東海地域でここ１週間に発生した地震をまとめた 『 東海地域の週間地震活動概況（No.１７）』が、
24日、気象庁から発表されました。
具体的には、次のように述べられています。（※抜粋。下線・太字は管理人）
＜概 況＞
「 特に目立った活動はなかった。 」
【東海地域】
[地震活動]
「・ ４月20日01時00分に愛知県東部の深さ37kmでM3.3の地震(最大震度２)が発生した。この地震は、発震機構が東北東－西南西方向に張力軸を持つ正断層型で、フィリピン海プレート内部で発生した。」（上図参照 - 概況より）
[深部低周波地震活動]
「・ 14日から愛知県(領域ｂ)を震央とする深部低周波地震を観測している（詳細は別紙参照）。」
「 また、これに同期して、４月14日から18日にかけて、東海地方に設置されている複数のひずみ観測点で地殻変動を観測している。これらの現象は、東海地震の想定震源域より深い愛知県のプレート境界において発生した「短期的ゆっくりすべり」に起因すると考えられる。なお、愛知県で始まった低周波地震の活動は、次第に愛知県・長野県県境付近へ移動していた。この活動に伴って、すべり領域も北東方向へ移動している。」
【その他の地域】
「・ 特に目立った活動はなかった。」
この発表は、気象庁ＨＰ 『 東海地域の週間地震活動概況 』 にPDF形式で掲載されています。