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ラヂオ惑星モルファス

クリストファ・レイルド「Je serre les poings」(拳を握る)~『午後のシャンソン』から

引き続き、かつてのシャンソンファンなら必ず聞いていたことがあると思われる『午後のシャンソン』
多分、日本では一番シャンソンをよくご存じだった蘆原英了さんの独特の語り口で、様々なシャンソンが紹介されるのを心躍らせて聞いていました。私より若い人たちには・・・馴染みがないのかもしれませんが・・・

これまで1976年(昭和51年)5月16日と5月11日、いずれも午後5時30分から放送されたものを取り上げていました。
実は、そこそこの数のカセットテープが残ってはいるのですが、NHKアーカイブスではないのできちんと整理もされていませんし、当時のFM雑誌の番組表から切り抜いた曲名の一覧も付いているものと付いていないものがあります。
最も大きな欠陥は、番組がFM放送に移ってからのものばかりなので、私にとって最も懐かしいAM放送時代の記録がないのが残念です。

そういうことで、先ずは雑誌『FM fan』の切り抜きが貼り付けてある・・・明確な記録がある・・・ものを優先的に取り上げます。

今日からはしばらく1976年(昭和51年)6月20日に放送された曲を紹介します。

はじめは、Christopher Lairdです。日本ではレコード未発売でしょうか?(ご存じの方は教えてくださいますか?)検索してもヒットしません。ですので、日本語表記も番組で蘆原さんが発音している「クリストファー・レイルド」にしておきます。英語的に読めば「レアード」かもしれませんし?

Christopher Lairdは1952年12月19日ジュネーブ生まれで、父はアメリカ人母はフランス人とのことです。1970年 「Tes chaussettes sont à l'envers」(君のソックスは裏返し)でデビューしています。
1976年のユーロビジョン・ソング・コンテストのフランス国内予選で「Vivre une page d'amour」を歌いましたが準決勝で敗退しているとのこと、コンテストに出ていれば日本でも知名度が上がったのでしょうね。
シャンソン(フレンチポップス)の歌手が沢山(ものすごく沢山)検索できる『Encyclopédisque』というサイトで Christopher Laird のレコードが検索できます。この「Je serre les poings」はシングル盤「Des tartines de baisers」(どう訳せば良いのですか?直訳だと「愛撫についての長広舌」なんですがスラング的な定型句があるのでしょうか?教えてください。)のB面にカップリングされています。また、Christopher Lairdについて多少詳しく知りたい方はフランスのWikipediaでご覧ください。
では、「Je serre les poings」をどうぞ。


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