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大歌手ミルバです。よくドイツの3大B(バッハ、ベートーベン、ブラームス)をはじめ、「3大何々」というまとめをするのが日本人は大好きですが、イタリア人も同じ様ですね~
ミルバのことは"la Pantera di Goro"(ゴーロの豹)、ミーナが "la tigre di Cremona"(クレモナの虎)、イヴァ・ザニッキが "l'aquila di Ligonchio"(リゴンキオの鷲)と、それぞれの生まれた地と動物を組み合わせたあだ名ですが・・・この3人が60年代の大歌手と言われていました・・・なんとも凄いネーミングではありませんか!
なお、日本版のウィキには、ミルバ、ミーナ、オルネラ・バノーニを並べて3大歌手にしていますが、やはりイタリア本国版の通りイヴァ・ザニッキが入るべきでしょうね。オルネラ・バノーニはちょっと育ちも世界も違いますのでこの3人を並列に並べるのは疑問があります。
1940年4月生まれのミーナ、1939年7月生まれのミルバ、1940年1月生まれのイヴァ・ザニッキ。年回りも同じです。
ちなみにオルネラ・ヴァノーニは1934年生まれですし製薬会社の社長の娘でソルボンヌやケンブリッジに留学経験があり、基本は舞台女優・・・漁師町ゴーロ出身の庶民であるミルバとは階級が違います、これはヨーロッパでは重要なことのようです。
ミルバはご存じのとおりタンゴの歌手としてデビューしていますね。サンレモ音楽祭にも1961年から9年連続出場しています。サンレモ音楽祭は楽曲のコンテストですから2曲で出場ということもありました。迫力のある歌声は日本でも多くのヒット曲を生み出しています。「ウナセラディ東京」が一番有名でしょうか?
では、1966年の9位入賞曲、Nessuno di voi(邦題:悲恋)をどうぞ
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