夏を予感させる暑さ

今日はかなり暑くて電気が心配な夏を思わせたけど、
まだ5月なんだよなと思うと、2週間程度前はこんな様子だった。
これ連休中のものだけど、桜の花が散った後はえんじっぽい若葉が出て、
それが時を経て青々としているけどその中にはこのように実が生っている。
食べられればさくらんぼだけど、食えないので桜の実だ。

これが今では徐々にさくらんぼのようにピンクに色づいて、
ひよどりやらむくどりやらなどの鳥たちがそれを食べている。



玄関の上が藤棚のお宅。
この時期は出入りのたびに藤棚をくぐってとなるので粋だよね。
なんとなくかっこいいお宅という印象だし、
なんとなくこの時期は誇らしさも感じている気がする。
粋といえば…



粋のライトアップ（青）ではないけど、よく見えてたスカイツリー。
常に鉄塔が邪魔だけど、どいてくれないので仕方ない。
でもスカイツリーがグラデーションかかったように見えるけど、
モロに光が差しているところは白く見え、
雲がかかった陰になったところはグレーになっているのだと思われ。

これがもうじきオープンだというところだけど、
なんとなくがっかり感も結構ある。
もちろんこれだけの大プロジェクトだから全国区の観光スポットだし
それにとどまらずに世界中の人も世界一の高さの電波塔に登ってみたいと
思って来る人も大勢居るだろうし（例のスパイダーマン無許可で登りそう）
それ以前にいきなり行っても入れないし、予約のチケット入手しないと
いけないという相当なハードルの高さ。

それでこの命名の公募に乗っかって、同じ候補を出した人も
居たかもしれないが、次点で落選した「東京EDOタワー」は私の作品。
それがもし選ばれたら、賞金50万円だったかな？それとオープン当日の
開会イベントの招待という初日の（もしくは前日）
…なんて言うの？登塔？？？が出来たんだよな。
その印象は製造した人たちと、保有している企業と、
そこで働く人たち以外で、とにかく1番最初に登れる権利という
それが相当なステータスなんだと思ったものだけど、
まぁ総務省が地デジ化を推進したことでの広域の電波塔としての
デジタル放送を配信するものであることもあるので、
国家的プロジェクトを民間の東武鉄道が落札して竣工させたものだから
国会議員の政治家などがまず登ることもそれは理解が出来る。
マスコミに先駆けて公開というのもわかる。
でもそれは特定の1日限定にして欲しかった。
そうだったのかも知れないけど、そうじゃない印象が強い。
でもでもまだそこは譲ったにしても、
永ちゃんがライブやったとか、ガガが登ったとかやってるのを見ると
その処女的価値が一気に失われて、結構やられてきたよという
多少ワイルドでどこか汚れてしまった感が非常に強いんだよね。
それがとにかく残念。
もっとも自分が命名して最初に登る権利を得ても居ないし、
実際いつでも行けるから5年程度は行く気もないほどなので、
最初という価値に魅力を感じる必要も無いんだけど、
あのどこかかっこよくて何か可愛くてシンボリックだった東京タワーを
今まさに過去の遺物にしようと押しのけて完成したわけで、
新名所として君臨するのだから、そういう価値を損なわないで、
荘厳なる雄雄しさももって威風堂々とデビューして欲しかったんだよな。

実際当日はどんなイベントでどんな感じになるのか解らないけど、
東京都の建造物なので石原慎太郎最後の大仕事の幕引きとなるのかも？
（今、BSフジのニュースに出てたので）
たぶん東京都もこの放送各局のプロジェクトを承認したのだろうし。
もしや他に五輪招致があるかもしれないけど。
とにかくスカイツリーのオープンまで丸1週間。来週の火曜だ。