(気象庁HP「東海地震について」より)
はじめまして。
今年(2011年)3月11日に東北地方を中心として起こった東日本大震災は
不幸にも未曾有の人的・物的な被害をもたらしました。
地震列島に住む私たちは、震災で筆舌に尽くしがたい経験をされた方々の姿を自分自身に置き換え、
来るべき大地震に対してどう備えるのかを真剣に考えておかなければなりません。
関東・東海地方へ目を転じてみますと、
南関東を震源とする首都直下地震(M7程度)をはじめ、従来より専門家から注意を喚起されている地震がいくつかあります。
その中で、いつ起こってもおかしくない大規模地震とされ、それに対処するための法律(大規模地震対策特別措置法)までが制定されたのが駿河湾付近を想定震源域とする東海地震です(上図)。
政府の地震調査研究推進本部による予測では、
東海地震(M8程度)の発生確率は2012年1月1日から30年以内で 88% (参考値)という非常に高い確率にされており、国、自治体をはじめ学校、企業など各所で対策が急がれています。
私たちが家庭や個人でできる地震対策としては、住宅・家具の耐震補強、水・食料品・簡易トイレなど災害対策品の備蓄、避難経路・家族との連絡方法の事前確認などいろいろとありますが、
まずもって重要なことは、日頃から地震に対する防災・減災意識を高めておくことだと思います。
そこで、このブログでは、東海地震に対する防災・減災意識を高めるためのきっかけ作りとして、
東海、東南海、神奈川およびその周辺を震源とするマグニチュード(M)3以上の有感地震を眺めていくことにしたいと思います。
例えば、「今日東海地域でM4の地震が起きた。もう一度、身の周りの備えを確認しておこう。」というように、
一人一人(私も含めて)が東海地震に対する防災・減災意識を高めるためのきっかけ作りにちょっと役立つことが、このブログの目的です。
次の一歩は、どうか皆さんが東海地震を意識しつつそれぞれに踏み出していっていただきたいと思います。
なお、ブログで取り上げる地震をマグニチュード3以上に限定した理由は、
数を絞らなければ慣れによってかえって東海地震に対する意識が麻痺(まひ)してしまうのではないかと考えたからで、それ以上の理由はありません。
(したがって、マグニチュード3以上の地震の頻度が少なすぎる場合は段階的に基準を引き下げる予定です。)
以上のような意図をご理解いただいた上で、
このブログをどうぞよろしくお願いします。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆ 過去のブックマーク ◆
◎注意
本ブログのブックマーク欄に掲載した「地震関連ニュース」の過去ログ集(FC2ブログへ飛びます)です。
過去ログですので、リンク切れしている場合が多いです。ご了承ください。
とくに掲載元がNHKの場合、掲載期間が短く、掲載日から約1週間でリンク切れとなるようです。
その一方、産経ニュース、静岡新聞や雑誌等の記事の場合は、掲載期間が長く、数ヶ月~数年間保存されているようです。
以上よろしくお願い致します。
・2018-01 ~ 12
・2017-01 ~ 12
・2016-01 ~ 12
・2015-01 ~ 12
・2014-01 ~ 12
・2013-07 ~ 12
・2013-01 ~ 06
・2012-08 ~ 12
・2012-01 ~ 07
・2008 ~ 2011
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ブログ開始後の主な変更点について
・2017-12-17 ブログのリニューアルを行いました。枠線の活用など、記事をより見やすくするための改善を行いました。
・2016-10-30 ブログのリニューアルを行いました。テンプレートをシンプルホワイトからワイド-シンプルグレーへ変更し、加えて記事の記述の仕方を一部見直しました。
・2011-08-28 ブックマーク欄(下の方)において、最近の東海地震関連のニュースも見ていくことにしました。
・2011-07-31 発生した地震、判定会の発表に加え、気象庁から毎週発表される東海地域の週間地震活動概況も見ていくことにしました。
・2011-07-26 発生した地震に加え、気象庁地震防災対策強化地域判定会(いわゆる判定会)の発表内容も見ていくことにしました。
・2011-07-26 東海、神奈川に加え、東南海で発生した地震も見ていくことにしました。