Rising斬 the侍銃士

音楽のこと、時代小説、映画を中心にしていくと思います。タイトルは自分のHNの由来になったゲームから

スパアニ魂夏の陣2005

2005-08-21 09:33:48 | JAM Project

毎年夏は アニメジャパンフェス というイベントがあり、
8/12(金)は「アニソン アイドル 心 “夏祭り”」(心はハートと読む)
8/13(土)は「スーパーヒーロー 魂 2005 “ 夏の陣 ”」(魂はスピリッツと読む)
同日深夜はオールナイトで「影山ヒロノブのゆかいな仲間たち “復活祭”」
8/14(日)は「スーパーアニソン 魂 2005 “ 夏の陣 ”」

今年は下記の出演メンバーを見て8/14を選んだ。
<出演>水木一郎、山本正之、堀江美都子、影山ヒロノブ
<初参加>高橋洋樹、YUKA、川添智久
<特別 出演>ささきいさお
「スーパーアニソン 魂」とは、特にロボットもの以外のアニメソングを歌う。
といってもロボットものを歌うことも実際あるんだけど。
考えてみれば「バビル二世」もロボットは出てくるし。
ちなみに「アニソン アイドル 心」は女性歌手のみ。
「スーパーヒーロー 魂」は「ギャバン」とか「デカレンジャー」とか特撮もの中心。

8/12はともかく、8/13の「スパヒロ」にはサイキックラバーが出たし、「ゆかいな仲間たち」にはサイキックラバーや野川さくら、おまけにLAZYの一部やJAM PROJECT、とどめにYUKAさんまで出たとあっちゃあ、「ゆかいな仲間たち」にすればよかったと思うのも人情だ。
結果的に色々用事もあり、参加できたのはこれだけだったから判断は間違ってないが、まあ自分の用事くらい自分でどうとでもできる、とか考えたらキリがない。
ゆかいな仲間たちはアコースティックライブだから、そんなに無理して行くほどの物でもないと言えばないし。
ちなみに「ゆかいな仲間たち」と「スパアニ」の曲目はここに載ってた。
http://d.hatena.ne.jp/yoccy/20050814
いやあ、ラストの「IN MY HEART」っていい歌だよ。奥井雅美さんLAZYの「僕らの国でも」を歌ってたのか…

とりあえず、そうだったとは知らずに迎えたこの日、会場のZEPP TOKYOは真ん前に観覧車があり、観覧車の看板には「お尻の跡が残ってるかも」とかいうキャッチコピーで観覧車に乗った芸能人が書かれている。
あの名作映画「逆境ナイン」で榊原剛(サカキバラゴウ)を演じたココリコの田中とかがいた。
よく見ると影山たちアニソンミュージシャンがいない。
毎年ZEPP TOKYO来てるのに。
忙しくて乗れないか、乗っても有名人じゃないことにされて書かれないのか?
まあ加護亜衣とか辻希美だっけ?を「モー娘。」とかいて正式名称の「元モー娘。」にしてないから、観覧車のスタッフは芸能人に詳しくはないのだろう。

で、いよいよ会場に到着し、まもなく司会のショッカー大野登場。
ショッカー「スーパーアニソン!」 おれら「スピリーーッツ!」
の恒例の掛け声でイベント開始。
まず水木一郎の「ローラーヒーロー・ムテキング」これってタイムボカンシリーズだっけ?
次に堀江美都子の「ハロー・サンディベル」はよく知らない。
で、二人で「ENGAGE!ゴーダンナー」、これは「神魂合体ゴーダンナー」(神魂はしんこんと読む。普通にしんこんで変換できるぞ)のエンディング。去年も聴いたから、聴いたって事だけ覚えてる。

アニキとミッチーが「ヤンチャ坊主」と紹介して影山ヒロノブ登場。
ギターのアルペジオがかかってついについに聴けた新曲、「俺はとことん止まらない!」。
カラオケで歌ったことあるからわかるが、さすがの影山もめっちゃシンドそうだった。
歌った後にショッカーが言っていた、「カゲチャンにしか歌えない題名」「最近のアニメは歌手に合わせて歌を作るんでしょうか?」というのは確かに発売当時俺も思った気がする。
俺にとっての本番がやっと幕開けだ。

そして今回2番目に待ってました!のYUKAこと村石有香さんによる「お料理行進曲」。
個人的にメイド服にはノーコメントだが、綺麗だった。
それにしても、イントロの「カーン、カーン」だけで反応した何人かの人はすごいね。

川添智久って誰だか知らなかったんだけど、歌った歌は「Stand up to the Victory」(機動戦士Vガンダム)。
かなり嬉しかった。
歌に入る前にショッカーからの「皆さん、Stand upしてますね?」で、「おお、あれか」と気付けたのがまた嬉しかった。
この人は元リンドバーグらしい。
言われるとベースの人にそっくりだ(多分本人だ)。どうりでチューニングが同じような気がする。
まあチューニングが同じぐらいで同一人物と予想するのもおかしな話だが。
パワフルに歌う本人には申し訳ないが、俺が知ってるバージョンは影山と水木一郎が歌う超超カッコイイやつだけだったので、さすがに見劣りしてしまう。

そして、山本正之がアコギでタイムボカンシリーズを4曲、「ヤットデタマン・ブギヴギ・レディ」「天才ドロンボー」「ゼンダマンの歌」「ヤットデタマンの歌」。
ホントごめんなさい。タイムボカンシリーズ、名作なのは認めるがあまり思い入れがありません。
ちっちゃいころはテレビまで走っていった状態の記憶もあるんだが…。
「ヤットデタマン」なんか遊園地のショーまで見に行ってるのに…
まわりにタイムボカンシリーズ好きは多いから、彼らに自慢すりゃ羨ましがるかな?てか山本正之が出るのに全然誘おうとか思ってなかった。

