☆映画人生に乾杯☆

~映画好きによる未完成映画ノート~
現在細々とリニューアル中!!

バッド・エデュケーション (アブノーマル)

2006-03-04 | ●それなりに楽しんだ
 クラス 

2004年/スペイン
監督 ペドロ・アルモドバル
製作総指揮 エステル・ガルシア
脚本 ペドロ・アルモドバル
音楽 アルベルト・イグレシアス
出演 ガエル・ガルシア・ベルナル 、フェレ・マルティネス 、ハビエル・カマラ 、ルイス・オマール 、ダニエル・ヒメネス・カチョ

ガエルがなぜか好きなのでとりあえず。背は低いし顔はムチャ濃いし…それでも魅力的。でもね、大して良い作品には出演していないの。ただ私に映画の可能性を見せてくれた気がする。私的にはアマロ神父の罪天国の口、終りの楽園。がまだ良いと思うな!映画は米・仏・英だけじゃないってことを再確認した作品達なのデス。

この作品に関しては…それなりに楽しく観れたのは主演がガエルだからかなぁ。でも本当に美しい物語です。純粋な愛なんだろうな。どんな形でも愛あってこそ。悲痛な叫びが聞こえてきたよ。しかし子供に観せちゃあいけません。まぁ、サスペンスの要因はあった。確かに。だけどせっかくのサスペンスの要素が結局同性愛に繋がり終わっていくみたいな。でも見所はただ一つ、ガエルの女装ではないだろうか?いやあれは凄まじく可愛い…っていうか女として嫉妬するくらいの勢いやもん!!
ま、何はともあれホモ映画であることは間違いありません(笑)そういうの苦手な人は観ないでネ

ストーリー:新人気鋭の映画監督エンリケを訪ねてきた美しい青年は、自分をイグナシオと名乗った。イグナシオ、幼い頃に寄宿学校で生活を共にした大切な友人。けれどその容姿は記憶のなかの彼とは全く違っていた。エンリケは戸惑いながらも彼を抱きしめた。しかしイグナシオへの違和感は消えなかった。幼いころ、寄宿学校で起こった悲しい過去。引き裂かれた二人。その結末は更に悲しい終わりを迎える……


「あの~すみません、エンリケいます?」

「ん?あんな知り合い居たっけな…。え!?イ、イグナシオなのかい!?」

「君は本当に僕の初恋の彼なのかいっ!?」


観たけど結末を忘れた方はコチラ(反転)→未だイグナシオにかつての面影を見出せずにいたエンリケは彼の実家を訪れる。で、母親によりイグナシオは既に亡くなっている事、イグナシオと名乗る青年がイグナシオの実の弟アンヘルである事を知っちゃったエンリケ。けど彼はそれを打ち明けぬまま偽のイグナシオと関係を持つ。その後「訪れ」のクランクアップの現場で思いがけずマノロ神父が接触してきた。そこで彼が爆弾発言。「自分とアンヘルで共謀し、イグナシオを殺した!」
実は大人になった優等生はヤク中でどうしようもない男。過去の事をバラされたくなかったら金を出せ!って神父を脅してた。金を出す神父。ところがどっこいそこで出会ったイグナシオの弟にホレちゃった!こうなったら邪魔者イグナシオを殺すしかない!!…という短絡的な発想に至り実行してしまった二人。
当のイグナシオは大人になってもずっとエンリケを想ってた・・・でジ・エンド

MAYOのコメント(反転)→神父は気持ち悪いので除外するとして、やっぱりこれは純愛物語として観る・・・べき?


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