しいな、と思ってしまいました。

民族の垣根を超える、というテーマがあったような気はするが、男目線で言わせてもらえば民族の垣根なんかよりもナイスバディなヘリのパイロットには目もくれずに貧・・・、まあナイスバディというほどでもない方にアタックをかける主人公は男としてすごいと思った。
しかもすでに相手がいる女性だよ。
しかも、きっとああいう女は男が浮気したら八つ裂きにしてくるよ。
ヘリのパイロットは性格もいいと思うんだが。
そして、ハリウッド映画を見ているとよくこのパターンに遭遇するのだがやっぱりこれも恋敵になりうる存在は軽く消して解決してましたね。
でも、アメ公を悪役にしたところにはちょっと感心した。
どうやらアカデミー賞にノミネートされながら一つも取れなかったようですが、それだけアメリカの神経逆なでしたのかと思うと、ジェームズキャメロンはなかなか骨があるなと思う。

それと、もしかすると自分が障がいある人とかかわることがあるから、そういうふうに思ってしまうのだろうけれども、
この主人公は足が使えず、アバターを使用した時のはしゃぎっぷりも、無茶な頑張りようも、やっぱり足が欲しかったようだし、きっと「いつか足が使えるようになったら思いっきりあんなことやこんなことしてやるんだ」と思っていたんだろうなと考える。
そうすると、民族の垣根を越えた映画ではなく、民族が変わることになっても障がいがあるよりはマシ、と訴えているようにしか見えなくなってしまうんですね。
その辺残念だった。

映像目当てで見たわけですが、
アバターは、3Dならではの表現が何箇所かあったがだから何?って感じだったし、危険っぽいシーンもあったけど、あんなの香港アクションスターが何十年も前からやってるしなあ。
何人かの人の記事にもあったけど眼鏡は重くてたまりませんでした。
俺は普段眼鏡しないですからね。あんな物をつけてトランポリンをしていた仲本工事を尊敬する。


コメントを投稿