次にアニソン大王ささきいさおが登場し、「スタージンガー」とかいうアニメの歌。
合言葉は「ジャン・ボン・サー」だっけ?
ジャン・クーゴとボン・ハッカーとサー・ゴジョー?さすがに知らない。
いさお氏自身、レコーディングして以降初めて歌ったそうだ。
まあ、選曲に対案はあれど反論はないつもりだから、俺にかまわず前に進んでくれ。
そして「銀河鉄道999」。
いやあ、ね。
こればっかりは、ね。
影山を見に行ったはずの俺だけど、色んな物を奪われたね。
なんか、それまで気になっていた俺個人の小さな事を、いっぱい忘れることができた気がした。

そしてコロムビア揺りかごから墓場会?(影山、水木、堀江、急遽参加の遠藤正明)でアコギによる「妖怪人間ベム」と「宝島」

んで、影山、水木、堀江は三人で歌ったことがないとか。
おいおい「OVAキャシャーン」の「希望子午線~ホライズン・ブルー~」を忘れたか!と思ったがこっちは3人のほかに宮内タカユキや大杉久美子もいるからはずしたのだろう。
で、初めてこの3人で歌うとされている「響け!太鼓の達人!」。
これがなかなかいい歌。力関係(?)を無視して影山風の曲調にしてくれていた。買いだな。

そんで、遠藤正明の「爆竜戦隊アバレンジャー」。
遠藤は出演しない予定だったが揺りかごから墓場会のために、前日のオールナイト後で爆睡しているところを起こされ、せっかくだから歌えることになった。
かわいそうだが出れば俺も嬉しいから頑張ってくれよ。
てか、影山は出ずっぱりなんだからもっと若いあんたも出ずっぱれ。

そして、出演者を見ても全く予想してなかった「ドラゴンボール」特集!
さっそく影山ヒロノブの「CHA-LA HEAD-CHA-LA」!
隣のニイちゃん飛びすぎ。だが気持ちはわかる、うざいと嬉しいの相反する感情が同時に起きた。
次は、歴史に逆行して「摩訶不思議アドベンチャー」を高橋洋樹が歌った。
今日来たお客さんの大部分はこの歌が楽しみだったんだろうね。
正直、やっぱ年取った声だなあ…て気もしたが、聴けたってだけで感無量。
そしてイントロが一部省略された「光の旅」を影山とYUKAさんが歌う。(原曲のイントロはすんごい長い)
こっちもいい歌だけど何回かライヴで聴いたことあったから、「永遠の約束」のほうも聴きたかった。
さあ!次はなんだ?と思ったらドラゴンボールコーナーはこれで終了。
残念だ。「くすぶるheartに火をつけろ!」とか「光のWILL POWER」とかYUKAさんの「WHITE & WORLD & TRUE ・・・白と世界と真実・・・」とか期待したのに。

3人のインタビューの後、YUKAさんが残って「伝説の勇者ダ・ガーン」の「風の未来へ」を歌った。
個人的にはバラードを歌うイメージだったが、ユーミンのコーラスだったしこの人はこっちのタイプのほうが本業なのだろう。

ここからラストまでノンストップって事で、まず山本さんが出てきて「究極超人あ~るのうた」。
なんか記憶にある題名だが、どんなアニメだっけ?学生服着ている人が出てきたような、気のせい?
調べりゃすぐわかるが特に調べる予定もない。
んで、前半のアコギでエンディング歌ってた「オタスケマンの歌」。

そしてミッチーによる「魔女っ子チックル」。振り付けの解説をしてくれた。
「キャンディ・キャンディ」を歌う前に、「アニメは再放送されないが私だけはこの歌を歌い続けていく」との発言があり、俺のような汚れちまった人間はなぜ再放送されないのかがちょっと気になってしまうがしんみりとはさせられた。

そんで水木アニキによるこれもよく知らない「サバンナを越えて」。
「レオ」って言ってたから「ジャングル大帝レオ」なのかな?
そして「キャプテン・ハーロック」。
まあ、相変わらずカッコイイね。
ここまでどうしようもなく渋くてカッコいい物を最近なかなか見れてない気がする。

本編ラストはアンコールの締めくくりに歌われると思っていた「宇宙戦艦ヤマト」。
なんか松本零士多め。偉大なアニメがいっぱいあって、改めてすごいね。

アンコール1曲目はミッチーとアニキの「Dear Friend」。なかなかの名曲だが、なんの歌かはわからない。

んで、ラストはアニキの「バビル二世」。
これも彼の代表曲だ。
実際カッコイイし、3番まであるし、よく話題になってたし、「マジンガーZ」以上と言う人がいてもおかしくはない。
ちなみにささきいさおと水木一郎の声は低すぎて逆に歌いにくく、サビでは少年合唱団パートを歌ってみたりしてた。

今回これまでの経験を生かして腕の振り方を工夫した結果、筋肉痛はない。
まあ、敢えてボロボロになるのも美しさだが。

残念ながらこの日は、てかしばらくの間やることが多くてなかなかこのライヴの余韻に浸ってもいられない。
でもアニソンって「振り向くな。前に進め」って歌が多いし、これからのことで頭がいっぱいの今って逆に一番アニソンのメッセージどおりなのかもしれないな。
そうだな、「こっち観ときゃよかった」なんてまさに振り向いた発言はやめておこう。


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