Rising斬 the侍銃士

音楽のこと、時代小説、映画を中心にしていくと思います。タイトルは自分のHNの由来になったゲームから

JAM Project LIVE 2010

2010-10-13 00:50:04 | JAM Project
自分のネット上での名前は、影山ヒロノブさんの、しかもファンのみが反応できるヒーローからいただいた。
いただいても許されるくらい自分は影山ファンであるという自信がある。
そんな俺様が、武道館のJAM Projectのライブ
JAM Project LIVE 2010 10th Anniversary Tour MAXIMIZER~Decade of Evolution~
に参加してまいりました。

今回は日本武道館2DAYSで、金曜は過去のメンバーで水木一郎さんやヒカルド・クルーズ、俺の好きなさかもとえいぞうさんが参加し、古い曲をやるらしい。
しかし、今年出たMAXIMIZERというニューアルバム、けっこう気にいっていまして、どっちかに行くならば、ライブを見たことがある過去の曲よりは、新曲を聴く方がロックなんじゃないかと考え、土曜のDOMESTIC FINALを選択(どうせ仕事休めなかったし)。

しかし、当日になって思い出したが、初期の頃に影山さんが「水木アニキを武道館に立たせたい」とインタビューでよく発言していたので、念願叶ったその場にいれなかったことは非常に後悔しました。
まあでも、二日目はたしかに新譜のMAXIMIZERからの選曲は多く(1日目よりは多かったがもっとやっては欲しかった)、何より期待通りまだリリースしてない新曲「MAXON」を発表したというのが大きかった。
そして、2日目はライブのスタッフ全員をステージに上げるという演出で、LAZYの井上俊次さんを立たせてくれたのはかなり感慨深かったです。
自分としては水木さんのを見るよりも、意味的には大きかったんじゃないかなと、負け惜しみと思いたければ思ってくれても構わないがそう思ったのだ。
武道館のステージに立った2人を見て、俺も「星になった」ご友人を思い出していましたよ。

そしてライブの方ですが、今回は2階席なので結構遠かったが、2階から見る観客のサイリュームは非常に綺麗でした。
全く興味のなかったakbですとかそういう団体のライブも激しく動くサイリュームはさぞかし綺麗だったろうと思いながら、2階席らしくかなりの上から目線で話をさせていただきますと、

タンクトップ?ノースリーブ?の影山さんを見ていると、ますます串田アキラさんに似てきたなと、まあ串田さん000の声でブームになるだろうからいいか。
厚着なのを先日ちゃかされてはいたが影山さんはジャケットを着たほうが似合っていてかっこいいですね。

そして肝心の歌だが、まずアルバムMAXIMIZERからの超絶ドラマティックナンバー「火の鳥」は今回一番外せない歌ですね。
そして今回の会場全員で歌う「GONG」から「SKILL」へのつながりとかは神の仕業としか思えない素晴らしさ。「GONG」はああいう手法が思いついただけでもよくもやってくれたと思う。

気付いたけど、JAMの皆さん熱唱する時首筋に立つ筋(血管じゃなくて何て言うんでしょうかね)がものすごい立っていて、意識的に首を開いてんのかなと思われ、その後曲に合わせて歌うたびに自分の首筋を確認したりしてました。

そういう、歌に関してはまだまだ見れば見るほど色々わかって行くのかもしれない。

しかし、今回のライブを見て、考えさせられたのは何というか自分自身の変化。
昨年、知り合いの、仲良くさせてもらっていたキーボーディストが亡くなったのですが、そのときに、代わりになると言うのはおこがましいし、違うベクトルではあるものの、やっぱりキーボードで何かしたいと思うようになり(決して計画倒れにはならない予定)
また、樋口宗孝さんが亡くなってその追悼ライブでの豪華ドラマー競演による物凄いドラムソロの応酬。
あと最近ではGALNERYUSのライブで見た凄まじい演奏(これが直接の原因か?)。

昨年まで自分はまだ歌が上手くなりたかったし、歌が上手いJAM Projectが好きだったけど、どうやら今の自分は上記の3つが原因により、演奏が好きで、演奏を聴きたい人になっていたらしい。
今のJAMのバックは演奏上手いし、初期以上に演奏にキャラわけできているなとは思うのだが、歌手に気を使っているのか物足りない。もっと前面に出て欲しいし、繋ぎとしての「間奏」ではなく自分たちの演奏力の見せ場となる様なアレンジをして欲しいなと願います。
須藤さんがキーボードの時代は、シンセの音を5方向のスピーカーのどこから出すかまで制御してました。
それを今のキーボードには難しくても(あんた音大生だろとも思うけど)ランティスの社長だってキーボーディストなんだから昔以上のサウンド効果を出すよう手伝えるスタッフがいてもいいんじゃないかな。

昔の須藤賢一さんや河野洋吾さんのアレンジ時代の曲を聴いていると歌もいいけどアレンジのかっこよさがやっぱりいい。
ライブでも「鋼の救世主」とか昔の歌を歌ってくれたのはどうしようもなく燃えてしまったけど、そもそも「昔のJAMか今のJAMか」で今を聴こうと2日目を選んでいるだけに今の楽曲でそこまで嬉しい曲がなかったのはちょっと残念でもあったかな。
どの道勉強のためには聴いたことある曲よりも新しい曲を次々聴いていきたいのですが。
で、最近でも、去年出た「守護神」は楽しみだったしアレンジもかなりかっこいいってフォローしようと思ったけど、この曲も須藤賢一さんのアレンジだった。

今後もオーケストラアレンジとか、様々なことに挑戦してくれるJAM。
今の俺にとっては、どう変わっていくかが一番楽しみかな。
決してできないことをお願いしているのではないと思う。建設的な意見にできているといいのですが。
ファンたちはJAMの歌だけを聴きたい人の方が多いのだろうけれど、でも今までのJAMはファンに本物の音楽を聴かせるユニットだったと思うから、これからもファンたちにはレベルの高い物を聴かせて欲しいんですよね。

そんなこんなで、アンケートには「スティーブルカサーやラプソディと共演して欲しい」とかラウドネスとやって欲しいことと、今後の進化に期待することを書きました。
この日も終了後ファンにメッセージを叫ばせていたが、まあ年齢というのもあるがああいうところでみんなと何か叫べるほどの思い入れはもうなくなっていたな。

ちなみに16:00開演で20:00くらいに終わったのは翌日何かあるのかと思ったがこれのようです。

日本プロフェッショナルダンス競技連盟アマチュア競技会
http://www.jcf-tokyo.com/time/100919.html

TUBEのTシャツが見えたので心の中では彼らを悪者にしてしまっていましたがすいませんでした。
まあ「チューブも敵じゃない」とかつて光戦隊マスクマンでも歌っていたしね。


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