リュシエンヌ・ドリール J'attendrai（待ちましょう）～『午後のシャンソン』から

２月後半はちょっと忙しくしていました。といってもそうそう毎日出かけていた訳ではないのですが、なかなかパソコンに向かう時間が取れませんでした。
私のささやかなブログでも余りいい加減なことは書けませんし、従って多少の下調べは必要になります。美しい写真を撮ってそれを中心に構成するブログがとても多いのですが、私は余り写真が得意ではない・・・ずいぶん長く写真と付き合ってきたのに・・・なので、現在のようなブログ構成になってしまいましたから、そんなに多くの記事ではありませんが出来るだけ間違いのないようにしたいと思っています。それでも、おそらくは沢山の間違いや無知ゆえの不正確さなどもあると思いますので、是非ご指摘ください。

さて、前回に引き続き１９７６年(昭和５１年)６月２０日に放送された『午後のシャンソン』から、クリストファ・レイルドの次に放送された　Lucienne Delyle（リュシエンヌ・ドリール）の「J'attendrai」（邦題：待ちましょう）を取り上げます。
リュシエンヌ・ドリールは、シャンソン好きの方であれば誰もが知っている名前でしょう。彼女は１９１７年４月生まれで１９６２年４月、白血病のためにモンテカルロの病院で亡くなっています。有名な歌手ですからプロフィールとか彼女のヒット曲などについてはブログなどで取り上げていらっしゃる方が多いので、是非そちらをご覧ください。

この歌は、もともとリナ・ケッティが歌った戦前の歌ですが、このブログでもダリダのカヴァーを取り上げました。こちらは『午後のシャンソン』では同じ年の５月１６日に放送されています。
リュシエンヌ・ドリールは１９６０年に発売された１７ｃｍＥＰにこの歌を吹き込んでいます。ちなみに、このＥＰのメインは「Je suis seule ce soir」です、この歌もいい歌ですね！

では、「J'attendrai」（邦題：待ちましょう） を・・・